2012隅田川花火大会の写真(2)
2012隅田川花火大会の写真(3)
その1、その2と、花火と東京スカイツリーの、光の競演写真を掲載しました。この、その3で終わりとなります。
カメラはおととし買ったCanon PowerShotです。三脚を使い固定して撮影していないので、ぶれる写真が多く、使い物にならないものが多いものの、手すりに置く形で撮影しているので、何分の1の割合で使えそうなものが残りました。
蛇足ですが、花火モードで撮影しています。一般に、AUTOモードにしてしまうと花火を写すにはシャッタースピードが早くなり過ぎ、花火を写したらショボくなってしまうので、花火モードを使うしかないということになる次第です。
Sumida River Fireworks Festival, Tokyo Japan(Sat. July 28, 2012)




カメラはおととし買ったCanon PowerShotです。三脚を使い固定して撮影していないので、ぶれる写真が多く、使い物にならないものが多いものの、手すりに置く形で撮影しているので、何分の1の割合で使えそうなものが残りました。
蛇足ですが、花火モードで撮影しています。一般に、AUTOモードにしてしまうと花火を写すにはシャッタースピードが早くなり過ぎ、花火を写したらショボくなってしまうので、花火モードを使うしかないということになる次第です。
Sumida River Fireworks Festival, Tokyo Japan(Sat. July 28, 2012)




2016年7月30日・第39回隅田川花火大会・第1会場ラスト20分の動画
まったりといつものライトアップが光る東京スカイツリーとは対照的に、1年に約1回、強い光を放つ花火が、隅田川の上に設けられた打ち上げ台から打ち上げられるのが隅田川花火大会となります。
2016年7月30日、デジカメの連続録画可能時間が20分であることから、終了時間20分前である20時10分になったのを見計らって、デジカメの録画ボタンを押した。三脚据え付けなので、急なブレとかが起きないよう様子を見ながら、淡々と録画している花火を見ていた。
あとはフィナーレまで向かう動画となります。
花火が上がっているところは、動画中央の大写しと、右下に小さく映っているものの2つになっています。動画中央は桜橋そばで打ち上げる第一会場のもの、右下は両国に近い第二会場のものです。
2016年7月30日、デジカメの連続録画可能時間が20分であることから、終了時間20分前である20時10分になったのを見計らって、デジカメの録画ボタンを押した。三脚据え付けなので、急なブレとかが起きないよう様子を見ながら、淡々と録画している花火を見ていた。
あとはフィナーレまで向かう動画となります。
花火が上がっているところは、動画中央の大写しと、右下に小さく映っているものの2つになっています。動画中央は桜橋そばで打ち上げる第一会場のもの、右下は両国に近い第二会場のものです。
2019・電車で隅田川花火大会に行くときの注意事項
2019年7月27日(土)に毎年恒例の隅田川花火大会が開催される予定です。
台風6号が関東地方に向かう予想となっていますが、花火の時間帯はまだ中心部から離れているため予定通り開催となるでしょう。
例年、開催日は7月最終土曜日です。
ただし、警備の関係で時期が変わる年もあります。
以下は初心者向けの内容にしています。
るるぶ、まっぷるマガジン、Tokyo Walkerのようなガイドブックには書いていないような事を。
○東京駅から浅草に向かう場合の注意事項
一番手っ取り早いのは、八重洲口から南千住に向かう都バス(東42甲)を使うこと。
しかし、18時~21時半の間、南千住行きのバスは浅草橋の手前で運行停止となるため使えません。
17時以降は、バスを使うのはあきらめた方が賢明です。
