全国的知名度は県内一? だが、街は大したことない米原駅

古くは中山道と北陸道の分岐点・番場宿として、今では北陸自動車道が名神高速道路とつながるところとして、交通の要所であり続けるのが滋賀県米原である。岐阜県南部を東西に進む国道21号が、北陸地方から京都方面に進む国道8号とつながるのも米原だ。

鉄道でも、東海道本線と北陸本線がつながる交通の要所だ。
そんなところなので、1964年10月1日の東海道新幹線開業時に米原が設けられた。ごくごき当たり前の流れだ。

そんな交通の要所ではあるが、米原は長いこと「市」ではなく「町」だった。
その理由は、北の長浜、南の彦根の両城下町にエネルギーを奪われてエアポケットになってしまったせいだと思われる。今でこそ「市」になっているが、平成の市町村合併で周辺3町が合併して「米原市」を名乗るようになったに過ぎない。市になった後、近江町を編入している。

米原市の市域を見ると、旧伊吹町、旧山東町、旧近江町は長浜市と合併しても構わないような場所である。もし伊吹・山東・近江の旧3町中2町が長浜市と合併していようものなら、「米原市」なんて人口不足で成立しなかったはず。旧・米原町は12000人の人口だったので、市制施行なんて単独ではムリ。おそらく、滋賀県が調整して「米原市」にした結果と思われ。





岡山市と倉敷市の県内2大都市に挟まれるものの、どちらとも合併しなかった早島町のような位置づけだった米原町は、「市」を名乗っているものの、本質はこんなところかもなのかもしれない。

余談だが、駅、高校、市は「まいばら」である一方、町は「まいはら」。こちらもいやらしい。

【米原駅西口】


西口の駅前ロータリー。必要以上にだだっ広い。
彦根城前から県道を使って駅前に向かう交差点に進んだ後、曲がって西口駅前ロータリーについた。東海道新幹線の駅が設置され、東海道本線と北陸本線がつながる駅なので、それなりの駅舎が作られていたものの、見るからにオーバースペック。閑古鳥が鳴いていたって雰囲気ではなかったものの、無駄に広い印象しかなし。

駅前駐車場があったが、こんなんだったら路上駐車で放っておいても文句は言われますまい。


ありがちな、青少年有害図書の投入ボックス。
連絡通路前に置かれていた。
「読み終わった雑誌はこの白ポストへ」「青少年によい環境を」と記されるのがそんな現れ。

いわゆる「エロ本」を入れさせようってポストだが、ビニ本→VHSビデオ→DVD→ストリーミングと取って代わるに従い、意味が薄くなってしまった。

エロ本ポストは、東口にも設置されていた。

駅の東西通路を歩き、東口に出た。在来線の改札はこの通路に面している。
駅には周辺の案内地図も設置されているのだが、この地図にも「米原」の現実が見せつけられるのである。「彦根」「米原」の市街図も載っているのですから。

鉄道ダイヤをみれば、この事実はすぐに理解できる。
昼間1時間4本の彦根方面、2本の長浜方面。

彦根まで6km、長浜なら7.7km。
これなら、新幹線で米原駅に着いた人が、タクシーで彦根・長浜に向かっても驚けない。
ひこにゃんの彦根城、大河ドラマ・江の長浜城と比べて、インパクトに欠ける米原ではこうするしかないのだろう。

【米原駅東口】


こちらは新幹線の正面出口ではないので、こじんまりしている。
人口1万2000人の「町」の駅舎としてはこんなもんでしょう。



東口ロータリー。小さな集落の向こうに山が。
学歴ロンダリングで大学院に進むような、名ばかり「市」だとわかってしまう。



東口には近江鉄道の駅もある。
近江鉄道の最北の駅だ。

近江鉄道で写真にしたものは、まとめて別途です。


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Author:プラチナヒルズ
黄海…もとい後悔三国(中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義共和国)は反日で構わないが、プロパガンダで貶めるから嫌いです。
原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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