NHKスペシャル・消えた高齢者~“無縁社会”の闇~を見て

NHKスペシャル・消えた高齢者~“無縁社会”の闇~
死亡した高齢者の子息の中には、自分が生きるためには「死亡届」を出すわけには行かない現実も…やり切れん。生きていくためには、不正な年金でも受けないとやっていけない…







【杉並113歳女性の例】
家族の流転を聞かされたら辛くなった。
話は昭和30年代の江戸川区の話から始まる。5人家族で、父は都職員。
「長嶋のホームランをテレビで見た」とのエピソードも紹介されていた。たぶん天覧ホーマーのことと思われ。
そこまでは幸せな家族のお話。
しかし、昭和35年ごろに父親が死に、弟が職を辞めてから一家の生活は暗転し、不安定な生活となる。
江戸川区の家を離れてからは家を転々とし、昭和47年には市川のアパートへ。番組アンケートに応じた女性と、弟、母の3人で暮らすことに。同年、女性は出版社に就職することになり、母と2人で暮らすことを提案するも母に辞退され、女性は一人暮らしに、母は弟と暮らし続けた。
昭和52年、銀座にある出版社に母が訪ねてきた。女性は忙しくてあまり話も聞けず仕舞い。母に6万円を渡した。
昭和53年、家賃を払えなかった母と弟は、アパートを追われた。弟はホームレスに落ちたが、母の行方はわからず…。
そのまま今年を迎えた。
母の行方はわからないものの、住民票は住んだこともない杉並区にあった。
女性は苦しむ。

【年金不正受給の39歳男性】
39代男性は顔を出して取材を受けるも、本名は出されなかった。ヒロシ(仮名)39歳。
父は定年まで市役所に勤務していた。ヒロシは建設会社へ。
ヒロシが建設会社に勤務中、母が体を壊し、面倒を見ることとなり、29歳で辞めた。母の医療費で父の退職金は3年で底をついた。その後母と妹が相次いで死に、男2人所帯に。
その後、父は認知症になってしまった。
住宅ローンに苦しむ。2ヶ月に1回の30万円の年金も、次回の受給前には預金が底をつきるありさま。
生活保護を考えてはみたが、持ち家があってはダメ。
近所の人も、お金のことまでは相手にしてくれない。

「頼る人もいないからああするしかなかった」

父の遺体を2階に横たえ、年金を受け取り続けた。
1人になり、自殺を図った。
やがて近所の人から「父を最近見かけない」と警察に通報され、家に入って、逮捕

【足立区の44歳男性】
実家を出た男性は、父親の介護のために実家に戻り、職を辞めた。父はまもなく亡くなり、介護の必要はなくなったが、仕事を探してみても年齢の壁があってアルバイト程度しか見つからず。おまけに、男性は足に障害があるので、余計に難しい。
同居する母親の年金で食べていくしかない。アリジゴクのようだ…

その後、行方不明老人をどう防ぐかの取り組みが紹介された。しかし、限界が。

こうした問題に対処しようと、『地域包括支援センター』が設けられるも限界がある。
○資金がない(自治体に資金の余裕がない)
○個人情報保護が壁になって、対処できないケースも

番組中では「100歳以上どころか、60代、70代、80代への問題でもある」とされていたが、老人どころか、障害者、身寄りの薄いあらゆる世代にも引っかかる問題じゃないか!

「行政も対応しきれない」と番組ではやっていたが、それでも甘いような気がする。

長妻昭厚生労働相が最後に出てきたが、厚生労働省での対策だけではどうにもならないような気がする。
日本国民に仕事をどう作っていくか、経済産業省などの施策も必要なのかも。

少なくなりすぎたパイをどう分け合うか、の議論だけでは片付かない。

この項は以上です。




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原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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