昨日のNHK「日本の、これから=自殺3万人をどう減らすか=」について

「自殺3万人をどう減らすか」ってテーマで、昨晩NHKで議論する番組が放送されていた。(日本の、これから)
自殺をテーマにしたテレビ番組は時々行われるが、いつも「物理的に」生かすことばかりに議論が行ってしまうので、気分が悪くなってしまう。

「人は誰でも生きたいと思う」と平気でのたまう輩がいる。きのうも例外ではなかった。
これでは言葉足らず。
「人は誰でも【誇りを持って】生きたいと思う」とするのが適切。「人は【屈辱(絶望)感にさらされて】生きたいと思う」はずなどないのだ。

【屈辱(絶望)感にさらされて】自殺してしまった典型例には、民主党衆議院議員だった永田寿康氏の件がある。
生家が国内有数の資産家だったこともあって、その資金力をバックに政界にまで進出したものの、議員当時の自身の発言が問題となって議員辞職をせざるを得なかった。
辞職後、議員復帰を画策したが民主党にソデにされ、その後精神に支障をきたし、ついに自殺してしまった(2009/1/3)。

生家そのものが没落したなんて事は起きていないので、無職でも生きるに困らないはずだ。しかし・・・

作家やミュージシャンが、満足な作品が生み出せなくなって行き詰まった挙句に自殺するケースも散見される。太宰治、川端康成・・・最近では加藤和彦の例がある。

今の日本を見ていると、【誇りを持って】生きられる人はどんどん減らされ、【屈辱(絶望)感にさらされて】生きさせられる人に変えさせられているように見える。
永田氏や加藤氏のような例は、最近になって急増した訳でもないので改めて書くことは控えることにします。

最近増えてしまっているのは、失業や借金、家業の破たんなどで生きるための財産を無くしてしまった上に、収入の手立てを失ってしまった人。
こうした人は、絶望や屈辱に少なからず晒されてしまう。やがて、金銭的に生きる事を断念する自殺に追い込まれるものも出てきてしまう。

そんなこんなのことは、かなりはしょって書いてしまっているので本質からずれてしまっているかも知れないが、長ったらしくなってしまうのでこの程度で。

生きるための尊厳を台無しにしておいて、「死んではいけない」などというヤツは人間ではない。無責任に意見を押し付けるだけの、生き地獄を強いるような鬼だ。

こんなことも分からずに「自殺3万人をどう減らすか」なんていくら議論しても時間を空費するだけ。刑務所や精神病棟のように、物理的に自殺させない対策を取れって結論しか見出せなくなってしまうのだ。

こうした番組での議論の進行のような形のもとで、自殺者を減らすことができたとしても、その減らした数の何倍も精神疾患患者を増やすだけだ。非常に残念な議論に終始してしまった。



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黄海…もとい後悔三国(中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義共和国)は反日で構わないが、プロパガンダで貶めるから嫌いです。
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