一見すると何の変哲もない寂しい地方都市の駅、小諸

軽井沢から西に進んで、小諸にやってきた。

しなの鉄道のロゴがまだ新しめのであることを除けば、それなりに年季を経ている感じとわかるが、そんなに違和感はない。
舎が古くなっているぐらいなら、とくに珍しいものでもない。

よくある地方都市のって雰囲気が漂っている。









だが、写真にはない、前広場の周りには全くと言っていいくらい、新しい建物がない。
前ロータリーを見たら、「さびれ始めた」感が漂っていると分かる。
古いビジネスホテル、古い町並みがそれ。

何の基礎知識もなければ、「さびれつつある街の前だわ」で終わってしまう。

着いた時間帯のせいで、通勤・通学客などいなかった。
これは仕方がない。それにしたって…。



駅からの商店街も、古くなってしまった感が漂っていた。
近くに強力なショッピングセンターの類がないのだろうか、シャッター通りの様相とまではなかったようだが、時代掛かった建物が並んでいた。

写真左手、3階建ての建物に時代を感じさせられてしまう。

小諸駅の歴史をたどると、なぜこんな風になってしまったかがよくわかる。
かつては、信越本線の特急が停まる駅であった。小海線の乗換駅でもある。佐久方面の玄関口の意味があった。しかし、長野オリンピック開催に先駆け、1997/10に北陸新幹線が高崎=長野間にできた結果、一気に事態は暗転してしまった。

信越線は第三セクターしなの鉄道に変わり、特急は廃止されてしまった。
第三セクターなので運賃は値上げされた。

観光客やビジネス客は、小諸駅から佐久平駅に移ってしまった。

動線が新幹線で変えられた結果、小諸駅に訪れる人が減ってしまった結果がこれだ。

イオンのショッピングセンター、洋服の青山、ケーズデンキ、東横インなどなど今流の商業施設やビジネスホテルができた新幹線の佐久平駅周辺には、むしろ味気ないものを感じてしまう。とはいっても、新幹線が長野に伸びる前の栄華から取り残されてしまった小諸の街並みを見ると悲しくなってしまう。

街並みが変に乱されていないのはいいと思うものの、ここまでになってしまうと…って感じ。鉄道や高速道路、バイパスなどで、人波を取られてしまうケースもしばしば。

小諸駅周辺も、小諸市街も、「新幹線」の負の側面を押し付けられてしまったんだな…と考える以外になかった。


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黄海…もとい後悔三国(中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義共和国)は反日で構わないが、プロパガンダで貶めるから嫌いです。
原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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