【祝・平昌五輪金メダル高梨沙羅選手】横断幕が用意されているに違いないJR上川駅
ありがちな建物の造りより、隣町にある高校の「就学支援ポスター」にクラクラしてしまったJR石北本線中愛別駅を後にし、北見に向けて大雪国道39号線を進んだ。「愛別」「中愛別」と来たら、次は「愛山」となるのであるが、別に全駅制覇を狙っていたわけではなかったので、カーナビで探しすらしなかった。
安足間(あんたろま)、東雲(とううん)の両駅もスルーした。カーナビで目的地の一つに指定しておいた上川駅へ向かい、着いた。
※実は、「高梨沙羅選手に逃げられた高校の最寄りなんて書けるはずがないJR上川駅」なんてタイトルで書くはずだったが、時間が取れたのが現地訪問から100日以上過ぎた年末。時節柄「上川高校」より「平昌五輪」を取り上げた方が平和なので変更しました。


やたらと広々した駅前ロータリーが広がっていた。
ちょっとした地方都市のような広さが…実は人口数千人の「町」でしかないのだが、広さでは小都市のように見えてしまう。
中心駅では、地元でヒロイン(orヒーロー)が登場すると、垂れ幕や横断幕で「祝」とやるのが常だ。当日は上川町出身の2選手、高梨沙羅、勢藤優花の名前を記した「W杯女子ジャンプ」の横断幕が、駅前ロータリーから見える形で、駅舎の一角に掲げられていた。
それ以外は、ほとんど記憶に残っていない。
駅舎の中に入ってみたが、小ぎれいだが、広さに似つかわしくない人のいなさぐらいしか記憶に残っていない。
無人駅だったらホームに入ってみたところだが、有人駅で、改札口を通過する格好の造りから止めた。
改札口の向こうにかすかに見えたホーム、わざわざ掲載するまでもないから、載せない。
「中愛別」と記憶している、道立上川高校への就学支援ポスターの存在は、上川駅ではチェックできなかった。上川駅に貼られていたかどうかは確認できなかった。
現地に向かい、写真を撮った時に思ったことに、大したものはない。
だが、後講釈はそれなりに付け加えられる。
JR上川駅とJR愛別駅は、所在町の人口では大差がないので、「上川駅は立派過ぎる」と思いそうになる。だが、愛別駅を拠点とする地域に観光もへったくれもない一方、上川駅には「層雲峡温泉」がある。「層雲峡温泉」に近接したスキー場もある。そんなことで、「層雲峡温泉」行きのバスターミナルの意味もある。したがって、JR上川駅はJR愛別駅よりご立派で当然となる。
その一方、町の誇りの同級生、高梨沙羅、勢藤優花の2人は「15の冬(春とするには寒過ぎる)」に旭川の学校へ出て行ってしまった。高梨は実質、高卒資格取得を支援する学校に、勢藤は旭川龍谷高校へ。長野オリンピック金メダリストの原田雅彦と並んで、スキージャンプの選手が町の三大有名人となるのであるが、三大有名人はそろって高校進学時に町を離れた現実がある。原田雅彦は札幌の東海大学第四高校(後に東海大学付属札幌高校へ改称)へ進学している。そうした一方で、隣町にまで「上川高校就学支援」なんてやっている現実を見せつけられると、人材流出なんてフクザツな気分にさせられざるを得なくなるのである。
安足間(あんたろま)、東雲(とううん)の両駅もスルーした。カーナビで目的地の一つに指定しておいた上川駅へ向かい、着いた。
※実は、「高梨沙羅選手に逃げられた高校の最寄りなんて書けるはずがないJR上川駅」なんてタイトルで書くはずだったが、時間が取れたのが現地訪問から100日以上過ぎた年末。時節柄「上川高校」より「平昌五輪」を取り上げた方が平和なので変更しました。


やたらと広々した駅前ロータリーが広がっていた。
ちょっとした地方都市のような広さが…実は人口数千人の「町」でしかないのだが、広さでは小都市のように見えてしまう。
中心駅では、地元でヒロイン(orヒーロー)が登場すると、垂れ幕や横断幕で「祝」とやるのが常だ。当日は上川町出身の2選手、高梨沙羅、勢藤優花の名前を記した「W杯女子ジャンプ」の横断幕が、駅前ロータリーから見える形で、駅舎の一角に掲げられていた。
それ以外は、ほとんど記憶に残っていない。
駅舎の中に入ってみたが、小ぎれいだが、広さに似つかわしくない人のいなさぐらいしか記憶に残っていない。
無人駅だったらホームに入ってみたところだが、有人駅で、改札口を通過する格好の造りから止めた。
改札口の向こうにかすかに見えたホーム、わざわざ掲載するまでもないから、載せない。
「中愛別」と記憶している、道立上川高校への就学支援ポスターの存在は、上川駅ではチェックできなかった。上川駅に貼られていたかどうかは確認できなかった。
現地に向かい、写真を撮った時に思ったことに、大したものはない。
だが、後講釈はそれなりに付け加えられる。
JR上川駅とJR愛別駅は、所在町の人口では大差がないので、「上川駅は立派過ぎる」と思いそうになる。だが、愛別駅を拠点とする地域に観光もへったくれもない一方、上川駅には「層雲峡温泉」がある。「層雲峡温泉」に近接したスキー場もある。そんなことで、「層雲峡温泉」行きのバスターミナルの意味もある。したがって、JR上川駅はJR愛別駅よりご立派で当然となる。
その一方、町の誇りの同級生、高梨沙羅、勢藤優花の2人は「15の冬(春とするには寒過ぎる)」に旭川の学校へ出て行ってしまった。高梨は実質、高卒資格取得を支援する学校に、勢藤は旭川龍谷高校へ。長野オリンピック金メダリストの原田雅彦と並んで、スキージャンプの選手が町の三大有名人となるのであるが、三大有名人はそろって高校進学時に町を離れた現実がある。原田雅彦は札幌の東海大学第四高校(後に東海大学付属札幌高校へ改称)へ進学している。そうした一方で、隣町にまで「上川高校就学支援」なんてやっている現実を見せつけられると、人材流出なんてフクザツな気分にさせられざるを得なくなるのである。
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