寄り道はだめよ! だから川崎フロンターレに相手にされないJR横須賀線の武蔵小杉駅
前回のJR南武線・向河原駅の後は、JR横須賀線の武蔵小杉駅です。
直線距離でおよそ300mほどだが、乗り換えでは使えない(T_T)
もっとも、向河原以南の南武線の駅から、武蔵小杉駅乗り換え扱いで総武・横須賀線、湘南新宿ラインへ向かう定期を持つ人に限れば、JR武蔵小杉駅の長ったらしい乗り換え連絡路を避ける意味で乗り換えに使っている可能性は否定できないのであるが。
この2駅で客層がどう違うって? 案外難しい。ここから目的地云々でどー違うかは書けるが、外見からは非常に書きにくい。
「競走馬のレースを見に行く人は南武線」だと、東京競馬場と川崎競馬場を結ぶ南武線とほぼ限定できる一方、「馬券を買う人」ではJR渋谷駅新南口徒歩3分のWINS渋谷とか、JR新宿駅南口徒歩3分のWINS新宿もあるので限定不能
「ヨドバシカメラ/ビックカメラに行く」だけでは南武線川崎なのか、横須賀線の横浜なのか、湘南新宿ラインでの新宿なのか判別不能
みたいな組み合わせが、ゴロゴロしている。
確実に書けるのは近所の川崎市立橘高等学校の制服を着る生徒は、ふだんからJR南武線・向河原駅には現れる一方、JR横須賀線の武蔵小杉駅に現れにくいことぐらい。
川崎市立だから、東京都民は受験しようがないので隣のJR西大井駅から通学する者は考えにくい。隣のJR新川崎駅あたりでは自転車通学するはず。新川崎の先のJR横浜駅とその先は、学校のポジションからJR横須賀線に乗ってまで通学しようとする受験生もいなさそう。その程度だ。橘高校の生徒が鉄道通学する場合は、JR南武線か東急東横線が使われ、JR横須賀線は使われないとするだけ。
その一方、川崎の誇りと大出世してしまったJリーグ「川崎フロンターレ」への扱いは目に見えて違う。
向河原駅ではそれなりに扱われているが、武蔵小杉駅のJR横須賀線では「ファンクラブ会員募集中」の柱広告こそあっても絵的に「川崎フロンターレ」はキャッチしにくい邪険な扱いのみ。
それはNEC前で富士通グループなんて出せるか…とばっかり思っていたが、実はZなんてどうでもええなんてことらしいと思えてきてしまった。本質的な理由は、「さっさと東京・横浜へいっちまえ」なんて無機質で殺風景なJR横須賀線武蔵小杉駅とその周辺のせいと理解できてしまったのだった。
そんな風景を、淡々と並べます。

向河原駅の駅舎とその周りの写真だが、それなりに生活感がある。
その一方、NEC敷地切り売り箇所にできた、2010年3月のダイヤ改正に合わせて開業した横須賀線武蔵小杉駅は、全国各地に点在する平成新駅同様、無機質である。


東の機能性ばかりのNEC高層ビルは年中無機質。労働場所に生活感など不要だ。
NECばかりか、不二サッシ、東京機械製作所、東京三菱銀行も撤収した跡にできた西のタワマン群は、ママ友やら、登下校の小学生がいなければ生活感がない。
いかにも心療内科クリニックを繁盛させそうな、うつ、精神疾患患者を多数輩出しそうな外観、うわぁ。
もっと西のキラキラ商業施設の向こうにある、東急東横線の高架を越えでもしないと生活感が希薄とくる。
そんなことで、タワマンの住人でもない限り、用が済んだら、寄り道しないで帰りましょうなんてことを、高校生や私立中学生の息子や娘あたり口酸っぱく言ったら煙たがれるような事を、この辺が職場の大人達がやっているだけである。
18時前の横須賀線ホームをごらんなさい。リストラの穴埋め×家賃削減のしわ寄せを被った、この時間帯の利用者シェアが異常に高くなってしまう東京を追われたNEC従業員が、定時に吐き出されて家がある東京の北とか東へ向かわんとする群れのせいで、通勤時間帯でもないのに下り線より上り線側に人が多く並ぶさまなんて、そんな大代表だったりする。こいつらに、この一帯への愛着なんて、ない。地元商店も、こいつらなんて相手にしていない。この写真で寄り道しそうな箇所があるとすれば、「近所のスーパーの代用品」扱いにされてしまう、帰宅途中にあるグランツリー1階のイトーヨーカ堂か、ロータリー脇のデリド程度がせいぜいか。グランツリーや東急東横線武蔵小杉駅からはるかかなたの約1km先にある、川崎フロンターレ本拠地の等々力陸上競技場なんて寄り道には程遠いので、わざわざ行こうなんて思えないだろう。とどろきアリーナが本拠地のバスケットボール・川崎ブレイブサンダーズでも同様だ。
なお、こいつらの名誉のために書いておくと、大多数は「川崎フロンターレ」どころかサッカーに無関心なだけで、その代わりが湘南新宿ライン沿線自治体の浦和レッズ、大宮アルディージャとか、横須賀線沿線のジェフ市原・千葉になっているとも考えにくい。富士通サッカー部転じ…なんてどーでもええ。その程度だ。