代替ルートとして、地下鉄の日本橋駅まで歩いて行って、銀座線か浅草線を使う方法を取るしかありません。
○車窓からの花火の光景
ほとんど期待できませんが、花火によって鉄道が止まることはないので、東武鉄道の浅草駅に入る直前の隅田川の橋上に限り見ることができます。総武線の浅草橋=両国間については、コメントを控えます。
○見物場所について
近隣では、堂々と場所取りできるところは隅田公園ぐらい、それも野球場以外しかありません。隅田公園のほかの場所とか、堤防沿いなどになると、なわ張りとしているホームレスに場所代をとられることになりかねません。
隅田公園内の野球場前では、かつては場所取りの行列が何日も前からできるのが常でした。近くのローソンは花火前から売り上げ増になる状況になるほどだった。しかし、市民協賛の観覧場所となった今では、場所取りの行列ができているかは不明です。
マンションの屋上などは、親類縁者でもいない限り入れないところばかりです。
アサヒビール・バンダイ・ライオンなど川沿いにビルを構える会社では花火見物していることも考えられますが、関係者でもない限り立ち入り不能です。
混まずに見られる穴場ですか? インターネットの普及で広まってしまったので、「穴場だった」と思っていた方がよさそうです。
●東京スカイツリーについてのお話(コピペを一部修正)
山形県鶴岡市内の車中で、AMラジオを聞いていた際、辛酸なめ子の隅田川花火大会観覧記@東京スカイツリーの話があった。面白かったのだが、録音もメモも取っていない。この放送について、記されたところがあったので、コピペに、記憶に残っていることを少し加え、掲載しておきます。
漫画家・コラムニストの辛酸なめ子が、ラジオ番組『荒川強啓 デイ・キャッチ!』(TBSラジオ)に2012年9月11日に出演し、「なめちゃん、ひと夏の思い出を語る」と題して、この夏、東京スカイツリーから鑑賞した隅田川花火大会の様子を語っていた。
この日、2つの展望台に入場できるプラチナチケットを手に入れることができたのは約700人。地上350mの天望デッキは、混雑のため前列は歩きながらの鑑賞となった。また2列目は、立ち止まれるのだが、花火を見下ろす形になるため2列目では、一切見えなかった。
そこでなめ子は、450mの天望回廊から見ることにした。ここでは最前列も立ち止まっての鑑賞が許可されていた。しかしこのフロアは窓枠が多いため全体が見辛い。さらに、天空回廊は平たんではないので、疲れる。さらに、アルコール類含め飲食物持ち込みが一切禁止だった(中で売られる弁当は除く)ため、眼下に見える隅田川に浮かぶ宴会中の屋形船が、羨ましく思えたという。
最初は、幸福感いっぱいで訪れたスカイツリーだったが、開始1時間前から場所取りをはじめたなめ子は、冷房がよく効いていたため「足がバキバキ」に冷えてきた。さらにあまりにも高すぎるスカイツリーからは、花火が上がっても小さく見えてしまい、音も聞こえない。また、バックが夜空ではなく、街の灯りやカメラのフラッシュ等の明るいもので花火はあまり目立たなかった。普通の日なら綺麗だと思える夜景も、この日はありがたくなかったようだ。
唯一、辛酸が“良かったこと”と語ったのは、発射台から自動制御で上げられたまん丸な花火を上空から確認できたことだけだった。
来年も「一度は空からの花火を見てみたい」という多くの人々が応募することだろう。しかし、抽選に当たっても、実際には足元に広がる無音の小さな花火を鑑賞することになるようだ。何事も経験しなければ分からないものである。
●ホテルで見物
これも、ホテルサンルート浅草(第二)、第一ホテル両国(第一)、浅草ビューホテル(双方)、東武ホテルレバント東京(錦糸町・双方)、浅草ホテル旅籠(第二)、ドーミーイン浅草、ホテルミュー浅草など、室内から花火が見えるところではが「一年最大の書き入れ時」とばかりに、こぞって事前予約を受け付ける形。なお、室内から見えないところでは、これといった動きはない。
