オホーツクの荒波が…鱒浦駅。思えば遠くへ来たもんだ
はるばるきたぜ!
なんて北島三郎の意気揚々とした唄の出だしなんて、網走駅にはない。
特急の終着駅なのでそれなりに大きいが、無駄にデカい感が否めない。
今の駅舎はすでに築41年目だが、竣工当時と比べて
①網走都市圏の過疎化
②長距離客が女満別空港発着の航空便や、長距離バスに移行した
③自家用車保有率の増加
などが重なって、利用客が激減してしまった現実が否めない。網走駅が今度建て替えになるときは規模縮小が否めないんだろうなぁ…なんてレベルを通り越し、石北本線・釧網本線の廃止まであって網走駅自体も廃止の波に巻き込まれるかもしれないと思わされる。
網走駅の周りは、それなりにビジネスや観光等での来訪者拠点になっているので、特急などでやってきた場合を除き
最果てにやってきてしまった
思えば遠くへ来たもんだ
なんて思いにくい。
そんな網走駅から、釧網本線の鱒浦駅へ、カーナビの案内設定に従ってクルマで進んだ。
道路の構造から、網走駅方面から鱒浦駅の前に最初にたどり着いたときは、クルマを停めようがなかった。
そのままスルーしてしばらく進んでUターンしてから、駅へ向かう階段手前のスペースに停められるスペースがあったので停め、駅へと向かった形だった。
網走の市街を外れ、オホーツク海と山にはさまれた間の国道244号線を斜里方向へしばらく行った最初の鱒浦集落の、網走市街側の外れにあるのが鱒浦駅である。一目瞭然の無人駅だ。

まずは、鱒浦駅の駅舎に向かう階段前から。
背後には国道244号線があり、その先にはオホーツク海が広がっている。
クルマを留めたのは、このすぐにある、送迎車が停まるのがせいぜいの退避スペースだった。

階段を上り、駅舎前へ。
乗降客数のせいだろう。小屋程度の大きさである。
少し先にはオホーツク海が広がっている。
それにしても、風雪にさらされ、朽ちていく駅名標の姿は厳しい。
駅名標に貼られる「駅ナンバリング」にはまだ朽ちた感はないが、撮影時点で取り付けられて10年経つものである。駅名標はJR発足前後に取り付けられたもの? ペンキが剥げ落ち、サビに覆われてしまった取付用パイプは国鉄時代?
厳しい。

線路側から見て、駅舎の左手(東側)には集落があると分かる。
鱒浦駅の配置は、道央・伊達市にある室蘭本線北舟岡駅みたいに、ホームの下が海なんて恐怖の配置になっていないだけ救いがある。

駅舎から網走駅の方へ線路沿いに少し歩いてみた。
ホームが終わると、民家のような建物がある。
配置から民家のようには見えず、JR北海道の施設のようにも見えるが、民家かもしれない。
詳しくは、現地の関係者に聞いてみないとわからない。

小屋のような駅舎の中に掲示されている時刻表である。
網走行き、斜里行きとも1日7便ずつしかない。
ローカル線の厳しさを感じさせられる。
とはいえ、網走駅では読み取りにくかった高校生への配慮が、辛うじて読み取れるのも事実である。
7時22分、8時4分の網走駅行きは、いかにも桂台駅徒歩圏の網走南ヶ丘高校、網走駅徒歩圏ギリギリの網走桂陽高校への登校ダイヤと読み取れる。
15時20分、16時28分の釧路駅行きは、いかにも網走南ヶ丘高校、網走桂陽高校からの下校ダイヤと読み取れる。
19時2分のの釧路駅行きは、いかにも網走南ヶ丘高校、網走桂陽高校からの部活終了ダイヤと読み取れる。
その一方、高校生以外への配慮はサッパリ。高校通学時間帯と重なる通勤時間帯に運行があっても、17時過ぎ以降の退社への配慮がない。市役所、病院、銀行等へ行くことへの配慮もない。こちらは自家用車かタクシーを使えと切り捨てるしかない現実が見え隠れしてしまう。
当ブログでは、道なりの順番で網走駅の次に鱒浦駅を掲載したが、実際の撮影順は逆である。
網走駅の前を通過し、鱒浦駅へ。その後網走駅へ。
尚、鱒浦駅から網走駅へ向かう途中、桂台駅の写真も撮っていこうと、現地前をクルマで通過してみたが、現地周辺に停車できそうなスペースもなし、道路の形状で探すのも怖いということで断念しました。
旭川から点々と掲載していった、石北本線の駅の写真は、おまけの鱒浦駅を含めて、これで終わりです。
なんて北島三郎の意気揚々とした唄の出だしなんて、網走駅にはない。
特急の終着駅なのでそれなりに大きいが、無駄にデカい感が否めない。
今の駅舎はすでに築41年目だが、竣工当時と比べて
①網走都市圏の過疎化
②長距離客が女満別空港発着の航空便や、長距離バスに移行した
③自家用車保有率の増加
などが重なって、利用客が激減してしまった現実が否めない。網走駅が今度建て替えになるときは規模縮小が否めないんだろうなぁ…なんてレベルを通り越し、石北本線・釧網本線の廃止まであって網走駅自体も廃止の波に巻き込まれるかもしれないと思わされる。
網走駅の周りは、それなりにビジネスや観光等での来訪者拠点になっているので、特急などでやってきた場合を除き
最果てにやってきてしまった
思えば遠くへ来たもんだ
なんて思いにくい。
そんな網走駅から、釧網本線の鱒浦駅へ、カーナビの案内設定に従ってクルマで進んだ。
道路の構造から、網走駅方面から鱒浦駅の前に最初にたどり着いたときは、クルマを停めようがなかった。
そのままスルーしてしばらく進んでUターンしてから、駅へ向かう階段手前のスペースに停められるスペースがあったので停め、駅へと向かった形だった。
網走の市街を外れ、オホーツク海と山にはさまれた間の国道244号線を斜里方向へしばらく行った最初の鱒浦集落の、網走市街側の外れにあるのが鱒浦駅である。一目瞭然の無人駅だ。

