檻の中に東京芝浦「電機」の誤案内…大阪・東淡路南公園にある哀れな国鉄EH1061号機

約2年前の2014年4月28日、新大阪駅のガード下にあるJR西日本のレンタル自転車屋で自転車を借りた。
徒歩で回るには中途半端にエリアが広く、大阪市が販売する1日乗車券では吹田・守口など市外に出られず…これが理由だった。

東淀川区・守口市・都島区…観光客が好んで行きもしないようなところを回った。
淀川に掛かる橋を自転車で渡る…地元民でもそうそうやりますまい。

JRおおさか東線が工事中であるとか、阪急電鉄・京阪電鉄の線路がどこであるとかのレベルは、地図を見ればわかる。
だが、突然「電気機関車」がただの公園みたいなところに置かれていると面食らってしまう。

その現場に、出くわしてしまった。
大阪市の北側、東淀川区にある東淡路南公園(東淡路2丁目5)に、線路の気配なんてどこにもみあたらないのに、「電気機関車」が置かれていた。そこで、旅先ではほぼ携帯するデジカメで、写真撮影した。

檻に入れられたEH1061号機1
檻に入れられたEH1061号機2

クソガキや不良どもにいたずら書きとか彫り物をされたくないのはわかる。
網の目の大きさから、ハエ蚊ぐらいならば出入りできるが、ネズミはまず入り込めない。野良猫や野良犬は入れない。人が直接手を触れることも不可能。
でも。これでは「かごのトリ」を通り越して「の中の獣」扱いじゃないか。
ただ、網を介してとはいえ外気に触れているのは事実なので、犬猫の類や酔客が粗相を犯してしまわないとは言えない。
収納を設けたのは大阪市と思うが、あまりにも中途半端だ。

EH1061号機の説明板全体
EH1061号機が「東京芝浦電機」

説明板が設けられていた。
(旧)国鉄から提供された資料から、図面や説明をおこしたものと思われる。

だが、残念なことに、市民の多くから簡単に「間違っている」と気が付かれる誤植をされてしまったばかりか、30年ぐらい誤ったまま放置されている。
看板設置後の1984年に、「東京芝浦電気」は通称の「東芝」を正式名称に変えて今に至る。
「東京芝浦電気」と書いて「東芝」と分かってくれる人は、字面から少なくないとは思うが、「電気」は「電器」「電機」と間違えられがち。鉄道車両は「重電扱い」となるはずなので「電機」と説明板製作者が勝手に書いてしまったとは思うが、情けない。

ただ、「東京芝浦電気」の社名が正式に消滅してから30年もたってしまうと、「東京芝浦電気」が「東芝と略する前」であることを知る人も少なくなってしまうため、気がつかれにくく風化に任せる以外にないのかもしれない。

2014年4月28日当時は、東芝はチャレンジ不正会計をしていた事実が社外に公然と表面化していなかったので、「電機…あぁ」で終わりだったが、2015年にチャレンジ不正会計が表面化し、精査していったら企業存続の危機だったなんてシャレにならない事態に追い込まれていると判明してしまった。東芝不正会計の件に、シャープが台湾系に変わらんとする中、やっと残念過ぎる「東京芝浦電気製鉄道車両」の扱いを載せることとなりました。





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原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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