居眠り運転危険地帯を抜けたら、そこは長万部駅だった(その1)
もう、北海道の渡島半島に行ってからまるまる1年経とうとしているのに、写真掲載が終わっていない。
江差線は片付けたが、他はさっぱり片付いていない。
1年も経ってしまうと、かなり記憶が薄くなってしまうが、淡々と載せる形にします。
函館本線の中ノ沢駅に立ち寄った後、国道5号に出てを発ち、長万部駅へと向かった。
中ノ沢駅から長万部駅は、距離にして4.6kmなので、クルマで移動する分にはそんな難儀するような距離ではない。
しかし、国道5号線は、長万部のバイパスに入るまでは「交通事故恐怖の区間」であることは否定の余地がない。
八雲市街を抜けた後、長万部市街に入るまでの約30kmの間は、「休まずに走れ」の構造になっているため、疲れていても一時停車ができず、居眠り運転の温床となってしまうため、運転手当人が交通事故を引き起こす恐れが高いばかりか、交通事故の巻き添えに遭う危険性が高いのである。
●道の駅どころかコンビニすらない
●路肩が細い。
●高速道路での非常駐車帯にあたるようなものすらない
自動車運転手目線で「怖い」と思う一帯であるが、自転車ツーリング族にとっても「怖い」一帯である。
【渡島半島制覇..最悪の国道5号を八雲へ】から抜粋
http://cycling.north.mepage.jp/m980516.htm
噴火湾を巻く長万部-八雲ルートは当初の予想通り危険なサイクリング不適なルートでした。幅30cmの路肩を数キロ走れる自信が無いとお勧め出来ない危険なルートです。
実際、長万部-八雲間は、北海道有数の悪名高き死亡事故多発地帯である。
だが、国土交通省北海道開発局がやってきた整備は、「死亡事故」対策じゃない。
お前らあほか。ペーパーをみて「死んでくれ」と呆れるしかない、的外れな道路整備でしかなかった。
【事故ゼロプランにより国道5号の危険箇所を改良】
http://www.hk.hkd.mlit.go.jp/press/H24/130322_2.pdf
ペーパーで「事件は会議室で起こってるんじゃない」と一番激怒させられた一節は以下だ。
遅い車がいると後続車両がイライラして、無理な追い越しによる正面衝突事故などの原因となっています。
確かに、その側面はあることは否定しないが、本質が全く分かっていない。
「無理な追い越しによる正面衝突事故」がないとは言えないが、「休めないから居眠り事故を引き起こす」ことの対策には全くなっていない。
「危ないから道央自動車道を使え」と言われているようなものだが、有料道を使うまでもない自動車はどうするんだよ(怒)
ただでさえ進み続ける長万部の過疎を、木端役人の酷い公共工事のお手盛りがさらに推し進めてしまっている。
中ノ沢駅から長万部駅へ移動したのは、まだ日が沈むには早い、16時頃だった。
路肩に一時停車してしまったら、確実に後続車の邪魔になると分かるほどの路肩の先に、耕しているか休耕か分からない田畑がある箇所もあった。グランドデザイン、フレームワークにあたるものが何にもないと分からされる形だった。
ただ、これは日が照っている時間だから車中で理解できたかのであって、夜中だったら絶対わからない。「ヘトヘトでも、眠気が指してどうにもならなくても、根性で走りやがれ」みたいになってしまう。
そんな恐怖の区間は、バイパスと旧道に別れる、セブンイレブン長万部大浜店の近くの交差点までである。バイパスの方は走っていないので何とも言えないが、旧道には「根性で走りやがれ」なんて雰囲気はない。
旧道をしばらく走ると、長万部駅にたどり着く。

八雲方向から、旧道を長万部方向に進むと、駐車場とするには無駄に広い、空き地が広がっている。
撮影場所は、長万部駅ホームの最も八雲側(南側)からさらに八雲側に進んだ、ホーム敷地の外の、ムリを言えば駐車場、実際にはただの空き地である。
