君の名は。聖地に化けてしまったJR高山本線・飛騨古川駅
ニコ生超会議@幕張メッセ帰りの少年、ポール・マッカートニー東京公演@東京ドーム帰りの初老男性と同じ車両に乗り合わせた北陸新幹線で金沢駅に向かい、それからレンタカーで基本・北国街道沿いに北陸三都物語(金沢・富山・福井)をたどったのが2015年のゴールデンウィークだった。その頃、影も形もないアニメ映画「君の名は。」の大ヒットなんて、思えるはずもない。当時、「きみのなは」と聞いて連想できるのは、第二次世界大戦終了後の東京・数寄屋橋あたりを描いたラジオドラマだったり、鈴木京香を起用したリメイクテレビドラマだったり…が関の山である。「君の縄」…20世紀少年なら考えただろうが、20センチ少年が関の山の21世紀にはありえない。
社畜を避けるべく、早めに連休入りさせてしまったこともあるが、祝日・29日の朝は富山市街のホテルにいた。そこから福井へ向かうこととなったのだが、素直に北陸自動車道で行くのは癪だと、岐阜県飛騨経由で福井へ向かった。肉体的にはよせば良かったとなってしまうのだが、車窓や、途中の街並みや、ダムなど巨大施設を見ることもできたので、観光的にはよかった。
「ブリ街道」のブリが、成長に伴い名前を変える出世魚だからと、「ブリ街道」を観光客がほしいほしい金目当てからか「ノーベル街道」に出世させちまったのはちょっと…と思う。
そんな「ノーベル街道」の大部分(=国道41号線の一部)と。飛騨山脈を貫く道を経て、福井まで行った。
その道すがら、ノーベル賞受賞者を産み出した東京大学宇宙線研究所 附属神岡宇宙素粒子研究施設の真横を通過していたようではあるが、その時は一切そんな意識はなかった。
研究施設の前を道なりに進んで、平成の大合併で研究施設所在地の市内、観光地然とした飛騨古川駅前に立ち寄った。
ほぼ通り道だから、立ち寄って写真でも撮って行こうかなぁと。
その時は、よくある、古い街並みを再現した感じの観光地ってイメージだけだった。
そこがまさか、爆発的大ヒットとなったアニメ映画「君の名は。」の聖地へブリっと大出世を果たすなんてことは、思いもしなかった。
聖地巡礼の先が、路線バスで45分要する「スーパーカミオカンデ」なんて扱いだったころに撮影した、JR高山本線・飛騨古川駅の写真を並べます。
JR高山本線・飛騨古川駅の写真を並べる…とはしたが、まずは飛騨古川駅前を含む一連の旅行で端的な写真から。
JR金沢駅・富山駅・福井駅の写真あたりは、いろんな人が撮っているはずだからここで改めて取り上げることはしない。
ちょっと濃い目の写真を2枚。

北陸新幹線の車窓@魚津市内
この写真は、狙って取りに行くようスケジュールを組んでいたわけではなく、時間が夕焼けに合致してしまっただけ。
トンネルだらけの富山県内だが、めずらしく地上に出ているところで、夕焼けに合った形。
撮影地点については、地図と照らし合わせながら魚津市内であると特定した形。

旧・国鉄の鉄道敷設計画では、岐阜県美濃太田駅と福井駅を結ぶ「越美線」の途中駅だった北濃駅である。飛騨山脈の難工事区間故に北濃駅の先の工事が先送りされているうちに、工事されることなく、やがて第三セクター「長良川鉄道」に変わって今に至るのが北濃駅である。あくまで費用削減と、地元との兼ね合いとなってしまうが、最小限の保守(メンテナンス)しかされていない。
北濃駅の一帯は観光地とはいいがたい。この地にゆかりがある人を除くと、鉄オタしか訪れないような一帯である。


