★★1733・10/05/11の市況

きのうは、総額7500億ユーロ(約89兆円)にのぼる緊急対策「欧州金融安定化メカニズム」が発表されたことで、日本の株式がまず買われた。当事者の欧州株価指数はイタリア11%、フランス・ベルギー9%、オーストリア8%、ドイツ5.3%、イギリス4.9%とドカ上げになった。大西洋を越えたアメリカ・ニューヨークでもナスダックが4.8%、S&P500が4.4%、ダウが3.9%とドカ上げ。

それに引き換え、日本はというと、寄り付きでは上げたが、午前中でおしまい。午後にはマイナスになってしまった。1兆円増資が報じられたみずほHDみたいなところは仕方ないとしても、余りにも売りに傾きすぎている。「ジャパンパッシング」としてしまえば耳あたりはいいが、「さらば日本」とやっているようにしか見えない。

今朝、横須賀線の鎌倉=逗子間で人身事故が起きてしまった。その影響は正午になっても解消されず、本来なら総武線直通運転されるところが、東京駅折り返しの処置が取られていた。
日本ではこれからしばらくの間、自殺が増えてしまうのだとか。気候で考えると、全く合点が行かないのであるが、カレンダーを見ると納得できてしまう。

ゴールデンウィークが開けると、カレンダー通りに勤務すると、5勤2休の週が10週間も続いてしまうのである。勤務先が希望を持てるところであれば、「がんばりましょう」って考えられるのだが、希望がないところでは絶望の時間を空費させられるだけなので虚しい。土日の休暇も、「働くために体力を回復させろ」って形になってしまう。

人は働くことを目的に生きているのではない。自己実現のために生きているのだ。
その自己実現にはいろいろなものがある。それがマラソンの場合も、旅行の場合も、仕事の場合もある。その自己実現が全面的に否定されてしまったとしたら、ただの苦行でしかなくなってしまう。人には許容範囲というものがある。それを超えてしまったら、回避策として死を選ぶ者が出ても驚けない。それだけのことだ。

屈辱感の中で無為に生きるくらいなら、死んだほうがマシと、合理的な選択の中で命を絶つ者も多数出るのだと考えるしかない。

自分に明るい将来が待っているような職場であれば、「死んだほうがマシ」なんて考えるはずもない。しかし、屈辱感にまみれた職場では、現状を否定することしかできない。それが、精神疾患や自殺などに現れるのだ。
過剰労働で精神疾患に追い込まれる話はマスコミによく登場するが、不当待遇や侮辱待遇で精神疾患に追い込まれる話は余り登場しない。「ブラック企業」より「人格破壊企業」の方がよほど悪質なのだ。人格を破壊して自殺に追い込むような企業、さっさとつぶれていただきたい。2ちゃんねるで罵倒される企業は例外なく「人格破壊」をやっているので、恨みを買う形になっているのだ。

日本は90年代をピークに国力が衰えている。しかし、既得権者は不当にむさぼる権利を手放そうとしない。その結果のひとつが自殺者の増加だ。低待遇な派遣労働者、不当に低待遇を押し付けられる正社員、ブラック企業、困窮による高校・大学中退、晩婚化、少子化…すべて国力衰退と、既得権者による搾取が原因だ。

平成に入ってからの、日本の政治が不安定になったのは、政治家自身の資質にも問題があることは否めないが、「現状ではダメだ」とする国民感情があることも忘れてはならない。

今日は鎌倉=逗子間で人身事故があったが、明日は鶴見、川崎、蒲田、大森、大井町、田町、浜松町、新橋かもしれない。屈辱の場で恨みの死を選ぶのも、人間の本能ですから。プリウスの生産ラインで、新幹線静岡駅でホームを飛び降りた上のぞみに突進、本社の吹き抜けから飛び降り…これと似た地獄絵図がまた繰り広げられても驚けません。

