敦賀・美浜の原発半島を行った(その1)

大河ドラマ「江」の収録末期の9月半ばに琵琶湖一周の形で回ったのだが、その際撮った写真を載せる時間がなく、気が付いたら終わってしまっていた。長浜城での「江博覧会」も4日で終わりとなった。今は「坂の上の雲」ですよ。

9月15日の時点では、東京電力管内に節電令が敷かれていた。
それが今では、関西電力の節電要請に頭が向かう状況。夏から冬に変わってもまだ処理しきれていない。仕事が遅いと思わされる始末だ。






美浜町役場前の広場から写した、関西電力美浜営業所


関電美浜営業所の裏口看板

福井県美浜町の中心部には、関西電力原子力事業本部・美浜営業所の建物が威容を示している。異様だ。
だが、これだけでは面白くも何ともない。

関電ビルが面する国道27号を東に進んだ。やがて、案内標識に「美浜原電」の文字を見つける。とうとう来てしまったんだと思わされた。

案内標識に従い、美浜東バイパスと右手に見ながら、旧道・若狭街道を進んだ。
やがて、三方郡美浜町坂尻の、国道27号旧道沿い、坂尻海岸浴場に五木茶屋前にたどり着いた。


五木茶屋前の海岸

五木茶屋はその立地から海の家かとも思えなくはないが、四季を通じて営業している模様。
故郷に錦を飾るとするべきなのだろうが、ありがちな自己顕示欲の場とも思えてしまう。
五木ひろし記念館」でもある模様。

「よこはま・たそがれ」「待っている女」「ふるさと」「夜空」「千曲川」「おまえとふたり」「倖せさがして」
などヒット曲のレコードジャケットはもとより、各種音楽賞のトロフィー、ゴールドディスクの数々、座長公演ポスターなどが並んでいるらしい。

でも、「五木茶屋」には興味がなかったので完全にスルー。

単純に、高校生以下が海水浴にやって来られない9月の木曜日の海水浴場と見るだけ。

白浜が広がる素晴らしい海水浴場である。原電まで数キロの悪影響を除いた「見せかけ」では。

その後、佐田交差点で国道に別れを告げ、県道33号線に入った。関電美浜原電、日本原電もんじゅ、日本原電敦賀発電所と原子力発電所が集中する半島に入っていく形だ。
風景は平和そのものだが、緊張感を隠せなかった。

件の半島には、銀行や信金・信組の支店はおろか、郵便局すらない。コンビニもない。ガソリンスタンドもない。
幹線から外れ、たまたま通過するような人がない地なので無理もないのであるが、「原発半島」の意識を強くさせられてしまうのである。

原発半島を貫く県道33号線を進んだ。白浜が点在している。
やがて、原子炉が見える白浜にたどり着いた。





写真は竹浜海水浴場でのもの。白浜そのものはいい感じなんですが、遠くに美浜発電所の原子炉が。辛いですわ。

ここを過ぎ、PRセンター、丹生集落をやり過ごし、もんじゅの方へ向かった。すでに17時を回っていたので日没がどうしても頭をよぎるため、そうするしかなかった。

丹生集落を過ぎると、上り坂になった。「もんじゅ」の恐ろしさを婉曲に感じさせられた。
そして、一般車も通れるトンネルが。緊張感を感じながらトンネルをくぐった。


もんじゅ」入口

恐怖のトンネルを抜け、少し行くと、正面に「もんじゅ」も入口があった。当然のように、一般車両はこの先には行けない。

時間が17時過ぎだったこともあって、ゲートを通過するバスが多数。地元路線バスの用もあれば、観光バスのようなものも。原発設備企業の名前が記されたバスまで見かけた。たぶん、「もんじゅ」作業者の送迎バスだ。普通の車も多数見かけたが、作業者の者で間違いないだろう。

現地に行く前は、そのままUターンするしかないと思っていたが、そのようにはなっていない。手前が四つ角のようになっている。左に曲がると、集落らしきものがあるような案内標識があったので、そちらに行ってみた。



何の変哲もない海水浴場があった。半島も付け根から数キロ進んだところなので、簡単に来られるようなところではない。
1kmほど先に高速増殖炉もんじゅさえなければ、いい白浜なのに…





ここは、海水浴場と漁港が隣接する形だ。
小さな集落で、漁業と海水浴客とで食べている感じ。



ですがねぇ、ものものしいことは否定しようもない。
対岸には、「もんじゅ」用岸壁があって、赤く「立入禁止」の文字がペンキで書かれたのも見えるのですから。

事前に、週刊文春だかの白黒グラビアで「海水浴客であふれる砂浜と、対岸の原子炉」なるシュールな写真を見ていたので衝撃は弱まっているが、海水浴客のいない状態とはいえ白木漁港&海水浴場の光景を見ると、やはり「大丈夫か?」と思う以外になくなってしまう。

その2に続きます。


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Author:プラチナヒルズ
黄海…もとい後悔三国(中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義共和国)は反日で構わないが、プロパガンダで貶めるから嫌いです。
原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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