昼間は絶景でも夜は怖いJR室蘭本線・北舟岡駅
北海道東・網走市内にある、鱒浦駅の事を書いていたら、かつて道内にある海の見える駅に行ったことを思い出してしまった。
単に立ち寄るぐらいなら記憶に残っていないことも多いが、「すげぇ」「ひでぇ」「こえぇ」など「感嘆符」が付くようなところは別である。
一般には「海が見える駅」なら「鱒浦」じゃなくて「北浜」だろ、となるらしい。双方ともオホーツク海を望める駅である。
しかし、自分は網走市街から東に向かって「鱒浦」のちょっと先でUターンし、先にある「北浜」にはたどり着けてもいないのだから、思い浮かべようもない。
頭に浮かんでしまったのは、道南・伊達市内にあるJR北舟岡駅である。
長万部から室蘭へ向かう途中の駅である。
手前の豊浦駅で沈む夕日を見送り、夜が深くなっていく中で立ち寄ったのが北舟岡駅となる。
単に無人駅というだけなら、「すげぇ」「ひでぇ」「こえぇ」なんて思いようもないのであるが、この駅の向こうは噴火湾(内浦湾)である。二面あるホームの海側のホームは、柵の向こうが海となる。ネットに転がっている写真にあるように、昼間のオーシャンビューは絶景だ。しかし、夜になるとただの暗闇、それも(海に)落ちようものなら命を落とすかもと思えてしまうので、絶叫するほどの怖さを感じても不思議じゃない。
北舟岡駅に立ち寄ったのは、2013年9月12日の日没後、午後7時過ぎだった。
その際に撮影した写真を並べます。

まずは、ホームへ上がる階段前の写真。
こちらの記憶はサッパリ残っていない。

二面あるホームの、こ線橋の上から。
ホームの左が噴火湾の海で、右が陸となる。
全景が見える昼間なら怖くないはずだが、黒い海ではさすがに怖い。
一般に、無人駅でホームに照明を当てるなんて経費が増えるからモッタイナイ! となりそうなものだが、この駅は配置上の理由から海への転落が危惧されてしまうため、もったいないなんて言っている場合じゃない。

海側ホームから、外側を写した写真である。
これが好天の昼間だったらシーサイドだぁ! と喜べるはずだが、暗黒の日没後だったらその淵に立っているよう見えてしまって、怖い。

海側ホームから、陸側を写した写真である。
ホームの向こうに、待合室のある建屋がある。
この写真に恐怖なんて感じるはずもない。
この駅について書くにあたり、「オーシャンビュー」ばかりを取り上げるブログをいくつか見た。確かにいい眺めだ。その一方、「暗黒の海」を取り上げたものはサッパリ見当たらなかった。画像検索を書けても、サッパリだ。日没後~夜明け前の間は、ただ暗いところに、転落したらと怖さに見舞われるから、興味が持たれにくいばかりか、敬遠される。
ただ、そうした駅紹介ブログでも、「へぇー」と思える事は書かれているわけでして。
この駅に停車する列車の本数がいくらかは調べていないのでわからないが、下り(室蘭・苫小牧方面)の列車は当然として、上り(長万部・函館方面)でも原則として下りホームを使うのだとか。
ホームの構造からして、当然だ。
まず、海がシケてしまった場合、海側のホームに人を待たせる事も、下車させることも無茶だ。
そして、夜は怖い。
こんなすげぇ配置の駅だから、嫌でも記憶に残ってしまった始末です。
単に立ち寄るぐらいなら記憶に残っていないことも多いが、「すげぇ」「ひでぇ」「こえぇ」など「感嘆符」が付くようなところは別である。
一般には「海が見える駅」なら「鱒浦」じゃなくて「北浜」だろ、となるらしい。双方ともオホーツク海を望める駅である。
しかし、自分は網走市街から東に向かって「鱒浦」のちょっと先でUターンし、先にある「北浜」にはたどり着けてもいないのだから、思い浮かべようもない。
頭に浮かんでしまったのは、道南・伊達市内にあるJR北舟岡駅である。
長万部から室蘭へ向かう途中の駅である。
手前の豊浦駅で沈む夕日を見送り、夜が深くなっていく中で立ち寄ったのが北舟岡駅となる。
単に無人駅というだけなら、「すげぇ」「ひでぇ」「こえぇ」なんて思いようもないのであるが、この駅の向こうは噴火湾(内浦湾)である。二面あるホームの海側のホームは、柵の向こうが海となる。ネットに転がっている写真にあるように、昼間のオーシャンビューは絶景だ。しかし、夜になるとただの暗闇、それも(海に)落ちようものなら命を落とすかもと思えてしまうので、絶叫するほどの怖さを感じても不思議じゃない。
北舟岡駅に立ち寄ったのは、2013年9月12日の日没後、午後7時過ぎだった。
その際に撮影した写真を並べます。

まずは、ホームへ上がる階段前の写真。
こちらの記憶はサッパリ残っていない。

二面あるホームの、こ線橋の上から。
ホームの左が噴火湾の海で、右が陸となる。
全景が見える昼間なら怖くないはずだが、黒い海ではさすがに怖い。
一般に、無人駅でホームに照明を当てるなんて経費が増えるからモッタイナイ! となりそうなものだが、この駅は配置上の理由から海への転落が危惧されてしまうため、もったいないなんて言っている場合じゃない。

海側ホームから、外側を写した写真である。
これが好天の昼間だったらシーサイドだぁ! と喜べるはずだが、暗黒の日没後だったらその淵に立っているよう見えてしまって、怖い。

海側ホームから、陸側を写した写真である。
ホームの向こうに、待合室のある建屋がある。
この写真に恐怖なんて感じるはずもない。
この駅について書くにあたり、「オーシャンビュー」ばかりを取り上げるブログをいくつか見た。確かにいい眺めだ。その一方、「暗黒の海」を取り上げたものはサッパリ見当たらなかった。画像検索を書けても、サッパリだ。日没後~夜明け前の間は、ただ暗いところに、転落したらと怖さに見舞われるから、興味が持たれにくいばかりか、敬遠される。
ただ、そうした駅紹介ブログでも、「へぇー」と思える事は書かれているわけでして。
この駅に停車する列車の本数がいくらかは調べていないのでわからないが、下り(室蘭・苫小牧方面)の列車は当然として、上り(長万部・函館方面)でも原則として下りホームを使うのだとか。
ホームの構造からして、当然だ。
まず、海がシケてしまった場合、海側のホームに人を待たせる事も、下車させることも無茶だ。
そして、夜は怖い。
こんなすげぇ配置の駅だから、嫌でも記憶に残ってしまった始末です。
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