Windows 10アップグレード注意点まとめ
昨日、ギャンブルとまでは言わないまでも、多少リスクを伴うなぁと思っていた「Windows 7 Professional」から「Windows 10 Pro」へのアップグレードをデスクトップPCでやった。無償じゃなかったらやりもしないのだが、無償なのでやった形だ。
基本的には「サクサク動くようになった」イメージなので好感触なのだが、外部のシステムでたまーに「未対応」の事態に見舞われることに要注意である。
ざーっと書きなぐってみました。アップグレードそのものより、「対応していないオンラインバンキング」みたいなものの方がはるかにイヤらしい。
【決定的な注意事項】
①Windows 8.1まではブラウザが「Internet Explorer」だが、Windows 10ではデフォルトが「Edge」に変わる。Windows 10ではIE11も
「Internet Explorer」では使えていた、参照先サイトのプログラムが、「Edge」では使えない、自力ではどうにもならない事態に直面することがある。
②ブラウザ・Internet Exploler(IE)のCookieが、Windows 10へのアップグレードで消去されてしまうので、メールのアドレス・パスワード、自動入力設定されている(各種会員や口座などの)ID/パスワードはメモして置く必要がある。なお、ブックマークは「Edge」に自動的に引き継がれないものの、復元可能なのでメモして置く必要はない。
③ネットバンキング、オンライン証券、クレジット決済を使う人は、先様が対応完了を待たなければならない。
【留意事項】
①無償アップグレードの期限は2016年7月28日まで。それを過ぎたらインストール媒体を有料で買わなければならなくなる。
②ネットで検索すると、
「Windows 10無償アップグレードの予約」ができる。集中をさけるためか、アップグレードできるようになるまで数日から数週間かかるようだ。
なんてものが見つかるが、2015年10月30日現在で「予約」の必要はなかった。たぶん、この先のハロウィン、クリスマス、正月、バレンタイン、ゴールデンウィークでも「予約」の必要はないと思われ。
【必要な事前準備】
①PCのスペックがWindows 10のシステム要件を満たしていることを確認しておく
CPU、メモリ、HDD、ディスプレイ
②Internet Explolerで自動入力設定がかけられているメールのアドレス・パスワード、自動入力設定されている(各種会員や口座などの)ID/パスワードのメモ
③Windowsで標準添付されないアプリケーションについては、「Windows 10」対応しているかどうか確認が必要。なお、Windows 10へのアップグレードでアプリ削除されることはない。自PCでは、Office2010が大丈夫か?だった、アップグレードで削除されることもなければ、使用できなくなることもない。
④念のため、アップグレード後も引き続き使用するアプリケーションについては、インストール媒体を用意しておいたほうが良い。
⑤アップグレードの最中に、再起動が何回か行われる。起動しているアプリは全て、必ず終わらせてからアップグレードに取り掛かるようにする。
【インターネット接続】
つながっていないことには、マイクロソフトのサイトに接続できないので、アップグレード媒体が確保できない。つながっていれば基本的に問題なしだが、駅や空港の無線LANとか、宿泊先のホテルのLANなどのように、接続制限がかけられかねないところではやらないほうが良い。
【所要時間】
自PCでは、トータルで3時間弱だった。
Windows Updateが完了するまで10分経過
その後、インターネット経由のアップグレードモジュールダウンロードが完了した時点で80分経過
アップグレードが始まると、何回か再起動をしながら進行し、完了してWindows 10が立ち上がった時点で90分強経過
Windows 10が立ち上がった後、10分ぐらい何か動作があった。
一連の流れは、以上である。
【Windows 10アップグレード後に必要な作業】
①Office 2010ではとくにやることなし
②ブラウザ・Edgeでは、IEでのブックマークが自動的に引き継がれないが、IEで作成したブックマークをインポートする機能があるので、必要があればインポートする。IEはOSアップグレード前後とも11のままなので、新たにやることはなかった。
【アメブロのブログ作成者限定の注意事項】
IEでブログを書く際は、エディタとして『標準エディタ』『タグ編集エディタ』の2つがあったが、Windows 10でデフォルトになるEdgeでは『タグ編集エディタ』しか使えない。過去に『標準エディタ』で書いた記事を、Edgeで加筆/修正しようとすると、無条件に『タグ編集エディタ』で開かれてしまう。Edgeで新規記事を書く場合は『タグ編集エディタ』しか選べない。なお、『タグ編集エディタ』は使い物にならないヘンな代物なので、とても使う気にはならない。
この問題解決策は以下の3つである。
①Windows 10へアップグレードしても、IE11がインストールされているので、これを探して使用すれば『標準エディタ』が使える
②本来ならば、サイバーエージェントがEdgeでも『標準エディタ』を使えるよう対応しなければならないのだが、サイバーエージェントは『標準エディタ』『タグ編集エディタ』の問題を吸収した『新エディタ』の利用を促しているので、Edgeでは『新エディタ』に移行してしまう。
③『標準エディタ』が使えるブラウザには、IEの他にFireFoxがある。FireFoxをインストールする。
【オンライン証券利用者限定の注意事項】
ここでは、使っている証券会社にクローズして「Edge対応している」とするだけでは不十分である。
現金のやりとりをする銀行のオンラインバンキングシステムが、「Edge対応している」ようにならないと、証券口座に入金を要する事態が起きた際、対応できない問題が生じる。「Windows 10×IE11対応している」ところすら10月31日現在、異常に少ない。
少なくとも、取引銀行が「Windows 10×IE11対応」を完了するまで、オンライン証券利用者はWindows 10へのアップグレードはお勧めできない。
【インターネットバンキング利用者限定の注意事項】
オンライン証券に準ずる。
しっかし、たかが「アップグレード」なのに、「すべからず」の条件が多すぎます。
