東武鉄道を見てくれ…スカイツリー内フードコード眼下の引き込み線と本社ビル
2016年3月18日、東京スカイツリータウンまで行った。
展望台へお上りさんになるつもりはなかった。
単に食事をしたかっただけだった。
錦糸町駅とスカイツリーの真ん中ぐらいのところにいて、どっちが気が利いていそうかと思案を巡らせたら、錦糸町駅周辺よりスカイツリーの方が気が利いていそうだったので、スカイツリーへ向かっただけ。
ケンタッキー・フライド・チキン、スターバックスコーヒー、タリーズコーヒー…この辺りだったら何もスカイツリーに向かった意味はないので、スルーしておしまい。
とりあえず案内板を見て、店を決め、そこに行った。
でも、その店は納得できたものの、ここでは筋違いになるのでここまで。
郊外のショッピングセンターみたいに、スカイツリーはご常連さんが中心なところではないばかりか、大東京の主要観光地に位置付けられてしまうところなので、下手な店を出店させていないはずだし、出店させられないと思える。出店する側にもかなりシビアな場所となっているはずだ。
ここまでは、ごくごく普通に考えられるお話だ。
だが…東京スカイツリータウンの食事処が出店するフロアの通路を一回りしていった際、
「東京スカイツリーの施主は東武鉄道だぞ!」
と東武電車と東武本社を見降ろさせる一角に出くわしてしまい、面食らうしかなくなってしまったのだった。

東京スカイツリータウンで、「店内」とはできない「フードコート」的な一角から、窓ガラスの北側を写真撮影したものである。
ベタにみると、
①スカイツリーラインを走る電車が行き来すること
②引き込み線に車両が停まっていること
③バス用のロータリーが設けられていること
④スカイツリーの都市開発に合わせたとしか思えない広場が設けられていること
⑤少し遠くにマンションらしき高層ビルが並んでいること
ぐらいで終わってしまう。
でも、かなりの曲者な風景だったりする。

この写真にある数棟の高層ビルは、マンションであることが自明だ。
だが、このマンション群は地権者への割り当てとかを除く分譲では、「スカイツリーの近く」だけを売り物にしたとはとても考えられない。
浅草駅まで●分なんて、東武伊勢崎線での所要時間を売り物にしたとはとてもじゃないが考えられない。
「大手町まで、渋谷まで東武線1駅と東京メトロ半蔵門線で●分」
と売り文句を出したとしか考えられない。東武沿線なのに、東武は二の次っぽい…
「北千住まで●分」都心とは逆方向なので、間違っても出されていなかったと思われる。

これはそのまんま。
たぶん、ラッシュ時になったら引き払う車両が、引き込み線に停まっているだけ。

高架の方からやってくる、「上級列車」っぽい車両を写したものの1枚である。
あとで調べたら、特急の「りょうもう」だった。
このまま終点・浅草駅へ向かったはずだ。

浅草駅の方から、スペーシアの車両が引き込み線にやってきたのも写した。
やってきたのは、浅草駅運用上必要だったからと考えて、おしまい。

再び、東京スカイツリータウンで、北側に窓ガラスが張られたところから見た全景である。
①真正面の横長な白いビルが東武鉄道本社ビル
スカイツリーの客の多くは、東武鉄道本社ビルがどこかなんて興味を示すはずもないので、せいぜい白いビルがあるぐらいにしか思わないはずである。でも、その白いビルが東武鉄道の本社だ。
鉄道企業は、お客様にご利用頂く姿勢をとっているのが一般的なので、入居するビルで威容を示すことは考えにくい。
でも、何気に「スカイツリーを作った会社のビル」を「スカイツリーの客に見させている形になっている。
②高架は東武スカイツリーラインのもの。その右手に並行する、地下に向かう線路は京成押上線の最終に近いところ。
地下に向かう線路については、これは曳舟~押上の「東武スカイツリーラインの支線」か、京成押上線を利用したことがない人が、地下鉄の路線図と照らし合わせたら「東武スカイツリーラインの支線」と誤解しそうに思える。「東武スカイツリーラインの支線」が地下に入るのは、このアングルからは写せない、高架の向こう側である。
この写真では地下に向かう線路がどれかわかりにくいが、現場で注意して高架の始点当たりを見ていると、ときどき鉄道車両らしきものが出入りしている姿が判別できる。
ご丁寧にも、手前方向が地下に入る京成押上線の配置が、「片隅で目立ちにくいアングル」になっているのは、東武側がスカイツリーの設計で眺望を意識したせいなのかも…と思うしかなかった。この件で、京成電鉄が「東武のバカ野郎」という資格…あるはずもない。押上駅前の旧本社ビルを建て替え、ホテルとスーパーマーケットが入居する貸しビルを作ってしまったのですから。
スカイツリーの設計は配置からしてかなり計算された形とわからされる。
吾妻橋から、アサヒビールの本社ビルと、墨田区役所の間からスカイツリーが見えてしまうとかは、狙ったものとしか考えようがない。ただ、千葉県鎌ヶ谷市役所から「富士山とスカイツリー」、羽田空港から「フジテレビとスカイツリー」みたいな、できてしまった組み合わせも登場してしまったのも事実ではあるが。
スカイツリータウンのフードコートもどきの眼下に広がる一角も、かなり計算されたもののように思えてならない。
展望台へお上りさんになるつもりはなかった。
単に食事をしたかっただけだった。
錦糸町駅とスカイツリーの真ん中ぐらいのところにいて、どっちが気が利いていそうかと思案を巡らせたら、錦糸町駅周辺よりスカイツリーの方が気が利いていそうだったので、スカイツリーへ向かっただけ。
ケンタッキー・フライド・チキン、スターバックスコーヒー、タリーズコーヒー…この辺りだったら何もスカイツリーに向かった意味はないので、スルーしておしまい。
とりあえず案内板を見て、店を決め、そこに行った。
でも、その店は納得できたものの、ここでは筋違いになるのでここまで。
郊外のショッピングセンターみたいに、スカイツリーはご常連さんが中心なところではないばかりか、大東京の主要観光地に位置付けられてしまうところなので、下手な店を出店させていないはずだし、出店させられないと思える。出店する側にもかなりシビアな場所となっているはずだ。
ここまでは、ごくごく普通に考えられるお話だ。
だが…東京スカイツリータウンの食事処が出店するフロアの通路を一回りしていった際、
「東京スカイツリーの施主は東武鉄道だぞ!」
と東武電車と東武本社を見降ろさせる一角に出くわしてしまい、面食らうしかなくなってしまったのだった。