○食べ物の持込について
よほどのものでない限り、現地で確保すれば済んでしまいます。
前述のローソンはもとより、花火見物客があふれる一帯では軒並み1年で売り上げが一番多い日になります。
コピー機をどけるぐらいは序の口で、本部から応援店員がかき集めないとならないほど客が集まる状況です。
○ゲリラ豪雨・竜巻云々(2013年7月29日追記)
建物の中で見物したりするような人にはあまり関係がない話だが、帰宅時に巻き込まれかねないので要注意。屋外で場所取り・見物する面々は注意必至だ。建物の屋上で見物する人もだ。
野球場や公園では逃げ場がない。見物客の来訪に伴い、うん十倍も一帯に人があふれるので、逃げの障害になる。
傘や雨がっぱの類をコンビニなどへ買いに走っても、売り切れになるのが必至。天気予報でヤバそうな話が出ていたら、家を出る前の時点で好天でも、事前に携帯するのがベターだ。
また、高層ビル・マンションの屋上に竜巻がやってきてしまったら、巻き込まれて地上に転落死の恐れも。高所なので落雷の危険性も高い。竜巻・雷雨の注意報や警報が出そうになったら、直ちに見物を断念すべし。
○荒天中止(2013年7月29日追記)
2013年7月28日の第36回大会は、ゲリラ豪雨発生+一帯への落雷懸念により、開始から3分の1ほどを終えた時点で中止となってしまった。
「荒天」なのが厄介だ。自宅やホテル・東京スカイツリー展望台など屋内で見物した人は、その場にとどまっていれば済むのでまだマシ。
住人と住人関係者しか立ち入らないマンション屋上では、自宅に帰ればいい。マンションへの来客は、帰宅を遅らせて、駅に殺到する帰宅者をやり過ごせばいい。
近所の屋外で花火見物の人は、自宅に逃げ帰ればいい。
ただし、近くに退避できるファストフードや喫茶店のようなものがない、あっても店じまいしている所の公園や路上などで見物している人には逃げ場がない。店が見つかっても、雨宿りの客であふれ、入店お断りとなっているかもしれない。
墨田区側の隅田川沿いだったら、多くは首都高速道路の高架下で雨宿りの手もあるが、それ以外では、もう慌てて駅に向かうしかなくなる。
野球場や路上など、荒天に野ざらしになっている状態から逃げ場のない人は、駅に向かうしかないが、駅周辺は人が殺到し過ぎてどうにもならなくなる。この危惧に該当しそうな人は、天気予報次第で、十分な荒天対策をしておくのが必須となります。
現場にいなかった世間一般には、
「ジャニーズNEWSの秩父宮ラグビー場屋外コンサートが、ゲリラ豪雨で過呼吸に陥る観客が続出した」
ことの方が記憶に残っているかもしれない。ほぼ同時間の出来事ですから。花火大会会場から数キロ離れた所の事を。
フリーになって3ヶ月の高橋真麻アナウンサーが雨風に打ち付けられながら実況中継していた
テレビ東京の生中継現場で樹木希林が「笑うしかない」の名言を残した
これが、2013隅田川花火大会のテレビ中継現場でした。
○花火の後…
20時半に終了すると、見物客は三々五々家路に向かいます。
近所の人はそれで終わり。
露店で投売りが始まるのもいつものことだが、当然ほとんど見向きもされない。
それから、アルミニウム収集の人が大量に現れます。用済みのアルミ缶が大量に発生するため、めったに起こりえない書き入れ時となるからです。雷雨により途中で打ち切りになった2013年でも、それまでの暑さから大量の空き缶が発生したので、収集には事欠かなかった感じだ。
●タクシーの利用(2013年7月29日追記)
考えない方がいい。ただでさえ、交通規制区域内には18時から21時半まで自動車が通行禁止になってしまうので、タクシーがやってくるのはそれ以降。ついでに、普段のうん十倍、うん百倍も潜在的タクシー利用者が存在してしまうので、軽く拾おうなんて考えるだけムダ。予約すら厳しいと考えざるを得ない。それでも、交通規制区域外が遠くない両国駅界隈や白鬚橋界隈はマシな方。蔵前~浅草駅~隅田公園の一帯は、絶望的と考えていい。