実は、自分の手持ちWindows PCは2台あるのだが、もう1台はインターネットバンキング対応が完了するまで、Windows 7からのアップデートはやりません。
基本的には「サクサク動くようになった」イメージなので好感触なのだが、外部のシステムでたまーに「未対応」の事態に見舞われることに要注意である。
ざーっと書きなぐってみました。アップグレードそのものより、「対応していないオンラインバンキング」みたいなものの方がはるかにイヤらしい。
【決定的な注意事項】
①Windows 8.1まではブラウザが「Internet Explorer」だが、Windows 10ではデフォルトが「Edge」に変わる。Windows 10ではIE11も
「Internet Explorer」では使えていた、参照先サイトのプログラムが、「Edge」では使えない、自力ではどうにもならない事態に直面することがある。
②ブラウザ・Internet Exploler(IE)のCookieが、Windows 10へのアップグレードで消去されてしまうので、メールのアドレス・パスワード、自動入力設定されている(各種会員や口座などの)ID/パスワードはメモして置く必要がある。なお、ブックマークは「Edge」に自動的に引き継がれないものの、復元可能なのでメモして置く必要はない。
③ネットバンキング、オンライン証券、クレジット決済を使う人は、先様が対応完了を待たなければならない。
【留意事項】
①無償アップグレードの期限は2016年7月28日まで。それを過ぎたらインストール媒体を有料で買わなければならなくなる。
②ネットで検索すると、
「Windows 10無償アップグレードの予約」ができる。集中をさけるためか、アップグレードできるようになるまで数日から数週間かかるようだ。
なんてものが見つかるが、2015年10月30日現在で「予約」の必要はなかった。たぶん、この先のハロウィン、クリスマス、正月、バレンタイン、ゴールデンウィークでも「予約」の必要はないと思われ。
【必要な事前準備】
①PCのスペックがWindows 10のシステム要件を満たしていることを確認しておく
CPU、メモリ、HDD、ディスプレイ
②Internet Explolerで自動入力設定がかけられているメールのアドレス・パスワード、自動入力設定されている(各種会員や口座などの)ID/パスワードのメモ
③Windowsで標準添付されないアプリケーションについては、「Windows 10」対応しているかどうか確認が必要。なお、Windows 10へのアップグレードでアプリ削除されることはない。自PCでは、Office2010が大丈夫か?だった、アップグレードで削除されることもなければ、使用できなくなることもない。
④念のため、アップグレード後も引き続き使用するアプリケーションについては、インストール媒体を用意しておいたほうが良い。
⑤アップグレードの最中に、再起動が何回か行われる。起動しているアプリは全て、必ず終わらせてからアップグレードに取り掛かるようにする。
【インターネット接続】
つながっていないことには、マイクロソフトのサイトに接続できないので、アップグレード媒体が確保できない。つながっていれば基本的に問題なしだが、駅や空港の無線LANとか、宿泊先のホテルのLANなどのように、接続制限がかけられかねないところではやらないほうが良い。
【所要時間】
自PCでは、トータルで3時間弱だった。
Windows Updateが完了するまで10分経過
その後、インターネット経由のアップグレードモジュールダウンロードが完了した時点で80分経過
アップグレードが始まると、何回か再起動をしながら進行し、完了してWindows 10が立ち上がった時点で90分強経過
Windows 10が立ち上がった後、10分ぐらい何か動作があった。
一連の流れは、以上である。
【Windows 10アップグレード後に必要な作業】
①Office 2010ではとくにやることなし
②ブラウザ・Edgeでは、IEでのブックマークが自動的に引き継がれないが、IEで作成したブックマークをインポートする機能があるので、必要があればインポートする。IEはOSアップグレード前後とも11のままなので、新たにやることはなかった。
【アメブロのブログ作成者限定の注意事項】
IEでブログを書く際は、エディタとして『標準エディタ』『タグ編集エディタ』の2つがあったが、Windows 10でデフォルトになるEdgeでは『タグ編集エディタ』しか使えない。過去に『標準エディタ』で書いた記事を、Edgeで加筆/修正しようとすると、無条件に『タグ編集エディタ』で開かれてしまう。Edgeで新規記事を書く場合は『タグ編集エディタ』しか選べない。なお、『タグ編集エディタ』は使い物にならないヘンな代物なので、とても使う気にはならない。
この問題解決策は以下の3つである。
①Windows 10へアップグレードしても、IE11がインストールされているので、これを探して使用すれば『標準エディタ』が使える
②本来ならば、サイバーエージェントがEdgeでも『標準エディタ』を使えるよう対応しなければならないのだが、サイバーエージェントは『標準エディタ』『タグ編集エディタ』の問題を吸収した『新エディタ』の利用を促しているので、Edgeでは『新エディタ』に移行してしまう。
③『標準エディタ』が使えるブラウザには、IEの他にFireFoxがある。FireFoxをインストールする。
【オンライン証券利用者限定の注意事項】
ここでは、使っている証券会社にクローズして「Edge対応している」とするだけでは不十分である。
現金のやりとりをする銀行のオンラインバンキングシステムが、「Edge対応している」ようにならないと、証券口座に入金を要する事態が起きた際、対応できない問題が生じる。「Windows 10×IE11対応している」ところすら10月31日現在、異常に少ない。
少なくとも、取引銀行が「Windows 10×IE11対応」を完了するまで、オンライン証券利用者はWindows 10へのアップグレードはお勧めできない。
【インターネットバンキング利用者限定の注意事項】
オンライン証券に準ずる。
しっかし、たかが「アップグレード」なのに、「すべからず」の条件が多すぎます。
実は、自分の手持ちWindows PCは2台あるのだが、もう1台はインターネットバンキング対応が完了するまで、Windows 7からのアップデートはやりません。
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