★★1236・09/05/29の市況

ドコモが開発したプログラムの不具合(バグ)のせいで、パナソニックとNECはケータイの発売一時停止による機会損失をもたらされた。
草なぎ剛は、昨日のSMAP×SMAPから復帰した。

この2件は、全然関係ないことではあるが、「強者の論理」の点では共通している。

草なぎの件は、他人には全然迷惑を掛けていない上に、大騒ぎするほどのものでない事なのだが、「逮捕」の2文字は大きい。1ヶ月の謹慎を経て復帰の運びとなったが、これがマイナーなタレントだったらどうなっただろうか。確実に芸能界を追放されていたに違いない。

しかし、個人としての草なぎの扱いは困ったらしい。笑っていいとも生放送のオープニングでは、腫れ物に触るような扱いをしていたらしいと、2ちゃんねるのある実況スレッドに記されていた。どう考えても、ファンの支持よりジャニーズの意向の方が大きそうな復帰劇なのですから。

ドコモのプログラム不具合の件は、28日までにソフトの自動更新による修正が実施されているため、販売済みの約1万8900台(P-07AとN-06Aの販売済み台数)のうち、約2100台を除いて問題は解消されている。
しかし、この件で被害者になってしまったパナソニックとNECが損害賠償を請求できるだろうか? できないでしょう。ドコモ様に悪い感情をもたれてしまったら、ケータイ事業に悪影響必至だからです。

強者の論理が世の中をゆがめてしまった代表例は、バブル崩壊後に台頭した(正しくない)成果主義とか能力主義ってやつ。これは、既得権を持った強欲ジジイが自らの食い扶持を残すために、後の世代の取り分を減らすために悪用しただけに過ぎない。これが、最近の貧困問題をもたらす遠因になっています。低賃金労働者の増加、非婚化、少子化から過剰な高学歴化の進行までをもたらした遠因でもあります。

◇ ◇ ◇

きょうの東京株式は、インチキだらけじゃねーか(怒)
ひとつは、MSCIの定期銘柄見直しによるリバランスに関係するやつ。異常なほど買いと売りの板が分厚く、それの板を他者に使わせて銘柄の入れ替えをやっていた感じ。
それから、もうひとつは月末恒例のドレッシング上げ。日経平均もTOPIXも高値引け。ドコモやKDDIは大引けで株価がぶっ飛ぶ形になってしまった。
日経がHPに出していた「景気が最悪期を脱したとの期待を誘った」ってやつは、時系列的にミスリードです。朝方発表の4月鉱工業生産指数が市場予想を上回ったこと→TOPIXが10時にマイナスに転じ、日経平均も後場に一時マイナスになったぐらいなので、「期待を誘った」では説明になっていないからです。

日経平均  9,522.50 △71.11
TOPIX     897.91 △2.32
JASDAQ     43.79 △0.17

月末恒例のドレッシング買いについては、いまさら言うまでも無いので多くは語りません。日経平均やTOPIXが14時30分から30分の間に上に分投げられた奴がここでの話です。国内にも海外にもこの間にめぼしい上げ材料が出たわけでもないので、余計にその感が強くなる。
個別で見るとその傾向はさらに顕著。NTTドコモやKDDIの14時55分と大引けの株価を比較すると露骨だ。

ドコモ 140600→142500(△2900)
KDDI  494000→498000(△10000)

また、MSDIのリバランスについては、昨日は正体がわからなかったので、「大口投資家による保有銘柄の入れ替えでもやっているんじゃないか」と書いたが、これはその通りだった。
MSCIが採用する銘柄の時価総額は、世界中で何十兆とか何百兆の単位になるため、影響も当然大きくなる。そこで、機関投資家は買い板と売り板を分厚く出して、希望価格に近いところでの買い集めと売りさばきをやっていたと考えればなんとなく合点がいく話だ。それが今週を通して見られたとするのが、自分が持った実感。

29日大引け値の値段で、MSCIの定期銘柄見直しに伴うリバランスの需給が発生する。MSCIが売る銘柄と買う銘柄のトップ10は以下の通り。

  • 売られる銘柄トップ10
    三菱UFJ、武田薬品、住友金属、セブン&アイ、アルプス電気、JFE、新生銀行、アステラス、長谷工、ダイキン
  • 買われる銘柄トップ10
    GSユアサ、パナソニック、リンナイ、日産自動車、日本マクドナルド、三井住友海上、東京海上、コマツ、積水ハウス、キリンHD

確かに、売られる候補の三菱UFJ(598▼27)・武田薬品(3770▼70)・セブン&アイ(2300▼40)はきょう売られていた。しかし、買われる候補の方はきょうあまり目立った動きは無かった。

しかし、リストに載って無くても売られる奴が出たのは紛れも無い事実。最近よく見られた、分厚い買い板をぶっ壊して底割れする流れが、きょうも起きた。今日のターゲットはキヤノンだった。お昼休みに3150円以下に分厚い買い板が出ていたが、それをぶっ壊すような形になり、その後はそれ以下で推移する形に。九州電力の2015円、ドコモの14万円に続いてしまったような形だ。
どうも、キヤノン・九州電力・ドコモは今回のMSCIリバランスによって売られる対象だったと考えるしかありません。

注)ドコモはリバランスでは売られる対象っぽかったが、月末ドレッシングの上げの方が大きかった感じです。きょう14時ごろまではリバランスの売りが出て、その後は月末ドレッシングで猛烈に買い上げられてしまった形です。

14時過ぎの月末ドレッシングは毎度おなじみで済ませられるが、今週株価動向に大きな影響を与えたらしいMSCIの銘柄入れ替えの件なんて、気をつけていないとわかりません。
腐ったオフィスにいては、こんな情報もなかなか取れない。腐った場所には腐った情報しか来ない。安月給の現金回収以外に意味が無いところにいるのがどんどんイヤになってしまう一件でした。

きょうはこんなところで終わりとします。

※MSCI:モルガン・スタンレー・キャピタル・インデックス
 モルガンスタンレー社が算出する株価指数のこと。

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Author:プラチナヒルズ
黄海…もとい後悔三国(中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義共和国)は反日で構わないが、プロパガンダで貶めるから嫌いです。
原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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