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赤坂プリンスホテル閉館を考えた

赤坂プリンスホテルが2011年3月31日を以って閉館する。
一般にイメージするのは40階建ての新館。そのほか2階建ての休館もある形だ。
閉館後は、40階建ての新館(1983年竣工)を取り壊し、詳細はわからないものの建て替えとなる。
歴史的建造物である旧館は残される。



グランドプリンスホテル赤坂赤坂プリンスホテル



東京の中心部では、「なんでこんな早く建て替えるの?」と思うようなことがしばし起きている。

東急百貨店本店近くの新築ビルに開店した渋谷のブックファーストが、できてから10年ぐらい(98/6-07/10)で閉店し、取り壊される事になったときはさすがにビックリした。
なんてモッタイナイことをするんだと。
そこはビルが建て替えられ、今ではH&Mが入居するビルとなっている。ブックファーストは、規模を縮小した上で近くに移転している。

御茶ノ水駅前にあった日立本社ビルも長くなかった(1983-2008/10)。
所有者が日立から森トラストに移った(2003/3)のも大きい。

渋谷ブックファースト、御茶ノ水の日立、赤プリ。いずれもモッタイナイのではあるが、用途が限定されていたために効果的な転用が難しく、ばっさり切り捨てる以外になかったのだろう。

この手の建て替えというか、取り壊し候補は点在するものである。
築数十年を経過しないものでも思い当たってしまう。

浜松町の東芝本社ビル(1984/3-)は、本社機能が2013年に川崎駅西口に移転することで存続が怪しい。
田町のNEC本社ビル(1990/10-)は、NECの資金繰りのために不動産投資信託に売却された(2000年)上、武蔵小杉(川崎市)へ疎開傾向があるので存続が怪しい。

普通に考えれば、周辺の賃貸ビルから撤収し、本社ビルに集約して終了となるが、撤収となってしまうと難しい。
東芝は何ともいえないが、NECは建物の構造がよろしくないので、撤収が取り壊しに直結しそうだ。

ググってみたところ、「屋内吹き抜けから飛び降り自殺ができる構造」と分かってしまった。
これでは、(NEC撤退後に)新規入居しようとするところはなくなる。



明日、自殺しませんか



また、山一證券跡のビルみたいに形がつけばいいが、カネボウ跡みたいになっては困りものだ。

  • 自主廃業した山一證券が入居していた、できて間もない(1996年竣工の)ビルは現在NTTデータが入居している。

  • 解体前のカネボウが入居していた、できて間もないビル(ヨコソーレインボータワー:1995年竣工)は今もあるが、カネボウが入居していた、賃貸マンションではない部分は空いている模様。


まとめると、以下の形となる。
高い金をかけてビルを作っても、時代に合わなくなったり、使い勝手が悪かったり、構造欠陥があると早晩取り壊しの運命になってしまう。

東京駅八重洲口に、巨大な壁のように存在した旧・大丸東京店(1954-2007)は、単純に現在地に移転したというより、ヒートアイランド対策と再開発が合わさった形で取り壊さざるを得なかった面もあります。
旧・大丸が老朽化したとするなら、近くの三越や高島屋はもっと古いので説明にならない。




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