最後のナショナル劇場はお店でご覧下さい
ナショナルは9月までに消える。夕刊フジの記事を見て手際のよさにビックリしてしまった。
大阪府守口市の本社や東京・港区の東京本社の看板は10/1の早朝に「松下電器」の4文字が消えるのは当然だが、炊飯器や冷蔵庫までもナショナルが消えるとは手際がよすぎる。
ナショナルのホームページ(http://national.jp/)にある、新商品・サイト更新を見たところ、7月以降に発売の商品が並んでいるが、みんなPanasonicになっていた。洗濯機も、掃除機も、アイロンも、電気カーペットも…
証券会社にある株価ボードでは10月になってもプレートに「松下電器」「松下電産」「松下」が残るのは仕方ないとしても、浅草・雷門のちょうちんの下部にある「松下電器」の4文字まではやすやすと変えられまい。
雷門のちょうちんは京都の業者が作ったものが納められているのだが、10/1の朝に「松下電器」の4文字が外れていたら感嘆してしまいそう。
浅草を舞台とするナショナル劇場「安藤奈津」よりこちらの方が面白いかもしれない。
10月ナショナルお宝化?店頭から一斉に消える見通し
http://www.zakzak.co.jp/top/200808/t2008082526_all.html
松下電器産業が10月から社名とブランド名を「パナソニック」に変更するのに伴い、全社的に綿密な在庫調整を進め、現行の「ナショナル」ブランド製品が9月いっぱいで全国の店頭から一斉に消える見通しであることが25日、分かった。長く親しまれたナショナル製品には根強いファンも多い。正規ルートでの購入が不可能となれば、一時的にネット上などで高値で取引される“お宝アイテム”になる可能性もある。
大阪市内の家電量販店。家電フロアにはナショナルブランドの冷蔵庫や洗濯機、掃除機などが所狭しと並ぶ。これらの商品は10月1日以降、ほぼすべて「パナソニック」ブランドに置き換えられる。
松下は今年1月、社名だけでなく主に白物商品のブランド名として使っていたナショナルをパナソニックに統一すると発表。当初は「10月1日以降に切り替え作業をスタートする」としていたが、その後、計画を前倒しし、9月いっぱいでナショナル製品の在庫を限りなくゼロに近づけるべく、全社的な取り組みを始めた。
松下幹部がいう。
「一部の例外を除き、10月以降は全国的にすべての商品をパナソニックに統一する。在庫が大量に残らないよう、生産から流通まであらゆる過程をチェックし、きっかり9月末でナショナル製品がゼロになるよう努力している。これほど徹底した在庫管理は過去に例がありません」
パナソニックのブランド名で出す新商品は「従来の製品とはひと味違うものになる」(大坪文雄社長)。実際、白物の新商品をみると、「光で調理する電子レンジ」など先進的なイメージのものが目立つ。
一方、80年以上も親しまれたナショナルブランドの製品は地味ながら「丈夫で長持ち」など定評があり、特に年配の消費者の支持率は圧倒的といわれる。
そこで気になるのが、ネットオークションなどを通じたナショナル製品の取引価格。ある松下関係者は、「白物の場合、中古品市場もあまり大きくなく、価格が一時的に高騰する可能性は否定できない」としつつも、「松下製品の長所はブランド名が変わっても引き継がれるわけで、古いナショナル家電が古美術品のように高値を続けることはないだろう」と話していた。
ZAKZAK 2008/08/25
大阪府守口市の本社や東京・港区の東京本社の看板は10/1の早朝に「松下電器」の4文字が消えるのは当然だが、炊飯器や冷蔵庫までもナショナルが消えるとは手際がよすぎる。
ナショナルのホームページ(http://national.jp/)にある、新商品・サイト更新を見たところ、7月以降に発売の商品が並んでいるが、みんなPanasonicになっていた。洗濯機も、掃除機も、アイロンも、電気カーペットも…
証券会社にある株価ボードでは10月になってもプレートに「松下電器」「松下電産」「松下」が残るのは仕方ないとしても、浅草・雷門のちょうちんの下部にある「松下電器」の4文字まではやすやすと変えられまい。
雷門のちょうちんは京都の業者が作ったものが納められているのだが、10/1の朝に「松下電器」の4文字が外れていたら感嘆してしまいそう。
浅草を舞台とするナショナル劇場「安藤奈津」よりこちらの方が面白いかもしれない。
10月ナショナルお宝化?店頭から一斉に消える見通し
http://www.zakzak.co.jp/top/200808/t2008082526_all.html
松下電器産業が10月から社名とブランド名を「パナソニック」に変更するのに伴い、全社的に綿密な在庫調整を進め、現行の「ナショナル」ブランド製品が9月いっぱいで全国の店頭から一斉に消える見通しであることが25日、分かった。長く親しまれたナショナル製品には根強いファンも多い。正規ルートでの購入が不可能となれば、一時的にネット上などで高値で取引される“お宝アイテム”になる可能性もある。
大阪市内の家電量販店。家電フロアにはナショナルブランドの冷蔵庫や洗濯機、掃除機などが所狭しと並ぶ。これらの商品は10月1日以降、ほぼすべて「パナソニック」ブランドに置き換えられる。
松下は今年1月、社名だけでなく主に白物商品のブランド名として使っていたナショナルをパナソニックに統一すると発表。当初は「10月1日以降に切り替え作業をスタートする」としていたが、その後、計画を前倒しし、9月いっぱいでナショナル製品の在庫を限りなくゼロに近づけるべく、全社的な取り組みを始めた。
松下幹部がいう。
「一部の例外を除き、10月以降は全国的にすべての商品をパナソニックに統一する。在庫が大量に残らないよう、生産から流通まであらゆる過程をチェックし、きっかり9月末でナショナル製品がゼロになるよう努力している。これほど徹底した在庫管理は過去に例がありません」
パナソニックのブランド名で出す新商品は「従来の製品とはひと味違うものになる」(大坪文雄社長)。実際、白物の新商品をみると、「光で調理する電子レンジ」など先進的なイメージのものが目立つ。
一方、80年以上も親しまれたナショナルブランドの製品は地味ながら「丈夫で長持ち」など定評があり、特に年配の消費者の支持率は圧倒的といわれる。
そこで気になるのが、ネットオークションなどを通じたナショナル製品の取引価格。ある松下関係者は、「白物の場合、中古品市場もあまり大きくなく、価格が一時的に高騰する可能性は否定できない」としつつも、「松下製品の長所はブランド名が変わっても引き継がれるわけで、古いナショナル家電が古美術品のように高値を続けることはないだろう」と話していた。
ZAKZAK 2008/08/25
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