あべのハルカス「お上りさん」がほとんどが気にも留めない、飛田新地料理組合
新型コロナウイルスの感染拡大で、日本国内の大都市でも「外出自粛要請」なんてものが出されてしまった、2020年春である。
観光地や歓楽街は軒並み閑古鳥が鳴いてしまっている。
ビジネス街も、在宅勤務・テレワークのあおりで、そこの従業員は仕事ができても、食堂、居酒屋、金券屋、クリニック、コンビニ、マッサージ店…あらゆる周辺施設は軒並み閑古鳥が鳴いてしまっている。
29日23時10分、東京・戸山の国立国際医療研究センターで志村けんさんが亡くなった。
それに応じ、フジテレビが追悼番組を1日に放送したのだが、それが関東地方では週間高世帯視聴率番組1位に輝きそうな気配だったりする。これは、新型コロナウイルス拡大に対する在宅勤務や外出自粛の効果もあったことは否定しようもないので、複雑な気分にさせられる。
2020年4月4日17時現在、日本国内で新型コロナウイルスに感染した著名人は以下のとおりである。
●サッカー
田嶋幸三日本サッカー協会会長、永石拓海GK(セレッソ大阪)、舩津徹也DF(群馬)、酒井高徳DF(神戸)の感染が明らかになっている。
●プロ野球
藤浪晋太郎投手、伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手(阪神タイガース)、梨田昌孝(パ・リーグ3球団で監督、現野球解説者)
●陸上
塚原直貴(北京五輪400mリレー銀メダル)
●芸能人
志村けん(コメディアン)、黒沢かずこ(芸人)、RYOJI(ケツメイシ・ミュージシャン)、宮藤官九郎(脚本家)、小宮璃央(俳優)
そんなさなか、大阪市内の飛田新地で、組合が4月3日のうちに営業自粛の「厳命」が発せられたと、ツイッターで知った。
飛田新地がどういったところか、たいていの人は知らないはずである。
そもそも、大阪市内に「飛田」という地名は存在しない。
東京・吉原のように、住居表示で抹殺されたわけではない。
「飛田新地」とは、今の大阪市西成区山王3丁目の一部である。
その一帯に入り込んだのは、2018年5月3日だった。
その手前は、JR天王寺駅・近鉄阿倍野駅南西部にある、大阪市が1961憶円の赤字を出して再開発を終えた一帯である。
ショッピングセンターやタワーマンションが並んでいる一帯の阿倍野区から道路を一本隔てた西成区は、高度成長期から時間が止まって朽ちかけている感じになってしまっている。
再開発地区の外れ、阿倍野旭町郵便局の前に行ってみると、コントラストがよーくわかる。
キラキラしたタワマン群と、道路を隔てた古ぼけて生気がないアーケード街(飛田本通商店街)。
区境というより、国境のような感じがした。まるで別世界…
国境を越える地元民なんているんだろうか?
道路をちょっと先に行くと、2階程度の段差がある。
そこを降りると、異空間の「飛田新地」がある。
「飛田新地」の中を進んだ。
関西では文化住宅、全国的にはミニ開発みたいな、低層の家屋が並んでいる感じだった。
その間を貫く道路の両側に、商店街っぽい街路灯と、定型の店名看板が並んでいた。
建物の中にいるオババに、「お兄さん、遊んでいかない」なんて声をかけられたが、別にそんな気はなかったので、足早に通り過ぎてオシマイ。
その「飛田新地」のすぐ横には、前期高齢者でさえ若造扱いされそうなシャッター通り、飛田本通商店街がある。
「飛田新地」…怖くて写真など撮れたはずがない・
「飛田本通商店街」…高齢者と、廃店シャッターどころかバリケードまでおかれる、朽ち果てた場末の印象しか残っていない。


朽ち果てた感が漂う飛田新地一帯を歩いた際の印象はこれぐらいにして、後日、近所のあべのハルカス展望台から撮影した写真について、書いておく。
展望台のお上りさんが意識しそうなものって、1に通天閣、2に大阪城、3、4がなくて5に大阪湾ってことになるような気がする。
近所の四天王寺や天王寺動物園へ意識が及ぶ人はあまりなく、ヤンマースタジアム長居(長居第2陸上競技場)や東大阪市花園ラグビー場や京セラドーム大阪へ意識が及ぶ人はあまりいない。まして梅田やOBPの高層ビル群なんて…
伊丹空港は辛うじて識別するのがやっと。
大阪府日本万国博覧会記念公園にある太陽の塔に至っては、案内板である邦楽が記されてはいたが、肉眼ではさっぱり識別できずじまい。
飛田新地一帯は、タワマン群隣の、家屋密集地帯、その隣にぽっかりと大きな駐車場がある。
それ以上、なーんにも印象が残らない。
俺の旅、大阪DEEP、日刊ゲンダイぐらいしか取り上げないはずが、マスゴミまで取り上げてしまった、飛田新地料理組合の営業自粛命令に伴い、無期限全店休業になってしまったことで、思い出したように書いてしまいました。
