週刊プレイボーイのファミレス淘汰の記事について
今日発売の週刊プレイボーイのファミレス淘汰の記事は痛い。デニーズが大量閉店を図るとか、すかいらーくが再上場を延期するとか、新卒採用難に陥っているとか、とにかくネガティヴ要因が満載の状況。
気がつけば、近所のほっかほっか亭に貼ってある求人募集を見ると、以前は「固定給20万円+業績」だったのが、最近では「固定給27万円+業績」に書き換えられている。いくら山手線の内側だからといっても、値上げしすぎ。既存店舗に雇える人材が払底し始めているということなのだろうか?
【ファミレス淘汰の原因】
(内部要因)
○人件費の上昇
○食材費・光熱費の上昇
○メニューの価格引下げ圧力
(外部要因)
○ガソリン高騰に伴う、自動車での来客減少
~街道沿いを考えればすぐに理解できる。
その反面、駅の乗り換え途中みたいなところはこの影響はあまり受けていない。
○フリーターや派遣増加に伴う所得水準の劣化
これは週刊PBの引き写し。
時給900円で年間2000時間労働ではでは年収180万円にしかならない。そこから家賃や光熱費、税金、年金・保険なんかを差し引いたらファミレス値段では高過ぎる。
○「中食」の普及
ほか弁は古くからあるし、コンビニ弁当も日常化してしまった。
おまけに、駅ナカの普及なんかも痛い。
新宿の京王・小田急、渋谷の東急東横店、目黒のアトレ、品川の伊勢丹、新横浜の高島屋…
品川・新横浜は新幹線の駅弁用も兼ねている
といいながら、「アルバイトの時給2円増、3月の首都圏986円・リクルート調査」という賃金伸び悩みの記事もあるので、いったんはピークアウトしたのかもしれない。流通や外食、消費者金融、パチンコなどとにかく曲がり角になっているところが多数表れだしているのですね。
アルバイトの時給2円増、3月の首都圏986円・リクルート調査
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/top/index.cfm?i=2008042005260b1
リクルートが実施したアルバイト・パート募集時平均時給調査によると、3月の平均時給は首都圏で前月比2円微増し、986円となったことが分かった。専門職や販売・サービス系、フード系の時給が上昇し、全体を押し上げた。2007年からの時給の上昇傾向は続いているものの、08年に入ってからは上昇に停滞感が出てきている。
三大都市圏(首都圏・関西・東海)の平均時給は前月比2円減の944円だった。職種別に見ると同7円増加した専門職系や、同1円増えた販売・サービス系以外はすべての業種で減少した。営業職やテレホンアポインターなどの営業系は同14円減少したものの、前年同月比で32円増えた。
[4月21日/日経産業新聞]
気がつけば、近所のほっかほっか亭に貼ってある求人募集を見ると、以前は「固定給20万円+業績」だったのが、最近では「固定給27万円+業績」に書き換えられている。いくら山手線の内側だからといっても、値上げしすぎ。既存店舗に雇える人材が払底し始めているということなのだろうか?
【ファミレス淘汰の原因】
(内部要因)
○人件費の上昇
○食材費・光熱費の上昇
○メニューの価格引下げ圧力
(外部要因)
○ガソリン高騰に伴う、自動車での来客減少
~街道沿いを考えればすぐに理解できる。
その反面、駅の乗り換え途中みたいなところはこの影響はあまり受けていない。
○フリーターや派遣増加に伴う所得水準の劣化
これは週刊PBの引き写し。
時給900円で年間2000時間労働ではでは年収180万円にしかならない。そこから家賃や光熱費、税金、年金・保険なんかを差し引いたらファミレス値段では高過ぎる。
○「中食」の普及
ほか弁は古くからあるし、コンビニ弁当も日常化してしまった。
おまけに、駅ナカの普及なんかも痛い。
新宿の京王・小田急、渋谷の東急東横店、目黒のアトレ、品川の伊勢丹、新横浜の高島屋…
品川・新横浜は新幹線の駅弁用も兼ねている
といいながら、「アルバイトの時給2円増、3月の首都圏986円・リクルート調査」という賃金伸び悩みの記事もあるので、いったんはピークアウトしたのかもしれない。流通や外食、消費者金融、パチンコなどとにかく曲がり角になっているところが多数表れだしているのですね。
アルバイトの時給2円増、3月の首都圏986円・リクルート調査
http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/top/index.cfm?i=2008042005260b1
リクルートが実施したアルバイト・パート募集時平均時給調査によると、3月の平均時給は首都圏で前月比2円微増し、986円となったことが分かった。専門職や販売・サービス系、フード系の時給が上昇し、全体を押し上げた。2007年からの時給の上昇傾向は続いているものの、08年に入ってからは上昇に停滞感が出てきている。
三大都市圏(首都圏・関西・東海)の平均時給は前月比2円減の944円だった。職種別に見ると同7円増加した専門職系や、同1円増えた販売・サービス系以外はすべての業種で減少した。営業職やテレホンアポインターなどの営業系は同14円減少したものの、前年同月比で32円増えた。
[4月21日/日経産業新聞]
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