くれぐれも「出雲駅」ではないことに要注意。JR出雲市駅

バブル崩壊の失われた20年の間の、21世紀に入ってから、日本では神社仏閣などを巡る聖地巡礼ブームが起きた。
江原啓之、細木和子、Dr.コパ、CHIE、織田無道などスターも多く誕生した。
この聖地巡礼ブームは「ブーム」で終わらず、かなり定着したような感じを受ける。

東京ならば東京大神宮、今戸神社が恩恵を受けた所の代表だ。

伊勢神宮は式年遷宮効果が加わって2013年は史上最高の参拝客を記録した。

出雲大社も例外ではない。2013年は平成の大遷宮効果も加わって史上最高の参拝客を記録した。

気が付けば「島根県」と「出雲市」を関係ないものとして扱ったら、

出雲はわかっても島根がわからん

なんて逆転現象が起きているかもしれない。

仙台>宮城県

日光>栃木県

横浜、湘南、箱根>神奈川県

軽井沢>長野県

名古屋>愛知県

神戸>兵庫県

みたいなものに、聖地巡礼ブームによって

出雲>島根県

が加わってしまったように思える。





出雲市の中央駅は、「出雲市駅」である。出雲市の中央駅だから「出雲市」で悪いわけではないが、「市」を外してもいいじゃないか…と思ってしまうのが正直なところ。

ただ、歴史的には出雲の中心は「出雲市駅」のあたりじゃなくて「出雲大社」。
ウィキペディアの引用になってしまうが、行政が「出雲市」を名乗る図々しさと、国鉄に「出雲」を名乗らせなかったややこしさを感じさせられてしまう。

  • (1)1912年6月1日に国鉄大社線が開業
  • (2)旧・大社町は1925年4月1日に発足
  • (3)出雲地域の一部に過ぎなかった出雲今市駅周辺の町村が1941年2月11日に合併し、出雲町を発足させた
  • (4)出雲町は同年11月3日に市制を引いた
  • (5)1957年4月1日に出雲今市駅は出雲市駅へ改称
  • (6)1990年3月31日の営業運転を以って、大社線は廃止
  • (7)1998年3月14日に高架駅化
  • (8)平成の市町村合併で2005年3月22日に出雲市・大社町などが大同合併する形で、新・出雲市が誕生


(5)のタイミングで「市」付きを名乗らされたのは納得するしかなかった。
本来ならば大社町が「出雲」の名前を名乗りたかったのは自明ですから。

埼玉県川越市、大阪府高槻市のように「市あり/なし」ともにあった事実は、出雲にはない。

ただ、(6)大社線の廃止、(7)高架駅化、(8)新市制発足など「市」を捨てるタイミングはあっただろうに…と思うしかない。国鉄/JR西日本側から費用負担を求められたであろうことは承知の上ではあるが。

今の駅周辺にある店舗やホテルで「駅前」を名乗るところは多数あるが、どこも「出雲市駅前」と名乗っていないwww
民間企業ならまだしも、「郵政省」当時の1978年に「出雲駅前郵便局」と名乗り始めた事実…40年近く前から「市」が有名事実化していることを物語っている。

長々と書いてしまったが、出雲大社の玄関口駅となる実質「出雲駅」の写真を並べます。


まずは、市街の裏手にあたる、南口のロータリーから。

直感的には「何の変哲もない」駅前ロータリーでしかない。

近くにビジネスホテルが目立ってしまうのも、それなりの街にはありがち。

ちょっと考えて、やっと「出入口の屋根が出雲大社を模している」とわかる程度だ。




コンコースを抜け、北口ロータリーに出た。「出雲市中心街」に面するのはこちらなので、こちらが立派なのは当然と言えば当然。

出雲大社の「拝殿」を模したような感じがする。


改札口のボックスには駅員が立っていた。

18時28分に写した写真だ。おそらく、35分発の岡山行き八雲30号、55分発のサンライズ出雲の乗客を中心とした客向けにいたものと思われ。

かつては、東京や大阪など大都市でも当たり前の絵図だったが、自動改札の普及によって姿を消した。
一時的にでも、ボックスに人が入らなければならないような駅、なくはないが珍しくなってしまった。

最近、ボックスに人が入っていたのを自分が見たのは、北陸本線敦賀駅(福井県)が最後だ。

話は変わるが、鉄道路線の電化状況から、岡山方面への特急始発・終着駅となっている。
サンライズ出雲も岡山駅に向かった後、東京へ向かう。


観光地の門前駅には、主目的地のミニチュアがあっても不思議ではない。
出雲大社のミニチュアが置かれていた。







出雲市駅写真は以上。
その後、晩飯を確保しようと北口周辺を彷徨ったがめぼしいものはなかった。

市町村合併による水膨れを無視すれば、10万都市程度扱いがせいぜいなので、あきらめるしかない。

ホームに並行する道路から、ちょうど発車しようとするサンライズ出雲の姿を見た。
「チケットが取れない」ので有名なサンライズ出雲を。

出雲市駅が始発だ。

でも、出雲市駅から満員だったとは、とてもじゃないが考えられない。
宍道、松江、安来、米子、新見、倉敷、岡山と停車駅で乗客を拾っていくからである。

でも、実際には新見まででほぼ満員になると思われる。
時刻表通りで表記するが、22時13分の倉敷、22時33分の岡山、23時35分の姫路で乗り込むためにチケットを確保するとは考えられないからである。

普段は、JR品川駅近くの車両センターで待機している姿しか見たことがないのが、サンライズ出雲であるが、動く車両を遠目とは言えまさか目にするとは思いもしなかったのだった。

なお、腐女子がこぞって買ってしまうことから「チケットが取れない」ので有名なサンライズ出雲だが、「プレミアチケット」とはとてもじゃないが思えない。プレミアム料金を払うぐらいなら、代替特急を使うか、出雲縁結び空港の飛行機を使えばいいのですから。
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黄海…もとい後悔三国(中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義共和国)は反日で構わないが、プロパガンダで貶めるから嫌いです。
原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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