◇ ◇ ◇

今日の東京株式は、「欧州金融安定化メカニズム」を受けて欧米株式がドカンと上げたのを受けて上がると思いきや、そうはならず。昨日一気にユーロ高に進んだものの、もうゆり戻しが来ている。ユーロが117円っていったい…昨日は122円まで行ったのが、元の木阿弥。狂っている。

結局寄り天って雰囲気。昨日業績発表をしたソニーは9時7分に140円高の3220円で始まったものの、その後はどんどん売りに押され、寄り付きの上げはなかったことに…(3090△10)。プラスで始まったパナソニックはマイナスに転じる有様。KDDIに至っては、激安株価なんてお構い無しにどんどん売りが沸いてくる有様。
どうも、45日ルールのせいで6月末のファンド決済売りが沸いているようにしか思えない。6月末の45日前は5月16日だが、日曜日なので売りは出せない。14日めがけてバカ売りをやっているようにしか見えない。

「利食い優勢」と書けば聞こえはいいが、どう見てもブン投げ売りが混じっているようにしか見えない。
個別で見ると、昨日の上げを帳消しして余りある下げを演じるものが散見される有様。業績発表で期待はずれとなったパナソニック(1255▼32)は仕方がないとしても、割安感の有無に関係なく、売りバイアスが掛かってしまったところの下げは、明らかにオーバーシュート気味で醜い。KDDI(434000▼5000)ファーストリテイリング(13130▼340)などは、売られたってレベルを超えて、機械的にブン投げられているとしか写らない。

株価指数では2%ぐらい上がるかと予想していたが、ブン投げ売りにチキン売りが重なって、異様なぐらいに下がってしまった形だ。ここのところの下げはギリシャショックに、ポルトガル、イタリア、アイルランド、スペインがそもそもの原因だが、当事者の株式市場より下がる東京株式市場って何? 酷すぎる。

日経平均 10,411.10 ▼119.60
TOPIX    932.10 ▼12.54
JASDAQ    54.09 △0.12

為替相場や政府財政がどうこう言った所で、強制的な売り執行には太刀打ちできない。
東京の売られっぷりを見ると、一般論だけでは説明できないのですから。
日本社会は、やり直しを許さない社会だ。失敗したり、陥れられたら終わりなのですから。そんなことで、有能なはずの人が社会的に殺された挙句に、人材がいないとほざかれるおバカな社会になってしまっている。

今日の雰囲気も、そんな本末転倒な雰囲気に流されてしまった。
臨機応変さもないみたい。
ヘンな規則やノルマとやらが、株式市場の株価構成を歪めているようにも考えられるので、やりきれなさを感じる。

ソフトバンク(2181△18)はiPad関連だから買いで、KDDIは関係ないから売り。
一見間違ってないと思うが、PERやPBRをみたら明らかに間違い。間違いを修正せずに、古ぼけた参考書に書いていることが正しいってやっているだけのように思える。

KDDIは、会社の成り立ちから考えて、民主党シンパと思われ。
株価指数は高いほうが、政権与党には有利なのだが、その足をわざわざ引っ張ってしまっている。民主党は経済無策とよく言われるが、それがKDDIの株価爆安放置につながっているとしたら、呆れてモノも言えない。ブリヂストン株を持ち上げても「由紀夫ちゃんへの子供手当てに化けるだけ」となってしまうが、激安株価のKDDI株は、持ち上げないとみっともない。激安なのは、1円ケータイぐらいで十分だ。

みずほHDは1単元が1万6300円と、冗談のような低水準になってしまった。
これならば、4月に傘下の銀行や証券などに入社した人でも容易に買えてしまう。
銀行、コーポレート銀行、証券、インベスターズ証券、情報総研…全社員に割り当て必至と思われ…。

今日のカキコは以上です。

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Author:プラチナヒルズ
黄海…もとい後悔三国(中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義共和国)は反日で構わないが、プロパガンダで貶めるから嫌いです。
原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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