解体中の東急東横線渋谷駅旧駅舎131019
乗りかかった船はケリをつけんと気が済まないので、週末に東急東横線渋谷駅の旧駅舎の解体状況を見に来るようになって4回目の週末となったのが、10月19日だった。
残暑を通り越し、バンコクかシンガポールかグァムかハワイか…日本最南端の沖縄より南の常夏の地に行ってしまったような気分にさせられた日々が続いたが、台風26号が通り過ぎたらやっと暑さが終わったので、半そでシャツの姿は街から消えた。
東京電力は売電増で赤字を減らせただろうが、東京都民はいい迷惑だった。
かまぼこ屋根が東口から消えて久しいので、解体工事へ興味を示す者はいなくなった。
それでも工事は進んだ。
ビミョーな違いは見いだせるものである。
【写真1】

バスロータリーから。
屋根の骨組みである鉄骨がだんだん遠くなっていく…
【写真2】

この日の10時頃は、女子高生がバスを待つ行列に多数いた。土曜日だったので中間テストとは考えにくいので、学園祭だったのだろうか…
【写真3】

歩道橋の上から。構造物の解体が進む典型的な絵図があった。旧東横線線路のJR側のかまぼこ屋根も除去されつつあるのがわかった。中央に写っているのは、JR渋谷駅の壁面である。
【写真4】

ホームの構造物も除去が始まっている。
ホームが南から崩され、梯子が掛けられ…
ホーム解体途中経過の様が分かる
【写真5】

この絵図は、1・2週のスパンでは大差ないだろう。
しかし、覆い隠された東急百貨店東横店東棟はやがて跡形もなくなる。
撮影場所である歩道橋も、やがて改築に至る。
撮影箇所は、現在は渋谷警察署前交差点を一回りする歩道橋の一角だが、再開発により無くなる。
3次元的に、ほぼ同じ場所に立てるように、替わりのペディストリアンデッキ(交差点の歩道橋の延長線上にある形)ができるはずなのだが…これしか言えない。
UR都市機構が2009年に発表している資料にある平面図では、現在の渋谷警察署前・渋谷駅西口交差点の歩道橋を示す線が引かれる一方、再開発後には歩道橋を示す線が消されていたので、この資料の記憶から、歩道橋は撤去し、地下通路で移動させるようになるものとばかり思っていた。
http://www.ur-net.go.jp/toshisaisei/urbanr/pdf/shibuya.pdf
この資料は、手直しされることもなく最新のものとしてUR都市機構は公開し続けている。
その一方、2013年6月17日付で東急電鉄・JR東日本・東京メトロ・道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合・東急不動産の連名で出された「渋谷駅周辺地区における都市計画の決定について」の絵コンテには、渋谷警察署前・渋谷駅西口交差点の歩道橋が架け替えられる事が記されている。
http://www.jreast.co.jp/press/2013/20130614.pdf
当然のように後者が正しい。
優しい言い方をすれば、4年の間に計画の枝葉が変更されたにすぎないのであるが、枝葉が変更されたにもかかわらず変更前の資料を出しっぱなしにして放置プレイにしているUR都市機構の怠惰さを、歩道橋に感じてしまったのも事実だ。
【写真6】

定点観測のように、ヒカリエ9階から。
4面のホームのうち、1面は完全に覆いがなくなった。2面目もほとんどない。
【写真7】

旧2・3番腺の線路面だったところに、アスファルトを流し込むダンプカーがいた。
おそらく、ダンプカーでこの先まで入り、スクラップ廃材を積み込んで出て行った方が、トータルの作業効率が良いのだろう。運び出されるのは、渋谷駅の廃材とは限らないように思える。東急百貨店のスクラップも、このアスファルト工事後の通路を通っていくのかもしれない。
【写真8】

