もう旅客が運ばれるのが長くない線路横にある、木古内道道踏切

木古内駅を函館に対して遠くに向かってしまうと、人がいなくなって行く形跡ばかりが、目についてしまう。

夕張みたいな炭鉱町のように、役目を終えてしまった気配はないのではあるが、
北海道・道南に「寒村」のイメージはないのであるが、

ストロー効果で人が少なくなっていく雰囲気ばかりを感じざるを得ない。

遠くの小中学生はスクールバスで無料送迎だ。
高校は、対象者が少なくなり過ぎたので廃校だ。

18歳になったら、視力や各種障害の差しさわりがない限り運転免許を取って、ダイハツ、スズキ、ホンダ、場合によっては日産や三菱の軽自動車に乗らないとやっていられない。

鉄道がまだ存続してはいるが、地元民を主に扱うローカル線は、廃止されていく。
2016年に貨物線専用になる「木古内道道踏切」もそんなひとつだ。

踏切あたりでの写真を並べます。







木古内駅舎である。これを出さないとお話にならない。
ここから1km弱南西方向へ、線路沿いに進むと、本題の踏切にたどり着く。



まずは、踏切の手前から、木古内駅方向(北方向)を写したもの。
海峡線は複線だが、江差線は単線である。

江差線は、海峡線の上り線路線路で分岐している。
木古内駅を函館方向に向かうと単線になるので、これで問題なしということ。

なお、旧・松前線は単線だったので、江差線とつながらない一番奥の線路は、海峡線用に追加されたと考えるのが妥当だ。



カメラを海側に向け、踏切と交差する道道5号線を写している。
函館、木古内市街、松前、福島と記された案内標識が遠くにある。

この箇所は、旧・松前線があった頃と変わりがない。
足元の路盤は、古さを感じない。
JR貨物&津軽海峡線のために路盤・軌道強化を施した形だ。



踏切手前から、南西方向を写した。
手前の複線線路の上には架線があり、奥の単線線路の上には架線がない。
複線が青函トンネルへ向かう海峡線で、単線が江差に向かう江差線

2014年5月11日の最終列車を以って、江差線廃止となる。

気を付けてみないと見落としてしまいそうだが、線路と平行するように白いものが並んでいる。
これが北海道新幹線の高架だ。
2016年3月のダイヤ改正で、鉄道旅客は完全にあちらへ移される。北海道新幹線の開業と引き換えに、海峡線廃止となる。
あちらに移ったら、この線路を走る車両に乗るのは、運転手しかいなくなるよう変わる。

旅客線用の線路から、貨物線用の線路に変わると、絶対と言ってくらい縁が無くなるので、思い入れのようなものがなくならざるを得ないんだなぁ…

厳しいが、どうしようもない現実も見たような感じでした。




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木古内駅分岐

実は、江差方面とつながっていない奥の線路は、もともと松前線の線路でした。このことは、松前線関係のサイトや昭和62年~63年初頭の『鉄道ジャーナル』・『鉄道ファン』、『津軽海峡線工事誌』(平成2年)などで確認できます。
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