東京スカイツリータウンで、「店内」とはできない「フードコート」的な一角から、窓ガラスの北側を写真撮影したものである。
ベタにみると、
①スカイツリーラインを走る電車が行き来すること
②引き込み線に車両が停まっていること
③バス用のロータリーが設けられていること
④スカイツリーの都市開発に合わせたとしか思えない広場が設けられていること
⑤少し遠くにマンションらしき高層ビルが並んでいること
ぐらいで終わってしまう。
でも、かなりの曲者な風景だったりする。

この写真にある数棟の高層ビルは、マンションであることが自明だ。
だが、このマンション群は地権者への割り当てとかを除く分譲では、「スカイツリーの近く」だけを売り物にしたとはとても考えられない。
浅草駅まで●分なんて、東武伊勢崎線での所要時間を売り物にしたとはとてもじゃないが考えられない。
「大手町まで、渋谷まで東武線1駅と東京メトロ半蔵門線で●分」
と売り文句を出したとしか考えられない。東武沿線なのに、東武は二の次っぽい…
「北千住まで●分」都心とは逆方向なので、間違っても出されていなかったと思われる。

これはそのまんま。
たぶん、ラッシュ時になったら引き払う車両が、引き込み線に停まっているだけ。

高架の方からやってくる、「上級列車」っぽい車両を写したものの1枚である。
あとで調べたら、特急の「りょうもう」だった。
このまま終点・浅草駅へ向かったはずだ。

浅草駅の方から、スペーシアの車両が引き込み線にやってきたのも写した。
やってきたのは、浅草駅運用上必要だったからと考えて、おしまい。

再び、東京スカイツリータウンで、北側に窓ガラスが張られたところから見た全景である。
①真正面の横長な白いビルが東武鉄道本社ビル
スカイツリーの客の多くは、東武鉄道本社ビルがどこかなんて興味を示すはずもないので、せいぜい白いビルがあるぐらいにしか思わないはずである。でも、その白いビルが東武鉄道の本社だ。
鉄道企業は、お客様にご利用頂く姿勢をとっているのが一般的なので、入居するビルで威容を示すことは考えにくい。
でも、何気に「スカイツリーを作った会社のビル」を「スカイツリーの客に見させている形になっている。
②高架は東武スカイツリーラインのもの。その右手に並行する、地下に向かう線路は京成押上線の最終に近いところ。
地下に向かう線路については、これは曳舟~押上の「東武スカイツリーラインの支線」か、京成押上線を利用したことがない人が、地下鉄の路線図と照らし合わせたら「東武スカイツリーラインの支線」と誤解しそうに思える。「東武スカイツリーラインの支線」が地下に入るのは、このアングルからは写せない、高架の向こう側である。
この写真では地下に向かう線路がどれかわかりにくいが、現場で注意して高架の始点当たりを見ていると、ときどき鉄道車両らしきものが出入りしている姿が判別できる。
ご丁寧にも、手前方向が地下に入る京成押上線の配置が、「片隅で目立ちにくいアングル」になっているのは、東武側がスカイツリーの設計で眺望を意識したせいなのかも…と思うしかなかった。この件で、京成電鉄が「東武のバカ野郎」という資格…あるはずもない。押上駅前の旧本社ビルを建て替え、ホテルとスーパーマーケットが入居する貸しビルを作ってしまったのですから。
スカイツリーの設計は配置からしてかなり計算された形とわからされる。
吾妻橋から、アサヒビールの本社ビルと、墨田区役所の間からスカイツリーが見えてしまうとかは、狙ったものとしか考えようがない。ただ、千葉県鎌ヶ谷市役所から「富士山とスカイツリー」、羽田空港から「フジテレビとスカイツリー」みたいな、できてしまった組み合わせも登場してしまったのも事実ではあるが。
スカイツリータウンのフードコートもどきの眼下に広がる一角も、かなり計算されたもののように思えてならない。
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