○ファストフード、コンビニ
野球場のような花火見物会場前では花火終了直後をピークに、徐々に客は減るが、駅に向かう途中、駅前では終日込み合うとして差し支えない。
浅草駅前、雷門通りで確認した限りでは、ケンタッキー・フライド・チキン、スターバックスコーヒー、モスバーガーでは花火終了1時間半後でもかなりの込み合い方が店外から十分うかがえた。浅草駅前のような、ど真ん中に影響は限定できない。上野駅まで徒歩で向かう人が多数確認でき、途中のコンビニやコーヒーチェーンまで客入り増加の状況が確認できた。コンビニにトイレ行列…なんて苦笑させられる状況まであった。
ここでは浅草=上野間に限定しているが、押上=錦糸町、浅草=南千住間などでも似た状況がみられそうです。
ただし、帰宅時に大雨になってしまった場合については、確認していないので何ともできない。
台風6号が関東地方に向かう予想となっていますが、花火の時間帯はまだ中心部から離れているため予定通り開催となるでしょう。
例年、開催日は7月最終土曜日です。
ただし、警備の関係で時期が変わる年もあります。
以下は初心者向けの内容にしています。
るるぶ、まっぷるマガジン、Tokyo Walkerのようなガイドブックには書いていないような事を。
○基本事項
- 交通規制区間を通過する都バスは18時から21時半まで運行停止、または運転区間短縮の扱いになります。http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/bus/2008/bus_i_200807191_h.html
- 見物客は、花火終了後すぐに帰るわけではないので、帰りの電車は終日混雑します。
混雑するだけならいいのだが、乗客の大多数は花火の見物客のため、車内はうるさい! - 銀座線で帰る場合は、田原町駅は使わない方がよい。始発の浅草駅でわんさか乗客が乗っているので、間違いなく立たされることになる。
上野駅でJRなどに乗り換えるのならば、1.5km歩いた方がマシ。
2012年の場合、田原町→上野駅へ何千人が歩いて移動しました。
「総武線の浅草橋→秋葉原」、「蔵前→御徒町」、「?→つくばエクスプレス(TX)浅草駅」、「?→東京メトロ入谷駅」、「押上→総武線錦糸町」、「浅草→常磐線の南千住」パターンもあります。 - 銀座線浅草駅では、花火終了後しばらくの間入場制限に追い込まれます。
2012年の場合、21時50分現在でも入場制限が行われ、江戸通り北方向(松屋沿い)に行列ができてしまいました。 - 2012年から
東武線の東京スカイツリー駅(旧業平橋駅)から乗車しようとする人もいるでしょうが、隅田川を越えて始発・浅草駅に行くのがおすすめ。 - 都営浅草線の場合は回避策が考えられない。単純に最寄駅で乗車下さい。
- 蛇足ですが、定期券・1日乗車券、回数券のようなものをお持ちでない方は、Suica・PASMO等、「交通系電子マネー」のうち、東京で使用可能なモノにへあらかじめチャージしておいて下さい。いくら電子マネーへ移行した今日とは言え、券売機への行列は避けられません。
- 荒天により途中終了、または終了直後に荒天になってしまった場合は、近隣住人、または近隣に宿泊場所を確保していない人が駅に見物客が殺到してしまいます。「ゆっくり帰ろう」と思う人がいなくなるので、帰宅を急ぐ人がかさまざるを得ない。とくに、浅草駅が懸念だ。2013年の第36回大会では19時40分に中止となり、公園や路上での見物客がこぞって最寄駅に殺到する「地獄絵図」の事態に見舞われた。
- 西暦年数が3で割れる年は、予備日の日曜日が参議員選挙の投票日になる恐れもあります。そのほか、いつになるかはその時次第だが、東京都知事選挙の予備日の日曜日にされてしまう恐れもあります。
この場合は、土曜日が中止になったら、無条件にその年は中止になります。
