時間が止まってしまったかのような、南海汐見橋駅(その1)

1956年11月16日、駅舎改築となってから約60年経過したのが、南海電鉄高野線(汐見橋線)汐見橋駅である。

改築が行われたころは、高野山へ向かう電車の始発駅であった。

それから半世紀以上経過した2014年9月24日、「始発駅」の現実に変わりはないものの、高野山には遠く及ばない岸里玉出駅行きのみ。それも、ローカル線そのものの30分おき。高野線の線路は岸里玉出駅でぶった切られ、今では高野山=汐見橋を直通運転できない構造になってしまっている。

地図を見ると、「汐見橋線」区間は大阪市の浪速区と西成区のみ。「汐見橋」の知名度はそれほどとしか思えないので、ベタに「浪速西成線」とした方が分かり易すそうにも思えるが、「浪速」は漢字表記の知名度問題、ひらがな表記では「大阪の別名」ゆえの誤解問題があるのでふさわしくなく、「西成」ではイメージが悪すぎるから嫌われる。消去法で「汐見橋」にするしかない悲哀を感じざるを得ない。

「大阪唯一の路面電車」は、天王寺~住吉公園と恵美須町~浜寺駅前の「阪堺電車」なのであるが、そちらを知らないで汐見橋駅にやってきてしまうと、こちらを「大阪唯一の路面電車」と誤解しそうな雰囲気がある。

路面電車では、「路面」がつかない鉄道の乗換駅では「●●駅前停留所」と名乗る傾向がある。
「阪堺電車」でも、停留所に「天王寺駅前」「浜寺駅前」がある。
2014年現在の汐見橋駅は、「(阪神・大阪市営地下鉄)桜川駅前」停留所の雰囲気を漂わせている。

一応現役ではあるが、大きな役目は終えてしまった後で、遺物のような気配を漂わせている南海汐見橋駅写真をしばらく並べます。







阪神なんば線桜川駅出入口
汐見橋交差点には、阪神なんば線桜川駅の出入口がある。
この交差点の南側の地名が「桜川」なので、驚きも何ともしない。

南海汐見橋駅1
阪神なんば線桜川駅の出入口を引きにした形の写真だ。
出入口の隣には工場か倉庫かの建物が建っている…ぐらいにしか見えない。

南海汐見橋駅2
出入口の近くに行くと、「南海汐見橋駅」のアクリル看板が取り付けられていることが分かる。
汐見橋の名前は、近くに架かる橋の名前である。
それにしても、コカ・コーラ、森永乳業Piknikの自動販売機がいやでも目に入る。

南海汐見橋駅3
出入口の正面に回ると、明らかに工場か倉庫ではないとわかるようになる。
出入口の向こうに、改札やホームらしきものがはっきり見えるのですから。

ただ、見せるのがここに載せる写真だけだとしたら、なんで隣り合う阪神と南海の駅名が違うんだ? ぐらいにしか読み取れなくなってしまう。
1964東京オリンピックの年のプロ野球日本シリーズ、南海ホークス×阪神タイガースに関して、何か遺恨があったのが、こんなところに影響しているのか…お門違いな理由までが頭をもたげる有様。

この項に掲載する写真だけでは、汐見橋駅が「桜川駅前停留所」っぽくなっていることについては、わかりようもない。
その後は引き続き改めて。





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