函館本線(その3)・長万部駅から倶知安駅まで
長万部駅で、札幌へ向かう線路は北回りの函館本線と南回りの室蘭本線に分かれる。
鉄道旅客は南回りが主流である。長万部=札幌間の函館本線には、特急や急行は運行されていない。鉄道貨物に至っては南回りしかない。
そんなことで、長万部から函館本線を札幌方面に進むと、一気にさびしいところを進む形に変わってしまう。
道路でも同じことが起きる。南回りが主で、北周りはは小樽や倶知安・ニセコなどでも向かわない限り使われない形となる。
9月15日朝に函館を発ってから、14時半ごろ長万部に着いた。クルマの移動だった。30kmもロクに休めないようなところを走ったのは前述の通りである。

長万部駅(山越郡長万部町、112.3km)
長万部の駅から少し北へ向かった、旧国道5号線沿い・国道37号起点手前に、街の電気屋がヤマダ電機のフランチャイズ店になってたのを見つけたのは辛かった。
隣の八雲町にはベスト電器の直営店があって、こちらはフランチャイズ。街の規模を見せつけられた次第でした。
このあと、15日中に黒松内駅、目名駅、倶知安駅に向かうのだが、以下に続くような写真を撮ることは、鉄道ダイヤから鑑みてレンタカーでないと無理。
15時に長万部駅に入り、鉄道で黒松内駅まで行こうとすると16:27の小樽行き普通列車まで待たなくてはならない。それに乗って黒松内駅へ向かうと16:48に着く。駅舎の写真を撮ってたら、次の列車を待つしかないが、それが18:11。目名駅舎を撮ってとやると、目名駅を発つのが20:44。倶知安着は21:31。
ちなみに、16:27の小樽行きの前は、14:29の小樽行きである。
長万部から倶知安に向かう列車は、長万部発が14:29、16:27、17:47、19:46とあるが、このうち3本を使うとこんなスケジュールになってしまうのである。
長万部駅から倶知安駅までは営業キロで81.0km。体力が持てば、雨天・強風がなければ、真冬じゃなければ…の前提があるものの、自転車で国道5号を使って3駅に行っても時間的に大差なくなってしまう。

黒松内駅(寿都郡黒松内町、132.3km)
長万部市街を過ぎると、一気にさびしい山林の中を突っ切る形になる。国道5号、道道9号などを経由して黒松内駅にたどり着いた。無人駅である。2007年3月31日を以って、有人駅ではなくなったとのこと。山林の記憶ばかりで、駅周辺の記憶はあまりない。


目名駅(磯谷郡蘭越町、155.8km)
黒松内から熱郛を過ぎ、目名駅にたどり着いた。時刻は16時だった。小さな長万部駅周辺の町を最後に、小さな町が点在するだけ、って感じになっている。その後、倶知安まで直行し、翌日ニセコ・蘭越駅前へ行く形を取ったが、路線の順番通りに写真を並べるため、時系列とはなっていない。

蘭越駅(磯谷郡蘭越町、163.4km)
倶知安で宿を取り、翌朝はニセコ→蘭越→余市の順で駅前に行っているが、写真はあくまで路線順で。ここは窓口を業務委託している。16日10時27分撮影。

ニセコ駅(虻田郡ニセコ町、179.6km)のホーム
16日9時54分撮影。ニセコ駅前には、かぼちゃがたくさん置かれていた。駅の運営を委託されたところが置いたものらしい。いかにもリゾート地にある駅らしい演出である。
それはともかく、最近は経済情勢や海外政情に左右される一帯になってしまった。オーストラリア人がスキー用別荘として購入するようになり、韓国や中国からも投資が行われるようになったからである。
写真を撮った16日では気にする必要などなかったことだが、10/09/25時点で言えば、沖縄県尖閣諸島での中国漁船領海侵入にまつわる中国政府の横暴が、この地に悪影響を及ぼすとせざるを得ない。

倶知安駅(虻田郡倶知安町、193.3km)
倶知安、八雲から100km以上進んで、やっとそれなりの街にたどり着いた形だ。長万部から数十キロの山間地・田園風景が終わり、やっと目標地点にたどり着いた形だ。羊蹄山とニセコアンヌプリをみながら進んできた行程もひとまず終わり。

倶知安駅前の新幹線スローガン
倶知安駅前ロータリーには、雪ダルマを乗せたスローガンを記す塔が設置されていた。スキーの街というのは、駅をはさんで反対側にあるスキー場からも理解できた。しかし、いやでも北海道新幹線の文字が目に入ってきてしまう。
現在、倶知安駅には特急も急行も運行されていない。函館=札幌間の高速道路は室蘭回りなのでない。そこに、東京=札幌間の新幹線駅が設置されたら、本州からの観光客はもとより、函館・青森・仙台・福島空港などからやってくる海外観光客も期待できるではないか…木古内、新函館、新八雲、長万部、新小樽、札幌の道内停車駅による効果では、最大の伸び率が期待できそうだからなおのことである。
だがね、中国政府の横暴が影を落とすのよ。この写真を撮った15日17時10分過ぎにはこんなことなど考えなくて済んだのだが…
鉄道旅客は南回りが主流である。長万部=札幌間の函館本線には、特急や急行は運行されていない。鉄道貨物に至っては南回りしかない。
そんなことで、長万部から函館本線を札幌方面に進むと、一気にさびしいところを進む形に変わってしまう。
道路でも同じことが起きる。南回りが主で、北周りはは小樽や倶知安・ニセコなどでも向かわない限り使われない形となる。
9月15日朝に函館を発ってから、14時半ごろ長万部に着いた。クルマの移動だった。30kmもロクに休めないようなところを走ったのは前述の通りである。

