韓国人はゴルフ、中国人は富士山目当ての人が多いって本当?
オーストラリア人がスキーリゾートとして北海道ニセコの土地を買いあさって、地価が上がったというのがあった。
韓国人が九州に訪れるのは、単なる地理的条件の要素が大きそう。
韓国から数百キロ圏内に九州や四国が入ってしまうことがすべてのように思える。
韓国の冬の寒さを考えたら、北海道よりも、温暖な九州や四国を選びたくなるのは自然の成り行きだと思う。
台湾は数百キロ圏内には沖縄しかなく、本土では鹿児島でも1000kmを超えてしまうので韓国ほどは距離の制約が薄くなるのは当然だと思う。中国でも似たような形。
「台湾は雪、中国人は富士山を目当てにする人が多い」という国交省の分析はちょっと疑問がある。
最近の中国人観光客は買い物ツアーで来ることが多いため、まず東京を目指すことになる。中国人が富士山周辺に向かう背景には、東京に向かうツアー観光客の多さがあるように思えてならない。
その一方で台湾人が北海道・東北や北陸に目立つというのは、本当に雪とかスキー客が多いことの現われなのだと思われる。中国ほど買い物ツアー客の比率が高くないというのもあるかもしれない。
以下の白書のニュースでは、米中韓台の上位4カ国しか出てきていないが、他の国の傾向も出してみると面白いかもしれない。
欧州人は相撲が好きとか、アメリカ人が秋葉原のフィギュアショップに入り浸るとか、シベリアからスキーにやってくるとか、インド人はどうだとかの傾向もあるように思えてなりません。
訪問先は国ごとに特徴 外国人の宿泊客で観光白書
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008060601000182.html
2007年に日本を訪れた外国人観光客の宿泊地を都道府県別にみると、韓国人は南国、台湾人は雪国好み-。訪問先は、国によって特徴があることを裏付ける初の調査結果を盛り込んだ政府の07年度観光白書が6日、閣議決定された。
07年の訪日外国人観光客は835万人と、4年連続で過去最高を更新した。これを国・地域別に比べると韓国からが260万人で約3割を占め、続いて台湾が139万人、中国が94万人、米国が82万人の順となっている。
都道府県ごとに宿泊者数がトップの国・地域をみると、韓国は沖縄を除く九州7県や香川など温暖な地域を中心に19府県で首位。特にゴルフ目的の人が多い。台湾は北海道や岩手、宮城、北陸など雪の多い地域など16道県で最多、流氷や雪を楽しむ人が多いという。
一方で、米国はビジネス目的が多い千葉、東京、神奈川、愛知と、京都や世界遺産の原爆ドームがある広島など8都府県でトップだった。中国は埼玉、山梨、静岡の3県で首位。香港は和歌山で最多だった。
韓国人はゴルフ、中国人は富士山が好み…観光白書
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080606-OYT1T00295.htm
政府が6日発表した「観光白書」によると、2007年に韓国から訪れた旅行者は九州や四国を多く訪れ、台湾からの旅行者は北海道や東北、北陸を旅先に選ぶ傾向があることが分かった。
中国からは山梨、静岡への滞在が目立つ。国土交通省は、「旅行の目的が、韓国人はゴルフ、台湾は雪、中国人は富士山を見ることだからではないか」と分析している。
韓国ではゴルフ場の数が不足しており、日本国内でプレー代が比較的、割安な九州や四国に人気が集まっているという。熊本、大分では、外国人宿泊者の7割以上が韓国人だった。ゴルフをプレーして、温泉を楽しんで帰るパターンが多いという。
また、台湾からの旅行者は、高温多湿で自国で降らない雪への関心が高く、北海道では外国人宿泊客の46%を占めた。中国人には日本を代表する富士山の眺めに人気があるという。
07年に日本を訪れた外国人旅行者は過去最高の835万人で、アジアからは全体の7割以上を占める613万人(前年比16.8%増)に上った。国・地域別では韓国が260万人とトップで、台湾(138万人)、中国(94万人)と続いた。