その一方、出入り口配置の関係で、NECから吐き出された者が現れにくい「横須賀線口」なんて大書きされた看板の箇所は、まだ人がまばらだ。この時間は18時ごろ、東京で働く人は帰って来るにはまだ早く、部活上がりの中高生が帰って来るにはまだ早く、帰宅部の中高生が帰るには遅く、大学受験予備校現役コースはまだ授業中の時間帯だから、こんなもんだろうとするだけ。
翻ると、なんで川崎フロンターレの選手が折に触れて「風呂桶」を持ち出すかの理由が浮かんでくる。
「風呂入ったら忍者風呂」
ですわね。地元以外のオヤジどもが川崎フロで思い浮かべるのは「風呂入ったら(川崎市川崎区堀之内or南町に棲息する)姐さんプロ」ですからねぇ。あちらさまの新規顧客確保プロモーション対象は、「プレミア風呂ンターレ」と希望通りの想像をしてくれる小学生であって、「スペシャル浴場」を妄想するオヤジどもなどはなっから諦めてますからね。それから、「スペシャル浴場」を妄想しない面々でも、ジモティではない「川崎市中原都民」に地元密着の群れを激しく思い込ませられるだろうか。本拠地門前駅扱いののJR南武線武蔵小杉駅ではフロンターレを強くアピールする意味はあるが、大人である「川崎市中原都民」相手のJR横須賀線武蔵小杉駅ではコスパに合わんとお付き合い程度にお茶を濁すのが落としどころだ。
ジモティになってしまった【「川崎市中原都民」の息子や娘】を健全に育成する方が、効率的というものだ。
川崎フロンターレの風呂桶プロモーション、明らかに確信犯だ。
ベッドタウンにいがちな、無機質な労働者の寄せ集めビル街にありがちな、足もとに無関心な労働者の姿も投影されてしまっている"JR横須賀線の"武蔵小杉駅の項はここまでです。
直線距離でおよそ300mほどだが、乗り換えでは使えない(T_T)
もっとも、向河原以南の南武線の駅から、武蔵小杉駅乗り換え扱いで総武・横須賀線、湘南新宿ラインへ向かう定期を持つ人に限れば、JR武蔵小杉駅の長ったらしい乗り換え連絡路を避ける意味で乗り換えに使っている可能性は否定できないのであるが。
この2駅で客層がどう違うって? 案外難しい。ここから目的地云々でどー違うかは書けるが、外見からは非常に書きにくい。
「競走馬のレースを見に行く人は南武線」だと、東京競馬場と川崎競馬場を結ぶ南武線とほぼ限定できる一方、「馬券を買う人」ではJR渋谷駅新南口徒歩3分のWINS渋谷とか、JR新宿駅南口徒歩3分のWINS新宿もあるので限定不能
「ヨドバシカメラ/ビックカメラに行く」だけでは南武線川崎なのか、横須賀線の横浜なのか、湘南新宿ラインでの新宿なのか判別不能
みたいな組み合わせが、ゴロゴロしている。
確実に書けるのは近所の川崎市立橘高等学校の制服を着る生徒は、ふだんからJR南武線・向河原駅には現れる一方、JR横須賀線の武蔵小杉駅に現れにくいことぐらい。
川崎市立だから、東京都民は受験しようがないので隣のJR西大井駅から通学する者は考えにくい。隣のJR新川崎駅あたりでは自転車通学するはず。新川崎の先のJR横浜駅とその先は、学校のポジションからJR横須賀線に乗ってまで通学しようとする受験生もいなさそう。その程度だ。橘高校の生徒が鉄道通学する場合は、JR南武線か東急東横線が使われ、JR横須賀線は使われないとするだけ。
その一方、川崎の誇りと大出世してしまったJリーグ「川崎フロンターレ」への扱いは目に見えて違う。
向河原駅ではそれなりに扱われているが、武蔵小杉駅のJR横須賀線では「ファンクラブ会員募集中」の柱広告こそあっても絵的に「川崎フロンターレ」はキャッチしにくい邪険な扱いのみ。
それはNEC前で富士通グループなんて出せるか…とばっかり思っていたが、実はZなんてどうでもええなんてことらしいと思えてきてしまった。本質的な理由は、「さっさと東京・横浜へいっちまえ」なんて無機質で殺風景なJR横須賀線武蔵小杉駅とその周辺のせいと理解できてしまったのだった。
そんな風景を、淡々と並べます。

