★★1770「いまそこにある危機」を世界中で意識させられる、05日の状況
上海万博では、混乱を懸念してSMAP「ファンの集い」が中止に至りそうだと伝えられた。
ユーロは、P&GショックやPIIGS不安が、近隣のハンガリーに飛び火していることが明らかになって、ドスンと売られた。
ニューヨーク株式は、5月雇用統計への失望に、ハンガリーショックが加わってドスンと売られた。
日本国内では、首相が菅直人に代わった。「一菅の終わり」なんて事態に追い込まれなければいいのだが…
日本では、縮み指向が浸透しすぎるくらいに浸透してしまった。
79億円もキャリーオーバーがあるのにtotoはさっぱり売れていないが、宝くじも大差ないみたい。2009年の売り上げは対前年比5%減で、1兆円割れになってしまったのだとか。コンビニは近くのスーパーに潰され、ネットカフェ難民は減る気配もない。
消費縮小のスパイラル、止まるはずもない。収入を増やす施策を、政府も企業もやっていないんですから。
そんななか、ご陽気にも山手線に「上海万博」のつり広告が現れた。夏休みの客を狙ったものだとは思うが、宣伝効果には疑問符を打たざるを得ない。
東京=上海を往復するには、格安航空券でも4万円はするんですって。この手のイベントは、子供連れでもなければ行かないだろうから、少なくとも3倍は見ておかなくてはならない。12万円以上もかけて上海に行くくらいなら、東京ディズニーランドに行きますって。どう贅沢をしたって、半額以下で済むのですから。
大阪だったらUSJ、ソウルだったらロッテワールドに変わるだけ。愛・地球博の広告を名古屋市営地下鉄に出すのとはぜんぜん違うんですから。
上海万博をネタにしてしまっただけの、何の意味もないカキコでした。