まずは、鱒浦駅の駅舎に向かう階段前から。
背後には国道244号線があり、その先にはオホーツク海が広がっている。
クルマを留めたのは、このすぐにある、送迎車が停まるのがせいぜいの退避スペースだった。

階段を上り、駅舎前へ。
乗降客数のせいだろう。小屋程度の大きさである。
少し先にはオホーツク海が広がっている。
それにしても、風雪にさらされ、朽ちていく駅名標の姿は厳しい。
駅名標に貼られる「駅ナンバリング」にはまだ朽ちた感はないが、撮影時点で取り付けられて10年経つものである。駅名標はJR発足前後に取り付けられたもの? ペンキが剥げ落ち、サビに覆われてしまった取付用パイプは国鉄時代?
厳しい。

線路側から見て、駅舎の左手(東側)には集落があると分かる。
鱒浦駅の配置は、道央・伊達市にある室蘭本線北舟岡駅みたいに、ホームの下が海なんて恐怖の配置になっていないだけ救いがある。

駅舎から網走駅の方へ線路沿いに少し歩いてみた。
ホームが終わると、民家のような建物がある。
配置から民家のようには見えず、JR北海道の施設のようにも見えるが、民家かもしれない。
詳しくは、現地の関係者に聞いてみないとわからない。

小屋のような駅舎の中に掲示されている時刻表である。
網走行き、斜里行きとも1日7便ずつしかない。
ローカル線の厳しさを感じさせられる。
とはいえ、網走駅では読み取りにくかった高校生への配慮が、辛うじて読み取れるのも事実である。
7時22分、8時4分の網走駅行きは、いかにも桂台駅徒歩圏の網走南ヶ丘高校、網走駅徒歩圏ギリギリの網走桂陽高校への登校ダイヤと読み取れる。
15時20分、16時28分の釧路駅行きは、いかにも網走南ヶ丘高校、網走桂陽高校からの下校ダイヤと読み取れる。
19時2分のの釧路駅行きは、いかにも網走南ヶ丘高校、網走桂陽高校からの部活終了ダイヤと読み取れる。
その一方、高校生以外への配慮はサッパリ。高校通学時間帯と重なる通勤時間帯に運行があっても、17時過ぎ以降の退社への配慮がない。市役所、病院、銀行等へ行くことへの配慮もない。こちらは自家用車かタクシーを使えと切り捨てるしかない現実が見え隠れしてしまう。
当ブログでは、道なりの順番で網走駅の次に鱒浦駅を掲載したが、実際の撮影順は逆である。
網走駅の前を通過し、鱒浦駅へ。その後網走駅へ。
尚、鱒浦駅から網走駅へ向かう途中、桂台駅の写真も撮っていこうと、現地前をクルマで通過してみたが、現地周辺に停車できそうなスペースもなし、道路の形状で探すのも怖いということで断念しました。
旭川から点々と掲載していった、石北本線の駅の写真は、おまけの鱒浦駅を含めて、これで終わりです。
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