飛騨古川駅の正面から。
よくある地方の中心駅だから、地元自治体がリキを入れて作ったのね、って印象のみ。大して記憶に残っていない。


飛騨古川駅の駅舎の隙間から。
非電化なので、発車を待つディーゼル車両が停車していた。

地元のお祭り、古川祭の告知看板。
明らかに常設とわかる。一応、駅の広告看板なので広告費がどーよとかの話もあるだろうが、野暮なので書かない。
飛騨古川駅周辺の学校では、「祭りに参加せよ」と言わんばかりに、4月19・20日が平日の場合は臨時休校処置が取られるんだろうなぁと想像ができてしまう。そのしわ寄せが、GW振替かしら???
古川祭の開催日は、4月19・20日固定であることだけはわかった。撮影した29日は祭りの後なので、来年にそっくり使いまわすためなのか、曜日欄のみマスクされていたのには苦笑する以外になかった。
社畜を避けるべく、早めに連休入りさせてしまったこともあるが、祝日・29日の朝は富山市街のホテルにいた。そこから福井へ向かうこととなったのだが、素直に北陸自動車道で行くのは癪だと、岐阜県飛騨経由で福井へ向かった。肉体的にはよせば良かったとなってしまうのだが、車窓や、途中の街並みや、ダムなど巨大施設を見ることもできたので、観光的にはよかった。
「ブリ街道」のブリが、成長に伴い名前を変える出世魚だからと、「ブリ街道」を観光客がほしいほしい金目当てからか「ノーベル街道」に出世させちまったのはちょっと…と思う。
そんな「ノーベル街道」の大部分(=国道41号線の一部)と。飛騨山脈を貫く道を経て、福井まで行った。
その道すがら、ノーベル賞受賞者を産み出した東京大学宇宙線研究所 附属神岡宇宙素粒子研究施設の真横を通過していたようではあるが、その時は一切そんな意識はなかった。
研究施設の前を道なりに進んで、平成の大合併で研究施設所在地の市内、観光地然とした飛騨古川駅前に立ち寄った。
ほぼ通り道だから、立ち寄って写真でも撮って行こうかなぁと。
その時は、よくある、古い街並みを再現した感じの観光地ってイメージだけだった。
そこがまさか、爆発的大ヒットとなったアニメ映画「君の名は。」の聖地へブリっと大出世を果たすなんてことは、思いもしなかった。
聖地巡礼の先が、路線バスで45分要する「スーパーカミオカンデ」なんて扱いだったころに撮影した、JR高山本線・飛騨古川駅の写真を並べます。
JR高山本線・飛騨古川駅の写真を並べる…とはしたが、まずは飛騨古川駅前を含む一連の旅行で端的な写真から。
JR金沢駅・富山駅・福井駅の写真あたりは、いろんな人が撮っているはずだからここで改めて取り上げることはしない。
ちょっと濃い目の写真を2枚。

北陸新幹線の車窓@魚津市内
この写真は、狙って取りに行くようスケジュールを組んでいたわけではなく、時間が夕焼けに合致してしまっただけ。
トンネルだらけの富山県内だが、めずらしく地上に出ているところで、夕焼けに合った形。
撮影地点については、地図と照らし合わせながら魚津市内であると特定した形。

旧・国鉄の鉄道敷設計画では、岐阜県美濃太田駅と福井駅を結ぶ「越美線」の途中駅だった北濃駅である。飛騨山脈の難工事区間故に北濃駅の先の工事が先送りされているうちに、工事されることなく、やがて第三セクター「長良川鉄道」に変わって今に至るのが北濃駅である。あくまで費用削減と、地元との兼ね合いとなってしまうが、最小限の保守(メンテナンス)しかされていない。
北濃駅の一帯は観光地とはいいがたい。この地にゆかりがある人を除くと、鉄オタしか訪れないような一帯である。


飛騨古川駅の正面から。
よくある地方の中心駅だから、地元自治体がリキを入れて作ったのね、って印象のみ。大して記憶に残っていない。


飛騨古川駅の駅舎の隙間から。
非電化なので、発車を待つディーゼル車両が停車していた。

地元のお祭り、古川祭の告知看板。
明らかに常設とわかる。一応、駅の広告看板なので広告費がどーよとかの話もあるだろうが、野暮なので書かない。
飛騨古川駅周辺の学校では、「祭りに参加せよ」と言わんばかりに、4月19・20日が平日の場合は臨時休校処置が取られるんだろうなぁと想像ができてしまう。そのしわ寄せが、GW振替かしら???
古川祭の開催日は、4月19・20日固定であることだけはわかった。撮影した29日は祭りの後なので、来年にそっくり使いまわすためなのか、曜日欄のみマスクされていたのには苦笑する以外になかった。
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