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重要文化財・(国鉄→JR西日本)旧大社駅その1・正面

去る4月30日、旧国鉄、旧JR西日本大社駅に行った次第だが、思いもよらなかった壮麗さには感嘆するしかなかった。
さすが、日本を代表する寺社・出雲大社門前駅として建築されただけある。

老舗旅館、なんとか庭園と今は呼ばれる旧家・古い邸宅のようにも見える。

神門通りをまっすぐ下って、駅前までたどり着いた。
えらく広い、駅前広場が今も残されている。150台駐車可能だとか。

たぶん、駅前広場の敷地は、大社線廃止前のままだ。
ただし、駅前広場にありがちな植込みのようなものは撤去されたのかも? と思える。
かつて、駅前ロータリーのようなものがあったとするなら、そんな違和感はない広さだからだ。

植込みを維持管理するより、潰して一面アスファルトの方が負担も少ないのかも。

かつては、広い駅前広場に、鉄道客を相手にしたで観光バスや路線バス、客待ちのタクシーなんかがいたんだろうなぁ…と思えるが、今では交通の意味は無くなってしまった。

推定するに、2001年に行われた、旧大社駅整備施策で「駅前広場」を取っ払って、だだっ広い「アスファルト敷き広場」に変えられた形。ただ、本当のところはインターネットで探し出せない。「旧大社駅整備施策」を行った大社町は、出雲市に事実上吸収合併された形なので、旧・大社町当時の資料を探し出すのは困難としかできない。そのことのためだけに、島根県や出雲市の資料を取り寄せるのは割に合わないので、やる気はない。

だたっ広い駅前広場の片隅に、「観光案内に使われるタクシー」が停まっていたのに気が付かされた。
どうしても「出雲大社」が中心となってしまうので、連想しやすい神社仏閣、博物館や、名所旧跡あたりに観光客の耳目が集中してしまうように思えるが、これらに全く当てはまらない「旧・大社駅」もなかなかなものである。

建築物や、鉄道遺跡のようなものに関心がある人にとっては、「旧・大社駅」は必見だ。

ただ、2014年の出雲大社参拝客的な視点で考えると「旧・大社駅」は、コアな出雲大社の敷地、門前の神門通り、正面鳥居隣の島根県立古代出雲歴史博物館など「出雲大社周辺をぶらぶら歩く」にはポツンと離れていて、ドライブコースとして紹介される日御碕や宍道湖と比べたら近過ぎる。

出雲市駅、出雲縁結び空港からやってくる人は、ほとんど関心を示さないだろう。
「所定時間内にできるだけ詰め込め」観光ツアーでは、ビミョーに離れた旧・大社駅はコースから外されがち。

建築物や、鉄道遺跡のようなものに関心がない人にとっては、「旧・大社駅」は見逃されてしまいがちのように思えてしまう。従って、「たまたまやってきてしまった人」を除くと、興味がない人しかやって来ないはずだ。

それから、大社駅の場所が、出雲大社と、神門通りからはパッと想像しにくい場所にある。
観光タクシーを使ってやってくる人がいるのも理解できてしまう。








写真が2枚しかないって?
正面駐車場前から写したものが2枚というだけ。

駅構内、ホームの写真は別建てです。





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