この空き地の広さであれば、イオンのようなディベロッパーがショッピングセンターでも開くはず、拡大しか能がないヤマダ電機が出店するはず、パチンコ屋が出店するはず…と考えるのは、人口10万クラス以上の都市圏住人の発想となるが、長万部町の人口は約6000人、地形的な意味で長万部駅周辺に生活圏としてやってきそうな人をかき集めてもたかが知れている…
単純に、使い道がみあたらないため、空き地にされっぱなしとしてしまえばよさそうだった。
目の前には、刈られることなく伸びるに任せた、人の背丈ほどの雑草がボウボウと生えていた。
この空地は、かつては鉄道貨物のために使われていたと思われ。

東京理科大学が拡大の矛先として、首都圏以外にキャンパスを初めて設置したのが長万部町である。
長万部町の誘致に応えた形で、長万部SPES NOVAキャンパスが設置され、基礎工学部の1年次が配置されている。
ただ、この地に4年暮らせとするのは、いくらなんでも厳しすぎる。
仮に、4年間長万部キャンパスで過ごせとやったならば、受験生が集まりっこないので、いくら「早慶」と「MARCH」の間ぐらいの東京理科大でも、4年間通学させる学部の設置なんてムリ。
多くの学生は、用がない時期は、耐え切れないと、大枚はたいて札幌、(新千歳空港経由で)東京などへ逃げ出すと思われ。自動車免許取得は、大学の単位には載っていないだけで必須科目と思われ。ただ、長万部で住む間に免許を取っても、函館へ向かうのは「居眠り運転要注意」「居眠り運転の巻き添え要注意」の国道5号線なので無茶。札幌まで往復するのも厳しい…あまりにも余談だが、キツイわ。
2年次からは首都圏のキャンパスに変わる。
(学部創設当初は千葉県野田市、葛飾キャンパス開設の2013年4月以降は東京都葛飾区)
でも、今となっては理科大の長万部進出は、大失敗としか思えない。
居眠り運転がどうよ、東京理科大学がどうよとか、ちっとも鉄道のことになっていない。
本来の鉄道ネタは、【その2】に書きます。
江差線は片付けたが、他はさっぱり片付いていない。
1年も経ってしまうと、かなり記憶が薄くなってしまうが、淡々と載せる形にします。
函館本線の中ノ沢駅に立ち寄った後、国道5号に出てを発ち、長万部駅へと向かった。
中ノ沢駅から長万部駅は、距離にして4.6kmなので、クルマで移動する分にはそんな難儀するような距離ではない。
しかし、国道5号線は、長万部のバイパスに入るまでは「交通事故恐怖の区間」であることは否定の余地がない。
八雲市街を抜けた後、長万部市街に入るまでの約30kmの間は、「休まずに走れ」の構造になっているため、疲れていても一時停車ができず、居眠り運転の温床となってしまうため、運転手当人が交通事故を引き起こす恐れが高いばかりか、交通事故の巻き添えに遭う危険性が高いのである。
●道の駅どころかコンビニすらない
●路肩が細い。
●高速道路での非常駐車帯にあたるようなものすらない
自動車運転手目線で「怖い」と思う一帯であるが、自転車ツーリング族にとっても「怖い」一帯である。
【渡島半島制覇..最悪の国道5号を八雲へ】から抜粋
http://cycling.north.mepage.jp/m980516.htm
噴火湾を巻く長万部-八雲ルートは当初の予想通り危険なサイクリング不適なルートでした。幅30cmの路肩を数キロ走れる自信が無いとお勧め出来ない危険なルートです。
実際、長万部-八雲間は、北海道有数の悪名高き死亡事故多発地帯である。
だが、国土交通省北海道開発局がやってきた整備は、「死亡事故」対策じゃない。
お前らあほか。ペーパーをみて「死んでくれ」と呆れるしかない、的外れな道路整備でしかなかった。
【事故ゼロプランにより国道5号の危険箇所を改良】
http://www.hk.hkd.mlit.go.jp/press/H24/130322_2.pdf
ペーパーで「事件は会議室で起こってるんじゃない」と一番激怒させられた一節は以下だ。