2007年、「前日の選挙運動」雷門前でやってしまい、安倍晋三(第1期)が大ひんしゅくを買ったほか、神谷バー前で丸川珠代が「握手押し付け」をやったのが、いやでも頭に浮かんでしまいます。 - 鬼が笑うような予想だが、2020年だけは「休止」になっても驚けない。
東京オリンピックの開催期間は7月24日~8月9日となるので、警備の人員手配問題から、隅田川花火大会の例年通りの7月最終土曜日の開催は不可能だ。
また、2000年は沖縄サミットのため、2011年は東日本大震災の影響で、8月最終土曜日に延期された事はあるが、2020年は「五輪警備の代替休暇」のために運営委員会、警備スタッフが十分に確保できるとは考え難く、「休止」を予想する形となります。
東京オリンピックの開催期間は7月24日~8月9日となるので、警備の人員手配問題から、隅田川花火大会の例年通りの7月最終土曜日の開催は不可能だ。
しかし、2020年限定で、「海の日」「山の日」「体育の日」を移す案が持ち上がっている。
「海の日」
例年の7月第3月曜日(2020年7月20日)⇒開会式の前日(7月23日)
「体育の日」
例年の10月第2月曜日(2020年10月12日)⇒開会式の当日(7月24日)
「山の日」
例年の8月11日⇒閉会式の翌日(8月10日)
そこで、東京オリンピック開催期間ではなく、祝日になった8月10日に隅田川花火大会を実施しようとする案が出ている。
2020年は、例年より開催時期を2週間繰り上げ、7月第二土曜日の11日に開催すると、大会実施委員会は2018年7月20日に発表している。東京オリンピックの警備で人手が割かれるので、やむを得ない。
しかし、2020年の隅田川花火大会実施については、例外と考えるべきである。
2020年の休止は、「浅草サンバカーニバル」「足立の花火」「葛飾納涼花火大会」「立川まつり国営昭和記念公園花火大会」「八王子花火大会」「いたばし花火大会・戸田橋花火大会」「江戸川区花火大会・市川市民納涼花火大会」「東京湾大華火祭」など、夏休み期間中に都内の自治体が主催のものを中心に、相次ぐものと考えます。
例年りんかい線異臭騒ぎをもたらすコミケがゴールデンウィークに、大相撲名古屋場所の千秋楽が五輪開催前に済むよう繰り上げられ、夏の高校野球の開幕が五輪閉会式とバッティングしないよう繰り下げられ…が原因で休止になるとか、日程変更になるものはスポーツイベントを中心に多数登場するでしょう。
2019年までフジテレビが27時間テレビをやっていたとしても「2020年で打ち切り」になるかもしれないとか…東京五輪が打ち切りのきっかけになるものも出て不思議さはありません。
○東京駅から浅草に向かう場合の注意事項
一番手っ取り早いのは、八重洲口から南千住に向かう都バス(東42甲)を使うこと。
しかし、18時~21時半の間、南千住行きのバスは浅草橋の手前で運行停止となるため使えません。
17時以降は、バスを使うのはあきらめた方が賢明です。
代替ルートとして、地下鉄の日本橋駅まで歩いて行って、銀座線か浅草線を使う方法を取るしかありません。
○車窓からの花火の光景
ほとんど期待できませんが、花火によって鉄道が止まることはないので、東武鉄道の浅草駅に入る直前の隅田川の橋上に限り見ることができます。総武線の浅草橋=両国間については、コメントを控えます。
○見物場所について
近隣では、堂々と場所取りできるところは隅田公園ぐらい、それも野球場以外しかありません。隅田公園のほかの場所とか、堤防沿いなどになると、なわ張りとしているホームレスに場所代をとられることになりかねません。
隅田公園内の野球場前では、かつては場所取りの行列が何日も前からできるのが常でした。近くのローソンは花火前から売り上げ増になる状況になるほどだった。しかし、市民協賛の観覧場所となった今では、場所取りの行列ができているかは不明です。
マンションの屋上などは、親類縁者でもいない限り入れないところばかりです。
