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NHKスペシャル『セーフティーネット・クライシス~日本の社会保障が危ない~』のまとめ

この件は、うろ覚えで書いていることをお断りしておきます。

番組が淡々と伝えられる内容だったのが、そのことが状況の深刻さを伝えることになっている。

健康保険が使えず死者続出
リストラされて知る危うい身


(↓5/14追加↓)
健康保険料が払えない
→無保険の状態に。健康保険がないと医療費は10割負担となるので、
 重病になっても病院へは行かない・行けない状況に追い込まれる。

 無保険ゆえに病院にかかれず、手遅れになるケースも散見されてしまうことも。
(↑5/14追加↑)

大阪府守口市の例が放送されていた。松下電器や三洋電機の下請け企業が沢山あるこの街では、社会保険料などのコスト削減の意味もあって、正社員を非正規社員に切り替える動きが進んでいった。
これは、守口でなくても進んでいることなので、松下電器や三洋電機という分かりやすい企業がある街が取り上げられただけと考えればいい事。

しかし、正社員から非正規社員に変えられることで、健康保険料が値上がりしたり、雇用保険がなくなったりという状況に直面することになる。待遇の悪化が進めば、当座の生活を守るために医療などの費用は削らざるを得なくなる。そうしたことの積み重ねで、死の直前になるほどガンが進行してしまうまで病院にかからない事例があったことが紹介されていた。

また、町工場などでは社会保険料の支払いができない事態が多数発生していることも紹介されていた。

さらに、企業のリストラの結果、企業の社会保険の枠にいた人たちが国民健康保険に移っていった結果、移っていった人たちの医療費がかさんでしまい、国民健康保険料が値上がりしてしまうという負の連鎖まで起きていることも紹介されていた。



★おひとりさまの老後を誰が支える

これは、介護医療制度の話などを絡めて紹介されていた。
「自助努力をせい」とは言っても、ものには限度がある。

貧困の連鎖を断て
これは某市と北海道釧路市の母子家庭の例が取り上げられていた。
(1)某市(市の名前は明かされず)の例
月収10万円程度の母子家庭(母+子供3人)を例に挙げていた。
主役は40歳の母。
家業がうまく行かなくなったのをきっかけに離婚、養育費も入ってこなくなった。
ハローワークへ行って仕事を探すも、手に職らしきものがない母によい収入の仕事などないのが現実。
生活保護を辞退しろ」の市と、家族を支援する人たちの手助けで生活保護を取り持たれていることの綱引きが行われているが、抜本的な解決には全く至っていない。

また、高校に進学した子供については、バイト収入があるだろうからということで、「生活保護費」を削ろうとするのはなんなんだろうか?

情緒的には、高校に進学した息子の制服が「サラ」ではなく「お古」だったところに目が行きそうになるが、本質は貧困から抜け出す手段がサッパリ見出せないこと。

(2)北海道釧路市のセーフティーネットの例
こちらは、NPOを通じて、貧困による学力差を解決しようとする話が取り上げられる。
近所で北海道新聞を購読している人から、高校受験対策の箇所を頂くなどの涙ぐましい努力も取り上げられる。しかし、ここで取り上げられた女性は公立高校に不合格となってしまった。
そこで、母親は市の生活保護担当と相談に至るが、私立高校への入学金を用意できない(支払い期限は1週間後なのに、審査に1ヶ月も掛かる)のではお話にならない。
結局、母親の知り合いのツテをたどって、入学金を用意することはできたとしめられていたが、なんとなく納得ができない。

※この女性が行った高校は2ちゃんねるに名前が出されていました。
しかし、ここではその名前は伏せることにします。

現実に、親の所得と学歴の質の間にある程度の相関関係があるのは否定できない。
しかし、こんなことで優秀(かもしれない)人たちの芽を摘むのが正義なのだろうか?



とにかく、いろんなところで制度疲労が起きていて、そのことによる破綻や救助が及ばないことは否めない。でも、その解決策は容易には見つからないというしかない。自分にできることは…というと、クライシス状況にならないよう、できる範囲で生活を極力切り詰めることぐらいしかできないのが悔しい。




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テーマ : 貧困問題
ジャンル : 政治・経済

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Author:プラチナヒルズ
黄海…もとい後悔三国(中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義共和国)は反日で構わないが、プロパガンダで貶めるから嫌いです。
原発は放射性廃棄物の無害化技術が実用化されたら賛成に回ります。

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