(2008年6月6日10時49分 読売新聞)
韓国人が九州に訪れるのは、単なる地理的条件の要素が大きそう。
韓国から数百キロ圏内に九州や四国が入ってしまうことがすべてのように思える。
韓国の冬の寒さを考えたら、北海道よりも、温暖な九州や四国を選びたくなるのは自然の成り行きだと思う。
台湾は数百キロ圏内には沖縄しかなく、本土では鹿児島でも1000kmを超えてしまうので韓国ほどは距離の制約が薄くなるのは当然だと思う。中国でも似たような形。
「台湾は雪、中国人は富士山を目当てにする人が多い」という国交省の分析はちょっと疑問がある。
最近の中国人観光客は買い物ツアーで来ることが多いため、まず東京を目指すことになる。中国人が富士山周辺に向かう背景には、東京に向かうツアー観光客の多さがあるように思えてならない。
その一方で台湾人が北海道・東北や北陸に目立つというのは、本当に雪とかスキー客が多いことの現われなのだと思われる。中国ほど買い物ツアー客の比率が高くないというのもあるかもしれない。
以下の白書のニュースでは、米中韓台の上位4カ国しか出てきていないが、他の国の傾向も出してみると面白いかもしれない。
欧州人は相撲が好きとか、アメリカ人が秋葉原のフィギュアショップに入り浸るとか、シベリアからスキーにやってくるとか、インド人はどうだとかの傾向もあるように思えてなりません。
訪問先は国ごとに特徴 外国人の宿泊客で観光白書
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008060601000182.html
2007年に日本を訪れた外国人観光客の宿泊地を都道府県別にみると、韓国人は南国、台湾人は雪国好み-。訪問先は、国によって特徴があることを裏付ける初の調査結果を盛り込んだ政府の07年度観光白書が6日、閣議決定された。
07年の訪日外国人観光客は835万人と、4年連続で過去最高を更新した。これを国・地域別に比べると韓国からが260万人で約3割を占め、続いて台湾が139万人、中国が94万人、米国が82万人の順となっている。
都道府県ごとに宿泊者数がトップの国・地域をみると、韓国は沖縄を除く九州7県や香川など温暖な地域を中心に19府県で首位。特にゴルフ目的の人が多い。台湾は北海道や岩手、宮城、北陸など雪の多い地域など16道県で最多、流氷や雪を楽しむ人が多いという。
一方で、米国はビジネス目的が多い千葉、東京、神奈川、愛知と、京都や世界遺産の原爆ドームがある広島など8都府県でトップだった。中国は埼玉、山梨、静岡の3県で首位。香港は和歌山で最多だった。
韓国人はゴルフ、中国人は富士山が好み…観光白書
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20080606-OYT1T00295.htm
政府が6日発表した「観光白書」によると、2007年に韓国から訪れた旅行者は九州や四国を多く訪れ、台湾からの旅行者は北海道や東北、北陸を旅先に選ぶ傾向があることが分かった。
中国からは山梨、静岡への滞在が目立つ。国土交通省は、「旅行の目的が、韓国人はゴルフ、台湾は雪、中国人は富士山を見ることだからではないか」と分析している。
韓国ではゴルフ場の数が不足しており、日本国内でプレー代が比較的、割安な九州や四国に人気が集まっているという。熊本、大分では、外国人宿泊者の7割以上が韓国人だった。ゴルフをプレーして、温泉を楽しんで帰るパターンが多いという。
また、台湾からの旅行者は、高温多湿で自国で降らない雪への関心が高く、北海道では外国人宿泊客の46%を占めた。中国人には日本を代表する富士山の眺めに人気があるという。
07年に日本を訪れた外国人旅行者は過去最高の835万人で、アジアからは全体の7割以上を占める613万人(前年比16.8%増)に上った。国・地域別では韓国が260万人とトップで、台湾(138万人)、中国(94万人)と続いた。
(2008年6月6日10時49分 読売新聞)
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