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08/09/19のANA82便(札幌→東京)が3時間遅れた件について その3

これはその2の続きとなります。

6.部品交換の箇所が分かってしまった

22時ごろだったか、ANA FESTAを後にして、搭乗口前のシートに戻ることになった。搭乗ゲートを、頭を向けて駐機している機体に対して右翼方向から左翼方向に歩く形になった。

その後、どうしてかはさっぱり覚えがないが、向かって左翼方向へ向かってみる形になった。そこで、近くにいた中年男性が左翼に2つついているエンジンのことを言ってきた。

確かに、内側のエンジンで、ふたが開けられる形となり、脚立が用意されて2・3人の整備士が周りをチェックしていた。また、強い光を放つ照明車が来ていて、問題のエンジンを照らして整備に当たらせるようになっていた。

これは以下のような流れと考えられた。

  1. 左右2つづつあるエンジンのうち、左翼内側のものに何らかのトラブルが、どのタイミングかは分からないものの発生した

  2. 新千歳空港の駐機時間中に、所定の部品を交換した。その後試運転をしたものの調子がよくない

  3. 左翼内側エンジンのふたを開け、整備士は携帯電灯でエンジンにスポットを当てながら、異常個所を探した


出発予定時刻の2230が近くなってきても、作業が終わる気配がない。整備士は、ときおり図面を見ていた。結構まずい状況が左翼内側エンジンに起きているんじゃないの?と自分には思えてきてしまった。

7.ロビーのアナウンスに焦りの色が…

エンジンの修理作業が終わる気配がないものを見ていた自分は、その状況を見ていた周りの10名足らずの人とあわせて出発がしばらく行われないことはわかっていた。やがて、22時30分の出発予定が23時20分になり、羽田空港の終電(0時02分)後に到着する82便の乗客の足としてリムジンバスが用意されることがアナウンスされたりと、遅れとその対策がアナウンスされることになった。

リムジンバスの件は、第一報は用意することだけ、第二報で行き先がアナウンスされる形に。飛行機会社には住所が含まれる乗客名簿があるため、バスの行き先は住所から決定したものと考えられる。 (行き先:東京駅、新宿駅、池袋駅、横浜駅、千葉駅)

出発遅延対策のアナウンスはすんなりとされるのだが、機体整備についてはあいまいなことしか告げられない。アナウンスが時々言葉に詰まっていた。

正直なところ、82便の当該機(ボーイング747)は飛ばさないで翌日(9/20)にJALに変更されるとか、成田、仙台や名古屋などへのチケットを渡されるとかまで考えが及んでしまった。

20日は飛び石4連休の初日だったりするからチケット逼迫がある上、近くにいた人が指摘していた「当該機が飛ぶ路線の穴埋めが難しい」というのも現実。「意地でも直すだろう」という意見をエンジン修理のギャラリー1名が言っていた。

その4に続きます。


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原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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