観光地や歓楽街は軒並み閑古鳥が鳴いてしまっている。
ビジネス街も、在宅勤務・テレワークのあおりで、そこの従業員は仕事ができても、食堂、居酒屋、金券屋、クリニック、コンビニ、マッサージ店…あらゆる周辺施設は軒並み閑古鳥が鳴いてしまっている。
29日23時10分、東京・戸山の国立国際医療研究センターで志村けんさんが亡くなった。
それに応じ、フジテレビが追悼番組を1日に放送したのだが、それが関東地方では週間高世帯視聴率番組1位に輝きそうな気配だったりする。これは、新型コロナウイルス拡大に対する在宅勤務や外出自粛の効果もあったことは否定しようもないので、複雑な気分にさせられる。
2020年4月4日17時現在、日本国内で新型コロナウイルスに感染した著名人は以下のとおりである。
●サッカー
田嶋幸三日本サッカー協会会長、永石拓海GK(セレッソ大阪)、舩津徹也DF(群馬)、酒井高徳DF(神戸)の感染が明らかになっている。
●プロ野球
藤浪晋太郎投手、伊藤隼太外野手、長坂拳弥捕手(阪神タイガース)、梨田昌孝(パ・リーグ3球団で監督、現野球解説者)
●陸上
塚原直貴(北京五輪400mリレー銀メダル)
●芸能人
志村けん(コメディアン)、黒沢かずこ(芸人)、RYOJI(ケツメイシ・ミュージシャン)、宮藤官九郎(脚本家)、小宮璃央(俳優)
そんなさなか、大阪市内の飛田新地で、組合が4月3日のうちに営業自粛の「厳命」が発せられたと、ツイッターで知った。
飛田新地がどういったところか、たいていの人は知らないはずである。
そもそも、大阪市内に「飛田」という地名は存在しない。
東京・吉原のように、住居表示で抹殺されたわけではない。
「飛田新地」とは、今の大阪市西成区山王3丁目の一部である。
その一帯に入り込んだのは、2018年5月3日だった。
その手前は、JR天王寺駅・近鉄阿倍野駅南西部にある、大阪市が1961憶円の赤字を出して再開発を終えた一帯である。
ショッピングセンターやタワーマンションが並んでいる一帯の阿倍野区から道路を一本隔てた西成区は、高度成長期から時間が止まって朽ちかけている感じになってしまっている。
再開発地区の外れ、阿倍野旭町郵便局の前に行ってみると、コントラストがよーくわかる。
キラキラしたタワマン群と、道路を隔てた古ぼけて生気がないアーケード街(飛田本通商店街)。
区境というより、国境のような感じがした。まるで別世界…
国境を越える地元民なんているんだろうか?
道路をちょっと先に行くと、2階程度の段差がある。
そこを降りると、異空間の「飛田新地」がある。
「飛田新地」の中を進んだ。
関西では文化住宅、全国的にはミニ開発みたいな、低層の家屋が並んでいる感じだった。
その間を貫く道路の両側に、商店街っぽい街路灯と、定型の店名看板が並んでいた。
建物の中にいるオババに、「お兄さん、遊んでいかない」なんて声をかけられたが、別にそんな気はなかったので、足早に通り過ぎてオシマイ。
その「飛田新地」のすぐ横には、前期高齢者でさえ若造扱いされそうなシャッター通り、飛田本通商店街がある。
「飛田新地」…怖くて写真など撮れたはずがない・
「飛田本通商店街」…高齢者と、廃店シャッターどころかバリケードまでおかれる、朽ち果てた場末の印象しか残っていない。


朽ち果てた感が漂う飛田新地一帯を歩いた際の印象はこれぐらいにして、後日、近所のあべのハルカス展望台から撮影した写真について、書いておく。
展望台のお上りさんが意識しそうなものって、1に通天閣、2に大阪城、3、4がなくて5に大阪湾ってことになるような気がする。
近所の四天王寺や天王寺動物園へ意識が及ぶ人はあまりなく、ヤンマースタジアム長居(長居第2陸上競技場)や東大阪市花園ラグビー場や京セラドーム大阪へ意識が及ぶ人はあまりいない。まして梅田やOBPの高層ビル群なんて…
伊丹空港は辛うじて識別するのがやっと。
大阪府日本万国博覧会記念公園にある太陽の塔に至っては、案内板である邦楽が記されてはいたが、肉眼ではさっぱり識別できずじまい。
飛田新地一帯は、タワマン群隣の、家屋密集地帯、その隣にぽっかりと大きな駐車場がある。
それ以上、なーんにも印象が残らない。
俺の旅、大阪DEEP、日刊ゲンダイぐらいしか取り上げないはずが、マスゴミまで取り上げてしまった、飛田新地料理組合の営業自粛命令に伴い、無期限全店休業になってしまったことで、思い出したように書いてしまいました。
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