アサヒビール・バンダイ・ライオンなど川沿いにビルを構える会社では花火見物していることも考えられますが、関係者でもない限り立ち入り不能です。
混まずに見られる穴場ですか? インターネットの普及で広まってしまったので、「穴場だった」と思っていた方がよさそうです。
●東京スカイツリーについてのお話(コピペを一部修正)
山形県鶴岡市内の車中で、AMラジオを聞いていた際、辛酸なめ子の隅田川花火大会観覧記@東京スカイツリーの話があった。面白かったのだが、録音もメモも取っていない。この放送について、記されたところがあったので、コピペに、記憶に残っていることを少し加え、掲載しておきます。
漫画家・コラムニストの辛酸なめ子が、ラジオ番組『荒川強啓 デイ・キャッチ!』(TBSラジオ)に2012年9月11日に出演し、「なめちゃん、ひと夏の思い出を語る」と題して、この夏、東京スカイツリーから鑑賞した隅田川花火大会の様子を語っていた。
この日、2つの展望台に入場できるプラチナチケットを手に入れることができたのは約700人。地上350mの天望デッキは、混雑のため前列は歩きながらの鑑賞となった。また2列目は、立ち止まれるのだが、花火を見下ろす形になるため2列目では、一切見えなかった。
そこでなめ子は、450mの天望回廊から見ることにした。ここでは最前列も立ち止まっての鑑賞が許可されていた。しかしこのフロアは窓枠が多いため全体が見辛い。さらに、天空回廊は平たんではないので、疲れる。さらに、アルコール類含め飲食物持ち込みが一切禁止だった(中で売られる弁当は除く)ため、眼下に見える隅田川に浮かぶ宴会中の屋形船が、羨ましく思えたという。
最初は、幸福感いっぱいで訪れたスカイツリーだったが、開始1時間前から場所取りをはじめたなめ子は、冷房がよく効いていたため「足がバキバキ」に冷えてきた。さらにあまりにも高すぎるスカイツリーからは、花火が上がっても小さく見えてしまい、音も聞こえない。また、バックが夜空ではなく、街の灯りやカメラのフラッシュ等の明るいもので花火はあまり目立たなかった。普通の日なら綺麗だと思える夜景も、この日はありがたくなかったようだ。
唯一、辛酸が“良かったこと”と語ったのは、発射台から自動制御で上げられたまん丸な花火を上空から確認できたことだけだった。
来年も「一度は空からの花火を見てみたい」という多くの人々が応募することだろう。しかし、抽選に当たっても、実際には足元に広がる無音の小さな花火を鑑賞することになるようだ。何事も経験しなければ分からないものである。
●ホテルで見物
これも、ホテルサンルート浅草(第二)、第一ホテル両国(第一)、浅草ビューホテル(双方)、東武ホテルレバント東京(錦糸町・双方)、浅草ホテル旅籠(第二)、ドーミーイン浅草、ホテルミュー浅草など、室内から花火が見えるところではが「一年最大の書き入れ時」とばかりに、こぞって事前予約を受け付ける形。なお、室内から見えないところでは、これといった動きはない。
○食べ物の持込について
よほどのものでない限り、現地で確保すれば済んでしまいます。
前述のローソンはもとより、花火見物客があふれる一帯では軒並み1年で売り上げが一番多い日になります。
コピー機をどけるぐらいは序の口で、本部から応援店員がかき集めないとならないほど客が集まる状況です。
○ゲリラ豪雨・竜巻云々(2013年7月29日追記)
建物の中で見物したりするような人にはあまり関係がない話だが、帰宅時に巻き込まれかねないので要注意。屋外で場所取り・見物する面々は注意必至だ。建物の屋上で見物する人もだ。
野球場や公園では逃げ場がない。見物客の来訪に伴い、うん十倍も一帯に人があふれるので、逃げの障害になる。
傘や雨がっぱの類をコンビニなどへ買いに走っても、売り切れになるのが必至。天気予報でヤバそうな話が出ていたら、家を出る前の時点で好天でも、事前に携帯するのがベターだ。
