郵便局と共同施設にしても現実はシビア…JR江差線(津軽海峡線)渡島当別駅

上磯駅を後にし、松前国道228号線に戻り、木古内方向へ向かい続けた。
セメント工場を取り囲むようにある住宅が途切れると、函館から続く街が終わりとなる。

およそ20分車を走らせ、渡島当別駅に着くこととなった。
渡島当別駅は、現駅舎に建て替える際、郵便局を移設と合わせて行っている。

ただ、実態は「駅に隣接する郵便局」と「ホーム」が隣接しているだけ。
郵便局」に「駅の待合室」が併設される形と見るのが正しそうだ。

その場ではそんなに気を付けることもなかったが、来た道を思い出すと、確かに国道の海側に「いかにも郵便局仕様」の朽ちかけた空き建物があった。
渡島当別駅併設にした後、その建物が使われないままになってしまったのかな…と思った。

人口が減りゆく箇所では、土地の需要はそうそう期待できないので、放置されたままになってしまうのはどうにもならないのかもしれない。

郵便局の中には、「併設」の新聞記事の切り抜きが掲示されていた。
確かに立地条件はよくなるはずだし、施設の有効利用にも寄与できるはずなので、鼻高々なのは当然と言える。

ただ、その新聞記事がどの新聞社のものか、いつのものかは分からなかった。

新聞社は、函館新聞か北海道新聞のように想像できるが、定かではない。
駅舎については、インターネットで検索したところ、1988年7月改築とあった。

この駅を訪れたのは2013年9月10日である。

渡島当別駅がある集落は、当然「廃村」「廃集落」ではない。現役の漁村である。
郵便局っぽい朽ちた建物は漁村の一角を占めていた。

郵便局の窓口が現在地に移転された後、25年も放置するのはいくらなんでもムリがあるので、何かに使っていたんだろうなー…と考えてみたが、その辺は調べようもない。

なぜかプリッツばかりを並べていた清川口駅売店のおばちゃんと話した際、「●●駅の売店をやっていた人は体が続かなくなって辞めた」みたいな話を伺った。

●●駅と伏字にしたのは、どこかはっきりしないが、多分渡島当別駅のことである。

行ったところでしか判断できないが、売店跡(→キヨスク跡)があるのは江差線ではこの駅だけだからだ。

渡島当別駅について、写真にないことをダラダラと書いてしまったが、ここからが写真にあるお話です。






まずは駅の建物。
ある程度の規模がある町だったら「駅ビル」になりそうだが、このあたりで「ビル」にしてしまうとオーバースペックなので「駅建物」ぐらいになっているとするべきか。

トラピスト修道院の最寄り駅なので、修道院に模した造りとしているらしい。

駐車場は、JRと日本郵政の共用である。

おおっぴらに言ってしまうと顰蹙を買いそうではあるが、もし修道院を模した…とわからなかったら、街道沿いの(チェーン系ではない)レストランかと間違えるかもしれない。


デパートが入居する駅ビルでは「店名」と「駅名」が並ぶ。
この「駅建物」は郵便局と駅の共同建物なので、「郵便局名」と「駅名」が並んでいる。
ポストがあるのは郵便局があるから、って論法も成り立つ。


ホームは2面2線となっている。
青函トンネルの開業により、内地(本州)からの貨物列車と、特急・急行の通過が1日数十本もある幹線に変わるのに先立ち、跨線橋を設置したのだとか。


木古内方向。駅の手前で線路が分岐し、単線から複線に変わる。対向列車の通過待ち待避線として使われる。



上りホームから、「駅建物」を写した。
「駅名」と「郵便局名」が同じなので、「名前」に「JR駅」「〒郵便局」と記しているのもわかる。

この駅では、「駅そのもの」より「併設させるようにした郵便局」の方に意識が向かってしまったのだった。



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