北海道新幹線用の工事で、撤去を控えるJR津軽海峡線知内駅

青函トンネルは知ってても、吉岡海底駅・竜飛海底駅は知ってても、知内駅は知らなかった。

「はるばる来たぜ函館」と北島三郎が歌っているのは知っていても、北島三郎が知内町出身であることは知らなかった。

カーナビに案内されて、行ってしまった知内駅についてである。

とりあえず、駅として使えそうだから仮設のような感じで設置していたが、本来の信号所として整備するのに合わせて駅は撤去へ。
旅客鉄道だけの視点で見てしまうと、「整備して廃止かよ」と奇妙な構図のようにも見えてしまうが、仮設のものがなくなっていく途中経過と見ておくのがいいような気がする。






知内駅の「玄関」

玄関を開けると、病院の待合室のように、廊下の端に椅子が並べられたところが現れる。
1日に上り・下りの特急2本ずつ・計4本しか停まらない時刻表が掲示されていたり、青森・函館・江差・札幌市内などへの運賃一覧表が掲示されていたり、ストーブが設置されていたり、プラスチック製のごみ箱が置かれていたり…無人駅らしきたたずまいが広がっていた。

皮肉なものも。
「廃駅の代償なのに」2015北海道新幹線木古内駅開業!! と神経を逆なでされそうなポスターが貼られていた。
すでに、4本の特急以外全く鉄道が停まらない駅なので、これでも内地に向かうには便利になるのではあるが…

待合室の写真は撮らなかった。
だが、いろんな人が写真をインターネットに向けて公開しているので、概観を書ける形だ。
北海道新幹線開業に向けた工事中だった。



待合室のドアを開け、海峡線の線路をまたいだ通路。
手前は青森方面ホーム、奥は函館ホームにつながる階段がある。

1988年の青函トンネル開通を前に造られた通路なので、まだそんな古くはなっていない。

この通路は、2014年3月14日20時02分に到着するスーパー白鳥31号の乗客が、下車して通過しきったら、関係者以外使用できなくなるよう変わる。


知内駅ホームの吉岡海底寄り(西側)を写したもの

2番線ホーム(青森方面のりば)に降りた。
ホームの写真を撮った。

築25年ぐらいなので、まだ朽ち果てるレベルには達していない。
しかし、「駅」としての終焉がはっきりしているため、所々でメンテナンスがおろそかになる、メンテナンスしないところが見て取れる。
ホームの手すりが、雨風でペンキを剥がされたままになっていた。
錆がはっきり出ていたことも見て取れる。

真新しい消火栓の手前には、消火栓設置のために手すりを取り去ったのだろうか、工事用鉄パイプを組み立てて手すりの代わりにしていた。


駅名表示板をアップにした。
ペンキは薄くなり、取り付け金具にはパイプには錆が出ていた。
これでも、2014年3月14日まで持ちそうなレベルなので、何ら手を施される事はないだろう。
3月14日20時以降のどこかで行われる、撤去を待つばかりだ。


在来線の狭軌に、1本線路を足して標準軌にも対応しようと工事中だった。
コンクリ枕木に三本目のれレール取り付けを待つばかり。

撮影時点から間もなく、三線軌条に変わったものと考えられる。

新幹線開業の暁には、ここを通過するのは、標準軌の北海道新幹線と、狭軌の貨物車両へと変わる。





あるべき姿への改築の一環で、必要なものは整備し、撤去すべきものは撤去する途中経過である。
その撤去対象が「駅」なので、こんがらがってしまう。

この項、以上です。


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