また、高層ビル・マンションの屋上に竜巻がやってきてしまったら、巻き込まれて地上に転落死の恐れも。高所なので落雷の危険性も高い。竜巻・雷雨の注意報や警報が出そうになったら、直ちに見物を断念すべし。
○荒天中止(2013年7月29日追記)
2013年7月28日の第36回大会は、ゲリラ豪雨発生+一帯への落雷懸念により、開始から3分の1ほどを終えた時点で中止となってしまった。
「荒天」なのが厄介だ。自宅やホテル・東京スカイツリー展望台など屋内で見物した人は、その場にとどまっていれば済むのでまだマシ。
住人と住人関係者しか立ち入らないマンション屋上では、自宅に帰ればいい。マンションへの来客は、帰宅を遅らせて、駅に殺到する帰宅者をやり過ごせばいい。
近所の屋外で花火見物の人は、自宅に逃げ帰ればいい。
ただし、近くに退避できるファストフードや喫茶店のようなものがない、あっても店じまいしている所の公園や路上などで見物している人には逃げ場がない。店が見つかっても、雨宿りの客であふれ、入店お断りとなっているかもしれない。
墨田区側の隅田川沿いだったら、多くは首都高速道路の高架下で雨宿りの手もあるが、それ以外では、もう慌てて駅に向かうしかなくなる。
野球場や路上など、荒天に野ざらしになっている状態から逃げ場のない人は、駅に向かうしかないが、駅周辺は人が殺到し過ぎてどうにもならなくなる。この危惧に該当しそうな人は、天気予報次第で、十分な荒天対策をしておくのが必須となります。
現場にいなかった世間一般には、
「ジャニーズNEWSの秩父宮ラグビー場屋外コンサートが、ゲリラ豪雨で過呼吸に陥る観客が続出した」
ことの方が記憶に残っているかもしれない。ほぼ同時間の出来事ですから。花火大会会場から数キロ離れた所の事を。
フリーになって3ヶ月の高橋真麻アナウンサーが雨風に打ち付けられながら実況中継していた
テレビ東京の生中継現場で樹木希林が「笑うしかない」の名言を残した
これが、2013隅田川花火大会のテレビ中継現場でした。
○花火の後…
20時半に終了すると、見物客は三々五々家路に向かいます。
近所の人はそれで終わり。
露店で投売りが始まるのもいつものことだが、当然ほとんど見向きもされない。
それから、アルミニウム収集の人が大量に現れます。用済みのアルミ缶が大量に発生するため、めったに起こりえない書き入れ時となるからです。雷雨により途中で打ち切りになった2013年でも、それまでの暑さから大量の空き缶が発生したので、収集には事欠かなかった感じだ。
●タクシーの利用(2013年7月29日追記)
考えない方がいい。ただでさえ、交通規制区域内には18時から21時半まで自動車が通行禁止になってしまうので、タクシーがやってくるのはそれ以降。ついでに、普段のうん十倍、うん百倍も潜在的タクシー利用者が存在してしまうので、軽く拾おうなんて考えるだけムダ。予約すら厳しいと考えざるを得ない。それでも、交通規制区域外が遠くない両国駅界隈や白鬚橋界隈はマシな方。蔵前~浅草駅~隅田公園の一帯は、絶望的と考えていい。
○ファストフード、コンビニ
野球場のような花火見物会場前では花火終了直後をピークに、徐々に客は減るが、駅に向かう途中、駅前では終日込み合うとして差し支えない。
浅草駅前、雷門通りで確認した限りでは、ケンタッキー・フライド・チキン、スターバックスコーヒー、モスバーガーでは花火終了1時間半後でもかなりの込み合い方が店外から十分うかがえた。浅草駅前のような、ど真ん中に影響は限定できない。上野駅まで徒歩で向かう人が多数確認でき、途中のコンビニやコーヒーチェーンまで客入り増加の状況が確認できた。コンビニにトイレ行列…なんて苦笑させられる状況まであった。
ここでは浅草=上野間に限定しているが、押上=錦糸町、浅草=南千住間などでも似た状況がみられそうです。
ただし、帰宅時に大雨になってしまった場合については、確認していないので何ともできない。