10/03/08の市況

きょうは富士通の泥仕合がヘッドラインだ。
野副州旦前社長が昨年9月に辞任したときは「病気療養」と公表していたが、今月6日になって「好ましくない風評がある企業の経営者と関係を続けた」と変えてきた。相談役解任と合わせて。
この件で、東京証券取引所は事実関係などの調査を始めたことを明らかにした。意図的に不適切な開示をしたと判断すれば、富士通に改善報告書の提出を求める可能性もあるとのこと。
相談役解任だけだったらまだしも、東証が動いてきたということは、金融庁も動き出すことを意味してしまう。場合によっては省庁から入札停止を喰らうかもしれない。こうなってしまえば、売り上げ減少となってしまい、利益の減少も引き起こされてしまうのだ。
官公庁の入札停止は、入札停止期間だけの影響にとどまらず、その受注がもたらす後々の小さな仕事までをなくすことになる。
コンピューターシステムは、一回受注すると、そのシステムが運用を停止するまで、コンピューターのメンテナンスやプログラムの改修で売り上げが続くもの。そのサイクルは数年を越えるものが一般的なので、入札停止がたとえ3ヶ月であったとしても、影響は数年以上続くことになってしまう。
一旦客を失うと、挽回が容易でないことも言うまでもない。

きょうの東京株式市場は、ほぼ全面高となっていたのだが、富士通は金曜から1円高の585円で寄り付いたあとは下落の一途。上層部の内紛でドスンと行くなんて思っても見なかったが、東証が問題視するような事なら仕方がない。

ジョンイルと蔑称を与えられるようなのがいてはダメなんだと、思い知らされてしまいます。
今回の一件で、富士通が受ける仕事が減り、余剰人員が発生しようものならば、ヨドバシカメラとかビックカメラとかヤマダ電機のようなところに販促要員として送り込むことは間違いなさそう。こんなことって、ブラック企業そのものじゃないですか。販促要員にノルマが与えられていなかったら、あてつけのようにNECのパソコンを薦めてくるかもしれない。敵の敵は味方だって、家電量販店で繰り広げられそうです。

念のために言えば、富士通は子会社・富士通パーソナルズでケータイショップも展開している。
銀座6丁目、浅草、武蔵小杉駅前、所沢をはじめ、全国に出店している。こちらには、20歳代の人を中心に余った人を送り込んできそうだ。
ただでさえ優秀な人が不足するケータイショップだ。4月に富士通グループに入社する新入社員の一部にも、ケータイショップに押し込まれる人が出ることも容易に想像がついてしまう。それも、「研修の一環」で1ヶ月程度の期限付きではなく、事実上の配属の形で。ケータイショップは開店時間が決まっているため、残業なんて発生しないので薄給な上、スキルすらロクにつかずに飼い殺される。こんな恐ろしい構造が想像できてしまいます。

◇ ◇ ◇

今日の東京株式市場は、米国東部時間の金曜日午前8時半に発表された、2月の非農業部門の雇用者数の減少幅が市場予想よりよかった(予想は75000人だったが、実数は36000人)だったことで、ドル高、株高とニューヨーク市場がなったことをストレートに受けて始まった形だ。

金曜日に書いた、
今日の全体の上げ材料は、「円安」「世界で景気回復期待」だ
がきょうもそのまま使えてしまった。
このことで、原油先物も高くなっている。「円安」「原油高」が業績に災いする電力株は当然のように安い。

金曜日は89円台前半だったドル円相場が、今日の場中は90円40銭あたりで推移していた。
金曜日とは相場そのものは違って当然のはずだが、株式市場の流れはそのまま。
なお、寄り付きでドカンと上がった後は、株価指数的には動きが少なかった。動き出したのは大引け前17分だけ。NK10550、TOPIX925あたりをうろちょろしていたのが、やっと上に動き出して、そのまま・・・って感じだった。

個別では収束する価格帯にたどり着くまで時間を要するものもあったが、収束してしまったら動きは少なくなり、14時43分に動き出したら上げに向かった。そんなもんだった。

日経平均 10,585.92 △216.96
TOPIX    927.31 △16.50
JASDAQ    51.63 △0.14

今日みたいな日は、業種レベルでは上げ下げが言えるものの、個別ネタは富士通だけって感じだった。「前社長解任」を土曜日に臨時取締役会を開いてまでやってしまった結果だ。「"悪い"夢をかたちに」してしまった形だ。理由は上に書いた通りなので、改めて書くことはしません。(568▼16)

◇ ◇ ◇

今朝、テレビ東京の経済番組で、松田聖子「チェリーブラッサム」と森山直太朗 「さくら」が紹介されていた。天気予報のコーナーだった。
言わんとしていた事は、桜の開花時期によって、扱われる曲数も内容も変わってくるって事。
チェリーブラッサムが発売された1981年ごろは、開花時期は4月だったので、歌詞にある「新しい私」など、スタートを意味する歌詞が多かったのだとか。しかし、近年は関東や関西で3月下旬に早まったことから、「卒業」などの別れを歌詞にするものが増えたのだとか。
唄のテーマとして取り上げられるものは、「はじまり」より「別れ」の方が格段に多い。そのことは80年代も00年代も変わりはない。結局、卒業ソングに桜が取り込まれるように変わってしまったと考えるのが正しそうだ。

桜を唄う歌が格段に増えた(80年代の3曲から00年代は100曲以上)のは、そんな理由だ。
ちなみに、80年代と00年代で卒業ソングの数は余り変わらないような気がする(誰か教えて!)。「シュプレヒコールの波、通り過ぎていく・・・」いかん、これは違った。

東京で4月に桜の花って、いまでは終わった話ってイメージが極めて強い。テレビで東北地方のものを見るって感じになる。長野市あたりの上信越自動車道で、両側を桜で囲まれるのを見たのも4月、それも月末だった。
関西でも同じ。兵庫県宝塚市にある阪神競馬場では、例外的に4月に開花するが、桜花賞(今年は4/11)に桜満開となるよう、桜の樹の根元に氷を置いて開花時期を遅らせているだけに過ぎません。

松田聖子がデビュー30周年(デビュー曲発売が1980/4/1)だなんて、信じられない。ドラえもん映画も30周年だ。自分が歳を取ってしまったことが、こんなことにも見て取れてしまいます。

岩崎宏美が、70年代後半から80年代前半のヒット曲を歌うと、高音が伸びるところで声が出なくなってちょっとヤな感じになってしまうが、それも歳を取ったせい。10代、20代前半で全力を出して唄うものを、50を過ぎて唄うのはムリ。寄る年波には勝てない。時間の経過はときに残酷です。
ドラえもんは、テレビ朝日で放送開始した当時は、月-金の1850-1900の帯番組だった。そのテレビ放送音声を、毎日カセットに録音していた小学生もいたが、その人はすでに40代半ば。今では聞かないだろうな。その彼は日本工業大学(名前だけは立派だ!)に進学したことまでは知っているが、その後は不明。

時が経過すると、よくなるもの、変わってしまうもの、衰えてしまうもの、いろいろあるものです。

きょうのカキコは以上です。



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Author:プラチナヒルズ
黄海…もとい後悔三国(中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義共和国)は反日で構わないが、プロパガンダで貶めるから嫌いです。
原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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