遅い車がいると後続車両がイライラして、無理な追い越しによる正面衝突事故などの原因となっています。
確かに、その側面はあることは否定しないが、本質が全く分かっていない。
「無理な追い越しによる正面衝突事故」がないとは言えないが、「休めないから居眠り事故を引き起こす」ことの対策には全くなっていない。
「危ないから道央自動車道を使え」と言われているようなものだが、有料道を使うまでもない自動車はどうするんだよ(怒)
ただでさえ進み続ける長万部の過疎を、木端役人の酷い公共工事のお手盛りがさらに推し進めてしまっている。
中ノ沢駅から長万部駅へ移動したのは、まだ日が沈むには早い、16時頃だった。
路肩に一時停車してしまったら、確実に後続車の邪魔になると分かるほどの路肩の先に、耕しているか休耕か分からない田畑がある箇所もあった。グランドデザイン、フレームワークにあたるものが何にもないと分からされる形だった。
ただ、これは日が照っている時間だから車中で理解できたかのであって、夜中だったら絶対わからない。「ヘトヘトでも、眠気が指してどうにもならなくても、根性で走りやがれ」みたいになってしまう。
そんな恐怖の区間は、バイパスと旧道に別れる、セブンイレブン長万部大浜店の近くの交差点までである。バイパスの方は走っていないので何とも言えないが、旧道には「根性で走りやがれ」なんて雰囲気はない。
旧道をしばらく走ると、長万部駅にたどり着く。

八雲方向から、旧道を長万部方向に進むと、駐車場とするには無駄に広い、空き地が広がっている。
撮影場所は、長万部駅ホームの最も八雲側(南側)からさらに八雲側に進んだ、ホーム敷地の外の、ムリを言えば駐車場、実際にはただの空き地である。
この空き地の広さであれば、イオンのようなディベロッパーがショッピングセンターでも開くはず、拡大しか能がないヤマダ電機が出店するはず、パチンコ屋が出店するはず…と考えるのは、人口10万クラス以上の都市圏住人の発想となるが、長万部町の人口は約6000人、地形的な意味で長万部駅周辺に生活圏としてやってきそうな人をかき集めてもたかが知れている…
単純に、使い道がみあたらないため、空き地にされっぱなしとしてしまえばよさそうだった。
目の前には、刈られることなく伸びるに任せた、人の背丈ほどの雑草がボウボウと生えていた。
この空地は、かつては鉄道貨物のために使われていたと思われ。

東京理科大学が拡大の矛先として、首都圏以外にキャンパスを初めて設置したのが長万部町である。
長万部町の誘致に応えた形で、長万部SPES NOVAキャンパスが設置され、基礎工学部の1年次が配置されている。
ただ、この地に4年暮らせとするのは、いくらなんでも厳しすぎる。
仮に、4年間長万部キャンパスで過ごせとやったならば、受験生が集まりっこないので、いくら「早慶」と「MARCH」の間ぐらいの東京理科大でも、4年間通学させる学部の設置なんてムリ。
多くの学生は、用がない時期は、耐え切れないと、大枚はたいて札幌、(新千歳空港経由で)東京などへ逃げ出すと思われ。自動車免許取得は、大学の単位には載っていないだけで必須科目と思われ。ただ、長万部で住む間に免許を取っても、函館へ向かうのは「居眠り運転要注意」「居眠り運転の巻き添え要注意」の国道5号線なので無茶。札幌まで往復するのも厳しい…あまりにも余談だが、キツイわ。
2年次からは首都圏のキャンパスに変わる。
(学部創設当初は千葉県野田市、葛飾キャンパス開設の2013年4月以降は東京都葛飾区)
でも、今となっては理科大の長万部進出は、大失敗としか思えない。
居眠り運転がどうよ、東京理科大学がどうよとか、ちっとも鉄道のことになっていない。
本来の鉄道ネタは、【その2】に書きます。
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