長万部駅(山越郡長万部町、112.3km)
長万部の駅から少し北へ向かった、旧国道5号線沿い・国道37号起点手前に、街の電気屋がヤマダ電機のフランチャイズ店になってたのを見つけたのは辛かった。
隣の八雲町にはベスト電器の直営店があって、こちらはフランチャイズ。街の規模を見せつけられた次第でした。
このあと、15日中に黒松内駅、目名駅、倶知安駅に向かうのだが、以下に続くような写真を撮ることは、鉄道ダイヤから鑑みてレンタカーでないと無理。
15時に長万部駅に入り、鉄道で黒松内駅まで行こうとすると16:27の小樽行き普通列車まで待たなくてはならない。それに乗って黒松内駅へ向かうと16:48に着く。駅舎の写真を撮ってたら、次の列車を待つしかないが、それが18:11。目名駅舎を撮ってとやると、目名駅を発つのが20:44。倶知安着は21:31。
ちなみに、16:27の小樽行きの前は、14:29の小樽行きである。
長万部から倶知安に向かう列車は、長万部発が14:29、16:27、17:47、19:46とあるが、このうち3本を使うとこんなスケジュールになってしまうのである。
長万部駅から倶知安駅までは営業キロで81.0km。体力が持てば、雨天・強風がなければ、真冬じゃなければ…の前提があるものの、自転車で国道5号を使って3駅に行っても時間的に大差なくなってしまう。

黒松内駅(寿都郡黒松内町、132.3km)
長万部市街を過ぎると、一気にさびしい山林の中を突っ切る形になる。国道5号、道道9号などを経由して黒松内駅にたどり着いた。無人駅である。2007年3月31日を以って、有人駅ではなくなったとのこと。山林の記憶ばかりで、駅周辺の記憶はあまりない。


目名駅(磯谷郡蘭越町、155.8km)
黒松内から熱郛を過ぎ、目名駅にたどり着いた。時刻は16時だった。小さな長万部駅周辺の町を最後に、小さな町が点在するだけ、って感じになっている。その後、倶知安まで直行し、翌日ニセコ・蘭越駅前へ行く形を取ったが、路線の順番通りに写真を並べるため、時系列とはなっていない。

蘭越駅(磯谷郡蘭越町、163.4km)
倶知安で宿を取り、翌朝はニセコ→蘭越→余市の順で駅前に行っているが、写真はあくまで路線順で。ここは窓口を業務委託している。16日10時27分撮影。

ニセコ駅(虻田郡ニセコ町、179.6km)のホーム
16日9時54分撮影。ニセコ駅前には、かぼちゃがたくさん置かれていた。駅の運営を委託されたところが置いたものらしい。いかにもリゾート地にある駅らしい演出である。
それはともかく、最近は経済情勢や海外政情に左右される一帯になってしまった。オーストラリア人がスキー用別荘として購入するようになり、韓国や中国からも投資が行われるようになったからである。
写真を撮った16日では気にする必要などなかったことだが、10/09/25時点で言えば、沖縄県尖閣諸島での中国漁船領海侵入にまつわる中国政府の横暴が、この地に悪影響を及ぼすとせざるを得ない。

倶知安駅(虻田郡倶知安町、193.3km)
倶知安、八雲から100km以上進んで、やっとそれなりの街にたどり着いた形だ。長万部から数十キロの山間地・田園風景が終わり、やっと目標地点にたどり着いた形だ。羊蹄山とニセコアンヌプリをみながら進んできた行程もひとまず終わり。

倶知安駅前の新幹線スローガン
倶知安駅前ロータリーには、雪ダルマを乗せたスローガンを記す塔が設置されていた。スキーの街というのは、駅をはさんで反対側にあるスキー場からも理解できた。しかし、いやでも北海道新幹線の文字が目に入ってきてしまう。
現在、倶知安駅には特急も急行も運行されていない。函館=札幌間の高速道路は室蘭回りなのでない。そこに、東京=札幌間の新幹線駅が設置されたら、本州からの観光客はもとより、函館・青森・仙台・福島空港などからやってくる海外観光客も期待できるではないか…木古内、新函館、新八雲、長万部、新小樽、札幌の道内停車駅による効果では、最大の伸び率が期待できそうだからなおのことである。
だがね、中国政府の横暴が影を落とすのよ。この写真を撮った15日17時10分過ぎにはこんなことなど考えなくて済んだのだが…