向河原駅の駅舎とその周りの写真だが、それなりに生活感がある。
その一方、NEC敷地切り売り箇所にできた、2010年3月のダイヤ改正に合わせて開業した横須賀線武蔵小杉駅は、全国各地に点在する平成新駅同様、無機質である。


東の機能性ばかりのNEC高層ビルは年中無機質。労働場所に生活感など不要だ。
NECばかりか、不二サッシ、東京機械製作所、東京三菱銀行も撤収した跡にできた西のタワマン群は、ママ友やら、登下校の小学生がいなければ生活感がない。
いかにも心療内科クリニックを繁盛させそうな、うつ、精神疾患患者を多数輩出しそうな外観、うわぁ。
もっと西のキラキラ商業施設の向こうにある、東急東横線の高架を越えでもしないと生活感が希薄とくる。
そんなことで、タワマンの住人でもない限り、用が済んだら、寄り道しないで帰りましょうなんてことを、高校生や私立中学生の息子や娘あたり口酸っぱく言ったら煙たがれるような事を、この辺が職場の大人達がやっているだけである。
18時前の横須賀線ホームをごらんなさい。リストラの穴埋め×家賃削減のしわ寄せを被った、この時間帯の利用者シェアが異常に高くなってしまう東京を追われたNEC従業員が、定時に吐き出されて家がある東京の北とか東へ向かわんとする群れのせいで、通勤時間帯でもないのに下り線より上り線側に人が多く並ぶさまなんて、そんな大代表だったりする。こいつらに、この一帯への愛着なんて、ない。地元商店も、こいつらなんて相手にしていない。この写真で寄り道しそうな箇所があるとすれば、「近所のスーパーの代用品」扱いにされてしまう、帰宅途中にあるグランツリー1階のイトーヨーカ堂か、ロータリー脇のデリド程度がせいぜいか。グランツリーや東急東横線武蔵小杉駅からはるかかなたの約1km先にある、川崎フロンターレ本拠地の等々力陸上競技場なんて寄り道には程遠いので、わざわざ行こうなんて思えないだろう。とどろきアリーナが本拠地のバスケットボール・川崎ブレイブサンダーズでも同様だ。
なお、こいつらの名誉のために書いておくと、大多数は「川崎フロンターレ」どころかサッカーに無関心なだけで、その代わりが湘南新宿ライン沿線自治体の浦和レッズ、大宮アルディージャとか、横須賀線沿線のジェフ市原・千葉になっているとも考えにくい。富士通サッカー部転じ…なんてどーでもええ。その程度だ。

その一方、出入り口配置の関係で、NECから吐き出された者が現れにくい「横須賀線口」なんて大書きされた看板の箇所は、まだ人がまばらだ。この時間は18時ごろ、東京で働く人は帰って来るにはまだ早く、部活上がりの中高生が帰って来るにはまだ早く、帰宅部の中高生が帰るには遅く、大学受験予備校現役コースはまだ授業中の時間帯だから、こんなもんだろうとするだけ。
翻ると、なんで川崎フロンターレの選手が折に触れて「風呂桶」を持ち出すかの理由が浮かんでくる。
「風呂入ったら忍者風呂」
ですわね。地元以外のオヤジどもが川崎フロで思い浮かべるのは「風呂入ったら(川崎市川崎区堀之内or南町に棲息する)姐さんプロ」ですからねぇ。あちらさまの新規顧客確保プロモーション対象は、「プレミア風呂ンターレ」と希望通りの想像をしてくれる小学生であって、「スペシャル浴場」を妄想するオヤジどもなどはなっから諦めてますからね。それから、「スペシャル浴場」を妄想しない面々でも、ジモティではない「川崎市中原都民」に地元密着の群れを激しく思い込ませられるだろうか。本拠地門前駅扱いののJR南武線武蔵小杉駅ではフロンターレを強くアピールする意味はあるが、大人である「川崎市中原都民」相手のJR横須賀線武蔵小杉駅ではコスパに合わんとお付き合い程度にお茶を濁すのが落としどころだ。
ジモティになってしまった【「川崎市中原都民」の息子や娘】を健全に育成する方が、効率的というものだ。
川崎フロンターレの風呂桶プロモーション、明らかに確信犯だ。
ベッドタウンにいがちな、無機質な労働者の寄せ集めビル街にありがちな、足もとに無関心な労働者の姿も投影されてしまっている"JR横須賀線の"武蔵小杉駅の項はここまでです。
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