発車した気動車を見送った、JR江差駅(その2)

江差駅で入場券確認がされないとわかった。
15時51分にホームに列車が入線してくるのに間に合うよう、2時間ほどの間、辺りを回ることにした。

当初は、駅に着く前までは「駅舎の写真を撮ったら先に向かおう」の予定だったが、変更した。

江差の街では「夕日のまち」なるポスターを見たような覚えがある。
東が山で、西が日本海だから、夕日を強調するのはムリもない。

街の構造が、2階建てって雰囲気だった。
大雑把に大別すると、以下の感じだった。

海沿いの低地が港関係

少し丘を登ると学校・商店・ホテル・金融機関・警察署・消防署・銀行・信用金庫・郵便局・北海道新聞の支局

綺麗に分かれていた。
江差郵便局のあたりは高台で、古い町並みでもあることから、観光に資すよう整備されていた。

江差町役場や、江差地方合同庁舎は低地だったが、これは例外と見てよさそうだった。

江差の中心部を抜け、厚沢部川を渡り、その後は厚沢部川・鶉川とほぼ並行するような形で厚沢部町の木間内簡易郵便局まで行った。

カーナビで、郵便局マークは思いのほか便利だ。目安にしやすい。
これがコンビニやガソリンスタンドだと、その分布状況から、ランドマークにしにくかったりする。

木間内簡易郵便局は国道227号沿いで、小集落の中にあるのだが、そこは過疎の気配をまざまざと見せつけられる所だった。
かつては、セイコーマートおの厚沢部店に併設する形だったが、セイコーマートが数キロ西の"人里"に移転する形となってしまって、建屋の大半がもぬけのからとなっている片隅で、虚しく郵便局だけが営業している形だ。

現実が哀しかった。

日本では、コンビニが社会インフラの一角を担うようになって久しい。
北海道では、セイコーマートがその役割を担っている。
だが、過疎で採算が取れなくなってしまっては、耐えられない。セイコーマートは移転を余儀なくされてしまったものと思われ…

郵便とおカネ周りのインフラとして、今も機能しているのが郵便局である。その役割は、インターネットやATMの出現により、かなり落ちてしまったのが現実である。過疎と、郵便局のニーズそのものの低下が否めない事から、今の簡易郵便局受託者が下りてしまったら、そのまま廃止に向かうとしか思えない現実が見て取れてしまう。

国道227号では、所々で補修工事が行われていた。
冬場にチェーンやスタッドレスタイヤで、路面が削られてしまうので、冬が来る前に補修を済まさなければならない。年中行事と考えるしかなかった。
都会では夜中にしかやらない補修工事だが、ここではそうもいかない。
それなりに通行規制がとられていた。

15時51分の列車入線に間に合うよう、江差駅まで戻ったのだが、ちょっと残念なことが。
列車入線には間に合わなかった。

を変更し、15時51分江差着、折り返しで16時16分に江差発

2時間強の空きがあるが、以下の続きです。
合わせてご覧頂くと、駅のイメージが分かり易くなると思います。

有人駅だが、ホーム立ち入りに入場券は無用、JR江差駅(その1)
http://platinumhills.blog42.fc2.com/blog-entry-1895.html






15時55分だった。
この時は、函館や途中駅からやってきた乗客を降ろしている最中だった。
木古内へ向かう意味で、前方のドアが閉じられる形だった。、

この写真には写っていないが、後方の車止め側のドアは開いていて、やってきた乗客を降ろす最中だった。


後方ドアからの降車が済んだので、前方ドアを開け、乗車待ちの客が順次している段階である。


下車する者には、ライトグリーンのシャツに短パン姿で、リュックを背負った一団が目立った。

小学校高学年の児童なのか…背格好がそんな感じだった。
この日は9月の平日、それも16時前だったので、遠足帰りの一団以外に考えにくい。


下車した客は捌け、乗車する客も乗り込んだ後だ。
ただし、「乗り鉄」が下車し、すぐに乗り込んだようなケースもありうることに要注意である。

この日は、江差線の運行があと8ヶ月を残すのみの日だった。廃止まで、もうそんなに時間はなかったので、「乗り鉄」どころか「葬式鉄」が現れていたとしても驚くに値しなかった。

写真に写る赤シャツの男はこの後、16時16分の出発時点ではホームにいなかった。
車両に乗り込んでいたか、駅の外に行ったか…わかるはずもない。

このあと、16時16分の定刻通りに、江差駅をワンマン気動車が発車して行った。

黒いシャツの男、白いシャツの男は、16時16分の発車時には、アングル前方にあたる、ホームの先に立っていた。カメラを構え、撮影していた。

江差駅を発つ際の映像は、先出ししているので、こちらでこちらでご覧下さい。

http://platinumhills.blog42.fc2.com/blog-entry-1860.html

カメラを構えた3人は、そのまま19時8分の最終便を待合室などで待ったのかもしれないし、ホテルに向かったのかもしれないし…何も会話していないので、わかるはずはない。
私はこの回の道南ツアーの最大目的を終え、思い残すようなことはなくなった。

この後、隣町・乙部町の温泉宿・光林荘に向かうのだが、18時までにチェックインしろとの指示があっても、クルマで移動しても十二分に間に合うため、のんびりと移動する形となった。

丘の下に降り、国道伝いに江差港に行き、そのあたりを撮ってから、光林荘に向かい、温泉に浸かってその日を終えたのだった。
江差駅云々は、以上です。





以下は完全に蛇足です。



江差港対岸の鴎島。砂州で本土とつながっている。江ノ島のようなものだ。


記念館となっている開陽丸。歴史的な意味は、そちら関係を見て頂ければいい。
しっかりと砂浜に船尾が固定されていたのにはいささか興ざめだったが、そんなもんでしょと見逃がしてあげるのが吉だ。


江差港には、海上保安庁の「巡視船かむい」が停泊していた。江差海上保安署所属ということだから、ホームですな。


港の中には、灯台も設置されていた。まだ日没前だったので、点灯されていなかった。
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黄海…もとい後悔三国(中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義共和国)は反日で構わないが、プロパガンダで貶めるから嫌いです。
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