ヒカリエとの連絡通路から。
見ようによっては、建設最中のホームに見えなくもないが、解体工事真っ最中だ。
翌週に出直す…としていたが、台風27号のため取り止め。
こればっかりはどうしようもない。
大きな変化は19日から26日の間にはないと思うが、定点観測は次週に持ち越しということで。
残暑を通り越し、バンコクかシンガポールかグァムかハワイか…日本最南端の沖縄より南の常夏の地に行ってしまったような気分にさせられた日々が続いたが、台風26号が通り過ぎたらやっと暑さが終わったので、半そでシャツの姿は街から消えた。
東京電力は売電増で赤字を減らせただろうが、東京都民はいい迷惑だった。
かまぼこ屋根が東口から消えて久しいので、解体工事へ興味を示す者はいなくなった。
それでも工事は進んだ。
ビミョーな違いは見いだせるものである。
【写真1】

バスロータリーから。
屋根の骨組みである鉄骨がだんだん遠くなっていく…
【写真2】

この日の10時頃は、女子高生がバスを待つ行列に多数いた。土曜日だったので中間テストとは考えにくいので、学園祭だったのだろうか…
【写真3】

歩道橋の上から。構造物の解体が進む典型的な絵図があった。旧東横線線路のJR側のかまぼこ屋根も除去されつつあるのがわかった。中央に写っているのは、JR渋谷駅の壁面である。
【写真4】

ホームの構造物も除去が始まっている。
ホームが南から崩され、梯子が掛けられ…
ホーム解体途中経過の様が分かる
【写真5】

この絵図は、1・2週のスパンでは大差ないだろう。
しかし、覆い隠された東急百貨店東横店東棟はやがて跡形もなくなる。
撮影場所である歩道橋も、やがて改築に至る。
撮影箇所は、現在は渋谷警察署前交差点を一回りする歩道橋の一角だが、再開発により無くなる。
3次元的に、ほぼ同じ場所に立てるように、替わりのペディストリアンデッキ(交差点の歩道橋の延長線上にある形)ができるはずなのだが…これしか言えない。
UR都市機構が2009年に発表している資料にある平面図では、現在の渋谷警察署前・渋谷駅西口交差点の歩道橋を示す線が引かれる一方、再開発後には歩道橋を示す線が消されていたので、この資料の記憶から、歩道橋は撤去し、地下通路で移動させるようになるものとばかり思っていた。
http://www.ur-net.go.jp/toshisaisei/urbanr/pdf/shibuya.pdf
この資料は、手直しされることもなく最新のものとしてUR都市機構は公開し続けている。
その一方、2013年6月17日付で東急電鉄・JR東日本・東京メトロ・道玄坂一丁目駅前地区市街地再開発準備組合・東急不動産の連名で出された「渋谷駅周辺地区における都市計画の決定について」の絵コンテには、渋谷警察署前・渋谷駅西口交差点の歩道橋が架け替えられる事が記されている。
http://www.jreast.co.jp/press/2013/20130614.pdf
当然のように後者が正しい。
優しい言い方をすれば、4年の間に計画の枝葉が変更されたにすぎないのであるが、枝葉が変更されたにもかかわらず変更前の資料を出しっぱなしにして放置プレイにしているUR都市機構の怠惰さを、歩道橋に感じてしまったのも事実だ。
【写真6】

定点観測のように、ヒカリエ9階から。
4面のホームのうち、1面は完全に覆いがなくなった。2面目もほとんどない。
【写真7】

旧2・3番腺の線路面だったところに、アスファルトを流し込むダンプカーがいた。
おそらく、ダンプカーでこの先まで入り、スクラップ廃材を積み込んで出て行った方が、トータルの作業効率が良いのだろう。運び出されるのは、渋谷駅の廃材とは限らないように思える。東急百貨店のスクラップも、このアスファルト工事後の通路を通っていくのかもしれない。
【写真8】

ヒカリエとの連絡通路から。
見ようによっては、建設最中のホームに見えなくもないが、解体工事真っ最中だ。
翌週に出直す…としていたが、台風27号のため取り止め。
こればっかりはどうしようもない。
大きな変化は19日から26日の間にはないと思うが、定点観測は次週に持ち越しということで。
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